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bjリーグ2015-2016 第14節 GAME1
大阪エヴェッサ vs 大分・愛媛ヒートデビルズ 試合結果
2016年1月16日（土）18:00 TipOff
＠コンパルホール
観客数：496人

大分・愛媛ヒートデビルズ 76-74 大阪エヴェッサ

1Q 大分 17-19 大阪
2Q 大分 25-18 大阪
3Q 大分 11-18 大阪
4Q 大分 11- 9 大阪
OT1 大分 12-10 大阪

ローレンス・ブラックレッジ 15Pts/7Rbd/5Ast
オルー・アシャオル 14Pts/9Rbd/1Ast
並里成 11Pts/8Rbd/4Ast
相馬卓弥 11Pts/3Rbd/3Ast
マイケル・シングルタリー 10Pts/7Rbd/1Ast

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戦評：オーバータイムに突入する接戦を勝ちきれず、手痛い敗戦

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■第1Q　17-19
　試合開始直後の大阪はファウルが重なってリズムに乗れない。大分も序盤はシュートが決まらずスローな展開だったが、中盤に大阪のターンオーバーを逃さず得点に結びつけて次々と加点。大阪は残り4分53秒でタイムアウトを取って修正を図り、それが奏功して以後は相手に得点を与えず。その間に大分ゴールを攻め立て、最大7点差を2点差に詰め寄る。

■第2Q　25-18
　第２Ｑは、大阪のシュートが精度を欠く。リングに弾かれたボールは相手に奪われ、攻撃の機会を与えてしまう。大分はこれをインサイドから得点に結びつけていく。リバウンドはこのクオーターだけで大分の16に対し、大阪は６。この差が得点差にもつながり、前半を終えて42-37と大阪は５点のビハインドを背負う。

■第3Q　11-18
　後半立ち上がりに大分が３Ｐ、２Ｐを成功させ、得点差はこの試合で最大の10に。しかし大阪はここから守備の強度を高め、残り８分35秒から５分以上にわたって相手の攻撃を封じる。その間にじわじわと詰め寄り、残り３分53秒の相馬の３Ｐでついに逆転。ここから得点差を広げたい大阪だったが、大分も食い下がる。53-55と大阪の２点リードで第４Ｑへ。

■第4Q　11- 9
　試合は最終盤で１ゴールを巡る攻防戦。ともに守備への意識を強めるゆえに、両者ともシュートの成功率が低くなり、抜け出すことができない。残り２分32秒で大分が３Ｐを沈めて同点に追いつくと、大阪は１分46秒でアシャオルが２Ｐを決めて勝ち越し。しかし24秒で追いつかれ、ここですかさずタイムアウト。最後の攻撃はファウルを上手く使った相手に封じられ、64-64の同点でオーバータイムに突入する。

■OT1　12-10
　試合は５分の延長戦へ。ここでも一進一退の攻防が繰り広げられ、勝負はどちらに転ぶかわからない。そんななかで、残り３分１秒で前クオーターから積算された大分のチームファウルが５つに。これを含め大阪はフリースローの機会を３回得るが、６投して成功はわずか１本。逆に同点の残り３秒にファウルで与えたフリースローを２本とも決められ、万事休す。手痛い一敗を喫した。

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■全体
　３Ｐ、２Ｐとも両者の成功率ほぼ互角だったが、大きく差がついたのはリバウンド。大阪の53に対して、大分は69。大阪は外したシュートのリバウンドを大分に拾われ、終始リズムをつかめなかった。フリースローの成功率がわずか25%に終わったことも、敗因のひとつだった。


■大阪:桶谷HCコメント
出だしから、ゲームプランどおりにプレーができませんでした。試合前にホワイトボードに書いたことが、まったくできなかった。相手にハッスルされれば負けると話していて、相手は最初からから40分間ハッスルし続けた。そういうところの差が出たと思います。

■大分:河合HCコメント
予定どおりにゲームを進められました。ただ、この試合から僕がHCになってバスケットの質が変わり、選手たちの体力面で第３Ｑでガス欠かなとちょっと不安はありましたが、あの難しい時間帯をなんとか乗り切ってくれました。今日の勝利は僕がなにかをしたというよりは、選手ひとりひとりが小さな役割をまっとうした結果だと思います。

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