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阪奈ダービー2日目は大阪に軍配。奈良は連勝に向け懸命のプレイも実らず。

■第1Q　13-10
立ち上がりから奈良のアグレッシブなディフェンスで大阪のオフェンスを困らせる。しかし、その代償として、チームファウルが積み重なり、大阪はフリースローで得点を重ねる。一進一退の攻防の中、奈良・エイブラムズのブザービーターの3Pでリードを奪い第2Qへ。

■第2Q　27-32（14-22）
第2Q開始早々に奈良・稲垣が3Pを決め、畳み掛ける。しかし、大阪はその後すぐに3Pを立て続けに決め、逆転に成功。そこから大阪の猛攻撃が始まる。奈良もフリースローを獲得し得点のチャンスがあったが、最大限に活かしきれず、5点差のビハインドで後半へ。

■第3Q　41-49 （14-17）
第3Qの立ち上がりはリードを保つ大阪が主導権を握る。大阪・ベルの積極的なドリブルや3Pで奈良のディフェンスを切り裂く。対する奈良は、ブラウンがこのQで9得点と大暴れし大阪に必死に追いすがる。しかし、8点差と僅かに大阪がリードを広げ最後のQへ。

■第4Q 62-72 （21-23）
連勝を目指す奈良は開始早々に2エイブラムズが3Pで差を縮める。両チームとも攻守の切り替えがとても素早く、ブースターも熱狂。大阪は取られたらすぐさま得点し、一時3点差まで詰め寄られるが、フリースローをきっちり決めきり得点を積み重ねる。終わってみれば10点差をつけ、大阪が昨日の敗北を払拭する快勝。

奈良はホームでの阪奈ダービー連勝をかけたゲームだったが、大阪の意地が奈良を上回り、白熱したダービーマッチは1勝1敗のドローで終える好ゲームだった。外国籍選手の4人がしっかりとリバウンドを奪い、着実にフリースローを決めたのが勝因となった。

【大阪：東頭HC】
昨日の試合は、バスケットボールの競技そのものに対して、立ちっぱなしの状態で応援して下さったブースターさんに対しても失礼な戦いであったと思う。今日はチームが戦う姿勢をみせ、勝ちきれたことはよかった。これからは結果がすべてであるので、しっかりと勝ちを積み重ね、プレイオフ進出に向けて頑張っていきたい。

【奈良：遠山HC】
我々は昨日と異なるゲームになることを予測し、チームとして26本のフリースローをもらえたことは素晴らしいことだと思う。両チームお互いハードにファイトし非常にディフェンシブなゲームであった。ゲームを決定づけることは小さなことの積み重ねで、その積み重ねが我々よりも大阪のほうが上回っていたといえるゲームであった。悔しい敗戦だが、選手達は引き続き向上心にあふれている状態なので、がんばっていきたいと思っている。次節は大分でタフなスケジュールとなるがチーム一丸となって戦っていきたい。