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高松が勝利し、プレイオフ進出に望みをつなぐ

■第1Q　17-16
立ち上がりから大阪が先行するも、ライオンズが好ディフェンスでガロウェイのミスを誘うなど高松が徐々に盛り返していく。中盤には米澤の3Pも決まって逆転に成功する。一進一退の攻防の中、呉屋の活躍で大阪がリードして第1Qを終える。

■第2Q　34-32（17-16）
素早く攻撃を仕掛けていく大阪がスピーディーな展開に持っていく、外からも積極的に狙っていくと、畠山のドライブも効果的に決まるなどじわじわと点差を広げ、残り5分で30-16。速い展開におされミスが出る高松だが、ソーントンが1人内外から得点を重ねて流れを変えると、速攻も決まり2点差に追い上げる。

■第3Q　59-54（25-22）
ゾーンDFを敷く大阪に対して高松は外から決めていく。パスをまわしながら隙を突いていく。大阪も外角を織り交ぜながら高松のディフェンスを崩すと、呉屋が切り込み攻撃を牽引してリードを守る。終盤にインサイドを使いながら高松の追撃が実り、5点差で最終Qへ。

■第4Q　74-76（15-22）
第3Q終盤の勢いのまま、高松がリバウンドを確保して攻撃に繋げていく。大阪もガロウェイやチョハダレヴィッチらが踏ん張るも、ライオンズを起点にドライブから内外にパスを散らす高松ペース。終盤、大阪・畠山が3Pやバスケットカウントを決めて逆転に成功する。しかし、次の攻撃で高松に抑えられてしまうと、ライオンズに逆転シュートを沈められてしまう。同点を狙ったシュートは決まらず、試合終了。
 

大阪が前半に外角や復帰した畠山のドライブが効果的に決まってリードしていたが、第2Q終盤からは高松に流れが傾く。その後も大阪が突き放せば高松が追いすがるなど一進一退の攻防。第4Qでライオンズを起点に攻撃が回り始めた高松が終盤に大阪の攻撃を防いで勝利を手にした。大阪は復帰した畠山が勝負どころで力を見せるも、残り30秒からのオフェンスで消極的となり高松に勝利を渡してしまった。高松はソーントンが26得点と活躍をみせた。

【大阪：東頭HC】 
痛い一敗。相手のほうがタフだった。しかし、畠山が帰ってきてチームとしてもやることをやってくれた。もう一歩、エネルギーが必要。

【高松：前田HC】
苦しい時間帯が長く続いたが、選手たちは我慢してよく頑張ってくれた。これまで、勝負所がチームの課題だったが、今日はしっかり勝負所で勝つことができた。明日ももう一つ取りにいきたい。