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bjリーグ2011-2012シーズン オフィシャルゲームズ 第24節GAME1 
富山グラウジーズ vs. 大阪エヴェッサ 試合結果速報

2012年4月14日（土）18:00 Tip Off
@氷見市ふれあいスポーツセンター
観戦者数 1,309人

富山グラウジーズ 81-85 大阪エヴェッサ

1Q 富山 26-20 大阪
2Q 富山 15-21 大阪
3Q 富山 16-18 大阪
4Q 富山 24-26 大阪

[PLAYER STATS TOP5] 
青木 康平 - 22ポイント、3アシスト、1リバウンド
マイク・ベル - 19ポイント、3アシスト、13リバウンド
ボビー・セントプルー - 15ポイント、2アシスト、3リバウンド
ウェイン・マーシャル - 9ポイント、6リバウンド
今野 翔太 - 7ポイント、1アシスト

※詳細はコチラ

＜戦評＞

大阪がシーソーゲームを制す

第1Q [26-20]
ゾーンDFの大阪に対し、城宝の2本の3Pなどで8-0と富山がリードを奪う。大阪はDFをマンツーに変えるも更に水戸の3Pも決まり富山ペースが続く。大阪は富山の激しいDFに苦しみながらも、ベルのダンクなど早い展開で活路を見い出し追い上げる。富山もブラウンの速攻で対抗しリードを守る。

第2Q [41-41 (15-21)]
第2Q開始、ターナーのダンクの失敗などで第1Qの流れをうまく持ち込めない富山に対し、大阪は竹田の3Pなどで徐々に追い上げる。しかし、富山・城宝が3Pを決めると流れが変わり、ブラウンもスティールからダンクを決め再び富山がリードを広げていくと、残り3分半、水戸が決め2桁差に。流れを変えたい大阪は、ここからDFを変化させ富山のミスを誘うと、ベルのアリウープなどで追い上げ、残り5秒、セントプルーのフリースローで追いつき前半を終える。

第3Q [57-59 (16-18)]
両チームともに激しいDFを見せるも、富山・城宝、大阪・青木の両日本人エースが活躍。大阪は残り3分、セントプルーが3Pを決め6点差とし、富山がタイムアウト。タイムアウト後、富山のDFが効き始め大阪の得点が止まる。残り2分半には、ハーパーがOFリバウンドから決め、53-52と逆転に成功する。目まぐるしくリードが変わり、最後はベルがフリースローを沈め、大阪リードで最終Qへ。

第4Q [81-85 (24-26)]
大阪が徐々にリードを広げていくも、富山も城宝のこの日5本目の3Pで追い上げ、競った展開が続く。残り3分を切ってターンオーバーが続いた富山に対し、大阪はセントプルーの3Pなどで、残り1分半で72-78とリード。タイムアウトをとった富山はハーパーや城宝の3Pで粘りを見せる。残り10秒、3点差でフリースロー3投を得た富山・城宝であったが、3投中2投を落としてしまい万事休す。大阪が逃げ切った。

＜総評＞

アウトサイドを決め主導権を握った富山であったが、徐々にDFの変化で追い上げた大阪が前半で追いつくと、後半は両チーム譲らない展開に。試合巧者の大阪に対し、富山も追いつくチャンスがあったが、城宝がフリースローを決め切れず惜敗。長野の敗戦でプレイオフは決まったものの、勝って決定とはならなかった。

【富山下地HCコメント】
第2Qのファーストブレイク、あそこで15点、20点離してないといけない。アウェイの方がシンプルに丁寧にプレーしている。ホームだと魅せる意識が強すぎるのかもしれない。大阪はリーグ1ミスの少ないチーム。うちは、やっぱりミスが敗因になってしまう。何度も言い続けてる勝負所のミスが今日の結果に繋がった。でもそれも全て自分の責任。点と点にならないよう明日はシンプルにやる。

【大阪ブラックウェルHCコメント】
試合を通して激しくよく戦った。第2Q、10点ひらいたがよく戻ってこれた。第3Q、第4Qの激しい戦いは見応えがあった。マーシャルの復帰は存在感をチームメイトに感じさせ心強かった。城宝、ハーパー両選手は良くあたってたし、スカウティングより雰囲気が違うので明日は守り方を考えて対応したい。