大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

OSAKA EVESSA [9th in WESTERN CONFERENCE]
前節、ホームで浜松・東三河フェニックスと対戦、カートライトヘッドコーチ就任以降ホーム負け無しの大阪エヴェッサだったが、両試合とも終盤に失速、まさかの連敗を喫してしまった。
その悔しさを払拭すべく、今節対戦するのは京都ハンナリーズ。前回の対戦では、エヴェッサのホームゲームで2連敗を記録しているだけに今節も侮れない。そして、プレイオフ進出のためにも、京都が進出ラインであり、超えなければならない相手である。
今節の注目選手は、No.15 ベルとNo.1 リッカートだ。現在、リバウンド部門でリーグ4位と5位のこの2人だが、京都にもNo.41 クザンとNo.42 ポマーレがおり、ゴール下の制空権争いが重要になる。前節の反省点、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを作り出すことも大事だが、デフェンスにおいてもリバウンドからNo.7 今野、No.9 綿貫らへの速攻の量産にも期待したい。
もう1人、前節からポイントガードを任されたNo.13 橋本にも注目したい。カートライトヘッドコーチからもポイントガードこそが彼の天職だとお墨付きをもらい、プレイタイムこそ1試合目は11分、2試合目も13分と短いものの特に2試合目は積極的に攻撃参加し、決まらなかったものの3P2本、2Pも2本、そして、ペイントアタックによるファウルで得たフリースローを2本ともキッチリ決め（1試合目は2P2本だけ）と成長の跡が垣間見える。No.4 小淵の怪我による離脱で苦しくなったエヴェッサだが、その分プレイタイムを得た橋本がポイントガードとしてその才能を開花できるか。
ディフェンス面では前節まで同様、集中力を切らさず、堅いディフェンスを展開し、ディフェンスからオフェンスのリズムを作っていく事が重要。
プレイオフ進出のため、もう負けられないエヴェッサ。宿敵・京都が目下プレイオフ進出の目標となるだけに、是が非でも勝利を奪いたい。

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KYOTO HANNARYZ [6th in WESTERN CONFERENCE]
現在6位でプレイオフ圏内にいる京都ハンナリーズだが、1月の琉球ゴールデンキングス戦でNo.0 瀬戸山が負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。それでも、アウェイでライジング福岡と島根スサノオマジックから1勝づつ、そしてアウェイ浜松・東三河フェニックス戦では2連勝を飾るなど好調を保っている。
今節の注目選手はNo.8 村上。瀬戸山の穴を埋めるため、ここ8試合先発を任されてからプレイタイムが増えると共に、得点は平均6.875ポイント（先発前は平均3.16ポイント）、アシストは平均2.75本（同平均1.8本）と増え得点に絡む活躍をみせている。また、スティールも平均2.125本（同平均0.64本）と増え、ディフェンスにおいても攻めの姿勢がみてとれる。No.9 綿貫とのマッチアップが予想され、2人ともスピードがあるだけにハイスピードの攻防戦は見応え十分。試合の主導権を握るためにも互いに譲れない。
そしてもう1人、元エヴェッサNo.12 パルマー。幾度となくエヴェッサを救ってきた彼の3Pは、敵となれば脅威以外のなにものでもない。そして、嫌なタイミングで決めてくる勝負強さもパルマーの持ち味。ここ8試合でも3P成功率48%（シーズン平均は39.2%）を誇るだけに最大限の注意が必要。また、チーム3位のフリースロー試投数99本はペイントアタックの証拠であり、その成功率91.9%はチームでも群を抜き、外からだけでなく、中でも仕事ができるオールマイティーな攻撃能力を持ち合わせている。予想マッチアップは、No.45 ウォークアップ。経験抱負なパルマーと脅威の身体能力もつウォークアップ 、経験が勝つか若さが勝つかこれもまた見どころのひとつである。
3週間ぶりのホームゲームとなる京都。地元ブースターに1月以来のホーム2連勝を披露できるか。