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bjリーグ2011-2012シーズン オフィシャルゲームズ 第19節GAME1 
岩手ビッグブルズ vs. 大阪エヴェッサ 試合結果速報

2012年3月10日（土）18:00 Tip Off
@北上総合体育館
観戦者数 1,034人

岩手ビッグブルズ 74-84 大阪エヴェッサ

1Q 岩手 16-20 大阪
2Q 岩手 16-15 大阪
3Q 岩手 15-19 大阪
4Q 岩手 27-30 大阪

[PLAYER STATS TOP5] 
マイク・ベル - 19ポイント、6リバウンド
ボビー・セントブルー - 18ポイント、1アシスト、11リバウンド
ウェイン・マーシャル - 12ポイント、1アシスト、2リバウンド
小淵 雅 - 10ポイント、5アシスト、3リバウンド
リン・ワシントン - 10ポイント、2アシスト、6リバウンド

※詳細はコチラ

＜戦評＞

粘るビッグブルズを後半引き放して勝利！

第1Q [16-20]
序盤は互いにシュートがリングに嫌われ、スコアレスの展開。エヴェッサがセントプルーの2Pで先制するも、すぐさまビッグブルズもケネディの3Pで反撃。中盤以降はベルが攻守に奮闘して徐々に流れを引き寄せる。しかし、ビッグブルズもクライバーが3Pにダンクにと連続スコアして喰らいつく。ワシントンがブザービーターを決めてエヴェッサ4点リードで第1Q終了。

第2Q [32-35 (16-15)]
ビッグブルズはオフェンスリバウンドで踏ん張るもシュートが決まらない。一方のエヴェッサはベルがアリウープを決めて抜け出すかに思われたが、ビッグブルズもクライバーと野上の連続3Pで反撃。澤口のファウルトラブルで苦しい展開に追い込まれるものの、ケネディのスティールからのダンクを契機に寒竹・野上が連続得点し逆転に成功する。しかし、エヴェッサが再度逆転して後半へ。

第3Q [47-54 (15-19)]
前半とは異なり、立ち上がりからスコアが動く。エヴェッサはベル、マーシャルの得点、アウトサイドではセントプルー、青木の連続3Pと高確率、且つ、多彩なオフェンスを見せて残り5分1秒で39-49とリードを2桁点差に広げる。ビッグブルズもタイムアウトで劣勢の打開を図り、クライバーとケネディを中心にスコアして喰らいつくが、ファウルが重なり、エヴェッサにフリースローを献上。

第4Q [74-84 (27-30)]
2桁点差を巡る攻防が続くが、ビッグブルズがフロントコートからの積極的なディフェンスを仕掛けて勝負をかける。しかし、エヴェッサは冷静にボールを繋ぎセントプルーの連続3Pなどで着実に点差を広げていく。終盤、ビッグブルズはクライバー、ボイキンを中心に速攻を仕掛けて反撃をするも点差は縮まらず、試合の大勢は決し、エヴェッサが勝利を飾った。

＜総評＞

エヴェッサがビッグブルズの粘りに手こずるも後半突き放して勝利を収めた。エヴェッサはベルが19得点とオフェンスを牽引、セントプルーもダブルダブルを記録、勝負所での連続3Pなど勝利に大きく貢献した。またディフェンスでも無駄なファウルを犯さずにビッグブルズのオフェンスを抑え込んだ。一方、ビッグブルズは第2Qで一時はリードを奪うもゲーム全体を通じて流れを引き寄せることができず、エヴェッサの巧みな試合運びの前に屈した。

【大阪ブラックウェルHCコメント】
調子が上がってきているチーム同士の対戦ということもあり、非常にいい試合だった。先々週は沖縄相手に接戦、先週も宮崎に勝利したビッグブルズを相手にプレッシャーをかけボールコントロールができた。セントプルーが大当たりと言ってもいいくらいの活躍だったものの、試合の終わり方は今ひとつだったが、勝利に結びつけることができたよいゲームだった。

【岩手冨山HC代行コメント】
この1週間、選手皆がハードな練習ができたので気持ちが入りすぎてしまった。10点リードされた時など、いつもはもっと冷静にできた場面でも空回りしてしまい、自分のそんな部分が選手たちに伝わってしまったのではと思う。後半はゾーンDFを引っ張りすぎたところがあり、プレイが流れてしまった。明日はとても大事な特別な試合なので、40分間全力で戦いたい。