大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

OSAKA EVESSA [9th in WESTERN CONFERENCE]
現在、ホームゲーム4連勝中の大阪エヴェッサが今節対戦するのは、現在ウェスタンカンファレンス4位の浜松・東三河フェニックス。前回、12月のアウェイでの対戦では2連敗を喫し、今回はリベンジを賭けた戦いとなる。
カートライトヘッドコーチも「ウチと同じようにテンポの速いバスケットを展開する浜松との1戦は厳しいものとなるだろう」と慎重に語る。その浜松の速攻を如何に封じるかが鍵となるが、前節・大分戦で魅せたディフェンスで試合のトーンを決める事ができれば、大阪優位で試合を進める事ができるだろう。しかし、カートライトヘッドコーチも前節の試合後のインタビューで語ったように「コンスタントに良いディフェンスができるようになってきた。しかし、まだ1試合通して良いディフェンスができているとは言えない」と課題は残る。今週の練習では集中してその精度を上げなければならない。
オフェンスではNo.20 ドウェイン・レイサンに注目したい。奇しくも、前回の浜松戦がbjリーグデビューとなったレイサンだったが、第2戦に間に合ったルーキーは、2ポイント、2アシスト、1リバウンドとほろ苦い結果となってしまった。ただ、カートライトヘッドコーチの就任後の6試合では、平均16.8ポイントと本来のオフェンス力を取り戻している。また、得意のペイントアタックから相手ディフェンダーのファウルを誘い、ファウルトラブルに追い込んでいく。フリースローはここ6試合75%の確率（シーズン平均は71.4%）で沈めており、良くなってはきているがもう少し欲を出したいところ。
もう1人、No.9 綿貫 瞬の活躍に期待したい。レイサンと同じようにペイントアタックを仕掛けるのも得意だが、アウトサイドから果敢にゴールを狙うのもこの男の魅力の1つ。ここまでシーズンを通して35.6%を記録しており、前節の大分戦でもチーム救う3Pを沈めている。
ディフェンスではNo.41 高田 秀一。今節では2mのガード、No.13 ケビン・ガロウェイとのマッチアップも予想される。浜松の攻撃の起点となる選手だけに高田の機動力を活かしたディフェンスで速攻を出させなければ、相手のオフェンスのリズムを崩す事ができる。
ホーム連勝を伸ばした、そして前回のリベンジを果たしたい大阪。前節のようにディフェンスからリズムを作り、優位に試合を展開できるかに懸かっている。

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HAMAMATSU HIGASHIMIKAWA PHOENIX [4th in WESTERN CONFERENCE]
現在ウェスタンカンファレンス4位の浜松・東三河フェニックス。前回の対戦より順位は落としたものの、現在ウェスタンカンファレンス2〜6位まで3ゲーム差と逼迫しており、今節の結果如何では再び2位に浮上できるだけに是が非でも負けるわけにはいかないだろう。ただ、ここ6試合で2勝4敗と負け越しており、特に前節京都ハンナリーズ戦では年末の琉球ゴールデンキングス戦以来の連敗を喫している。再度浮上を賭けた大阪エヴェッサ戦に勝利し、再び勢いをチームにもたらしたい。
大阪同様、アップテンポなバスケットを展開する浜松。速攻を演出するNo.1 大石 慎之介とNo.13 ケビン・ガロウェイには要注意。特にガロウェイはインサイドへのアタックやアウトサイドから自ら得点、かと思えば、ゴール下へタッチダウンパスを繰り出し味方の得点も演出する。また、リバウンドはセンターのNo.35 フクアを抑えてチームトップという万能ぶり。ディフェンスリバウンドを取って、そのまま速攻へ持ち込む、とても厄介な選手の1人である。
もう1人、No.25 仲西 翔自に注目したい。3Pでチームトップの試投数を誇り、成功率30.5%とまずまずの成績を残しており、シュートに関しても非常に思い切りが良い。だが、ここ6試合では25本中5本20%と調子を落としている。ただ、前節の2戦目では25%と少し戻しきただけに、今節での復調もありうる。また、オープンスペースへのドライブや、ベースラインへの侵入からフィールドゴールを狙ってくるなど機動力のある攻撃も得意とする。
前回の対戦同様、浜松は大阪戦の翌週に琉球ゴールデンキングスとの決戦が控えている。今回も大阪に2連勝し、いい状態で沖縄戦に臨めるか、果たして。