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bjリーグ2011-2012シーズン オフィシャルゲームズ 第19節GAME2 
岩手ビッグブルズ vs. 大阪エヴェッサ 試合結果速報

2012年3月11日（日）15:00 Tip Off
@北上総合体育館
観戦者数 1,475人

岩手ビッグブルズ 65-63 大阪エヴェッサ

1Q 岩手 13-16 大阪
2Q 岩手 14-17 大阪
3Q 岩手 20-15 大阪
4Q 岩手 18-15 大阪

[PLAYER STATS TOP5] 
ウェイン・マーシャル - 12ポイント、1アシスト、12リバウンド
小淵 雅 - 11ポイント、3アシスト、2リバウンド
青木 康平 - 9ポイント、3リバウンド
今野 翔太 - 9ポイント、1リバウンド
リン・ワシントン - 8ポイント、3アシスト、6リバウンド

※詳細はコチラ

＜戦評＞

エヴェッサ、アウェイで痛い1敗を喫す

第1Q [13-16]
序盤はゆっくりとした立ち上がり。ビッグブルズはケネディが1on1で攻め入るも思うようにいい形が作れない。一方のエヴェッサはマーシャルの高さを軸に、青木、小淵らが果敢にゴールにアタックしリードする。ビッグブルズは5分を切ってから寒竹を投入すると、その寒竹が3Pを決め、さらにクライバーも3Pで続き追い上げる。

第2Q [27-33 (14-17)]
ビッグブルズはボイキンのローポストを中心に攻め転じ、エヴェッサはビッグブルズディフェンスに苦しむもワシントンが3Pをしっかりと決める。しかし、ビッグブルズ・クライバーも2本目の3Pで返すなど激しい展開に。ビッグブルズは人とボールをよく動かしエヴェッサディフェンスを崩す。エヴェッサも負けじと小淵のゲームメイクで7点差に広げる。

第3Q [47-48 (20-15)]
ケネディの連続3Pでビッグブルズがまず流れを掴む。ディフェンスではオールコートでプレッシャーをかけエヴェッサのリズムを崩す。エヴェッサはベルの1on1がでファウルを得るもフリースローが入らない。マーシャルがオフェンスリバウンドから返していき、その後は両チーム譲らず、一進一退の攻防が続く。

第4Q [65-63 (18-15)]
ビッグブルズの組織的なゾーンDFが効き、エヴェッサは思うような展開を作れない。しかし、ファウルが嵩み開始4分で早くもチームファウルが5つと苦しい展開。ホームの大歓声を受けたビッグブルズが、クライバーの連続得点などリズムを掴み、追いつ追われつの接戦に。残り6秒、ケネディのフリースローでビッグブルズが2点リード。その後、エヴェッサが2度追いつくチャンスが得るもフリースローを決めきれず、惜しくも敗れた。

＜総評＞

お互いに固いディフェンスで相手に思うようにシュートを打たせず、外も思うように決まらないロースコアの展開。最初から最後まで気の抜けない見ごたえのある試合となった。ホームの大歓声を受けたビッグブルズが終盤に一歩抜け出すと、最後もブースターの力でエヴェッサのフリースローが外れ、エヴェッサにとっては痛い敗戦となった。

【岩手冨山HC代行コメント】
岩手の皆さん、東北の皆さん、全国の皆さんが応援してくださり、その大声援に後押しされての勝利だと思う。今日が特別な日ということで、今週は選手が今まで以上に本当に一生懸命に練習してくれた結果。対戦相手がチャンピオン経験のある大阪ということもあり、その特別な日に素晴らしいチームに挑まなければならないというプレッシャーのある中、本当によく頑張ってくれた。被災地の皆さんに元気を届けようと大声援を送ってくださった会場のブースターの皆さんと一緒に勝ち取った大きな1勝。

【大阪ブラックウェルHCコメント】
非常にハードな試合で、その中で負けてしまったが、フリースローを15本ミスしターンオーバーが14本では、そのような結果になってしまう。今日の試合後に岩手の選手、スタッフ、ブースターの皆さんが涙を流しているのを見て、今日の試合の持つ意味を強く感じ、岩手の皆さんにとって、とても大きな1勝だと思った。岩手の皆さんに、おめでとうと言いたい。