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″阪奈ダービー″と銘打ってのこの一戦は開幕戦以来の対戦となる。関西勢の、互いのプライドを懸けた一戦が今回は繰り広げられることであろう。

大阪は前節、上位の浜松に連勝して奈良戦を迎えることとなる。これまで1勝1敗のペースが続いていたが、格上浜松を連勝で終えられたことは調子が上向きとなっていることであろう 。プレーオフ圏内は現在も混戦が続いている為、浜松戦からの勢いを更に加速させていきたい。
持ち前のオフェンス、改善の兆しが見えるディフェンス共に機能させて阪奈ダービーを勝利したい。

一方奈良は現在9位ではあるが、滋賀相手に100点ゲーム、首位沖縄相手に接戦を繰り広げるなど後半戦に力を見せている試合が多い。 阪奈ダービーをホームで迎える奈良としては、滋賀戦、沖縄戦で見せられた良い試合運びを見せたいところである。

今節は仲村 直人、鈴木 達也の日本人対決に注目したい。
大阪の仲村 直人は3/9大分戦以降調子を上げており3Pが63.6％（14/22）、フリースローが90％（9/10）と高い精度でチームの勝利に貢献している。 マークが厳しくなることは想定されるが、アウトサイドからのプレーで大阪に勢いをつけてほしい。
一方奈良の鈴木 達也はチーム一の出場時間を誇り、フル出場する豊富な運動量、得点・アシストの両面で引っ張っている。特に滋賀戦ではフル出場、26点の大活躍でもあるので大阪にとっては怖い存在である。

また、ケビン・ガロウェイとジョー・チャップマンの外国人ガード対決の勝負も忘れてはいけない。
大阪のケビン・ガロウェイは浜松戦ではGMAE1をトリプルダブル、GAME2をダブルダブルとチームの攻守両面で引っ張っている。インサイドに切り込むスピードは彼の武器でもあるので、インサイドを制圧するか見物である。
奈良のジョー・チャップマンはチームのスコアラーとして攻撃を牽引している。滋賀戦、沖縄戦も高い精度と得点力を発揮しており、この大阪戦も同様の活躍を見せてくることであろう。

大阪としてチームディフェンスとボールのシェアで奈良を揺さぶることが出来るのか、奈良がホームで大阪を打ち破るのか、双方のプライドがぶつかり合う″阪奈ダービー″、シーズンの終盤を迎えるこの一戦に注目いただきたい。