大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

OSAKA EVESSA [9th in WESTERN CONFERENCE]
昨シーズンと同じ顔合わせとなった開幕戦、高松ファイブアローズにまさかの2連敗を喫した大阪エヴェッサ。立て直しを図るべく、今週はアウェイ滋賀でレイクスターズと対戦。
高松との第1戦ではディフェンスでは中を意識し過ぎたため、相手の3Pを許し、またオフェンス面では新しいシステムが機能しない中でオープンショットを外すなどミスが重なってしまった。続く第2戦目も立ち上がりは良かったものの、第2クォーターでまさかの失速。24秒バイオレーションを繰り返すなどのミスにつけ込まれ、このクォーターだけで一挙16点差をつけられてしまう。しかし、綿貫、橘の両選手の活躍で一時は逆転するなど盛り返したが、惜しくも敗れてしまった。
レイクスターズとのこのシリーズでは綿貫に期待したい。前節でみせたディフェンス、オフェンス両面での活躍でヘッドコーチの信頼も勝ち得た。特にスピードを活かしたプレスでフロントコートに滋賀のガード陣で足止めし、得意のハーフコートオフェンスを封じ込みたい。その他にも今野や橘、新加入のウォークアップなどスピードのある選手が控えている。
そのスピードをオフェンスでも活かし、トランジションからファーストブレイクを量産したい。いずれにしても第2戦目でみせた全員の奮闘ぶりと勝ちへの執念で勝利を掴みたい。

SHIGA LAKESTARS [5th in WESTERN CONFERENCE]
前節をアウェイ宮崎で1勝1敗で終えた滋賀レイクスターズ。今節はホーム開幕戦でいやがおうにもその士気は高まる。
小川、藤原の両ガードが慎重にフロントコートへボールを運び、ハーフコートオフェンスを展開したい。オフェンスのキーとなるのはレイ・ニクソン、ウェイン・アーノルドのシューター陣か。トップからウィングの位置でフリーになるタイミングを見計らってロングシュートを打つニクソン、外から狙うと見せかけてドライブでインサイドに切れ込み、ロングシュートだけでなくミドルシュートも果敢に打ってくるアーノルド両シューターのシュートが決まれば、滋賀オフェンスのリズムをつくり出す。
また、ゴール下でのディオニシオ・ゴメスの得点にも気をつけたい。ニクソン、アーノルド程の派手さは無いものの、いやらしくゴール下で得点を重ねられるとボディーブローのようにじわじわ効いてくるはず。
そして、今シーズン島根からフリーエージェントで移籍してきた仲摩純平。特に終盤にその集中力を発揮し、状況に応じて3Pやドライブからのレイアップなどで勝負どころに強い。エヴェッサとしてはハーフコートオフェンスのリズムを作らせる前にプレッシャーを与え、自由にさせない事が第一条件か。