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bjリーグ2011-2012シーズン オフィシャルゲームズ 第10節GAME1 
大阪エヴェッサ vs. 仙台89ERS 試合結果速報

2011年12月24日（土）18:00 Tip Off
@住吉スポーツセンター
観戦者数 2,055人

大阪エヴェッサ 60-59 仙台89ERS

1Q 大阪 14-7 仙台
2Q 大阪 16-22 仙台
3Q 大阪 14-13 仙台
4Q 大阪 16-17 仙台

[PLAYER STATS TOP5] 
ウェイン・マーシャル - 15ポイント、1アシスト、8リバウンド
青木 康平 - 11ポイント、3アシスト、3リバウンド
ラベル・ペイン - 11ポイント、1アシスト、3リバウンド
竹田 智史 - 10ポイント、4リバウンド
ケビン・タイナー - 8ポイント、2アシスト、6リバウンド

※詳細はコチラ

＜戦評＞

大阪が1点差の激戦を制す

第1Q [14-7]
両チーム共にゾーンDFでスタート。仙台は大阪の粘り強い守りに手を焼き、開始から6分もの間得点を奪えない。対する大阪も中々シュートが決まらず波に乗ることができないが、青木の3Pなどでじわりじわりとリードを広げる。終盤、仙台は薦田の連続シュートで追い上げるも、大阪の7点リードで第2Qへ。

第2Q [30-29 (16-22)]
仙台は日下のシュートを皮切りにトランジションの速い展開に持ち込む。大阪も、青木がクラッチシュート、アシストで真っ向勝負を挑む。中盤以降、大阪が常にリードを奪うものの、仙台も食らい付き白熱の攻防が続く。終了間際に仙台はデュークスがロング3Pを沈め1点差で試合を折り返す。

第3Q [44-42 (14-13)]
仙台・シングルトンがゴール下でダンクを決めれば、大阪・マーシャルがゴール下で奮闘。さらに大阪はタイナーを下げ、ペインを投入するなどインサイド勝負に打って出る。しかしながら、両チームともに速攻からのシュートを決め切れず、流れを引き寄せられない。結局大阪が2点リードで勝負は最終Qへ。

第4Q [60-59 (16-17)]
仙台はフィッツジェラルドが3Pで反撃の狼煙を上げると、連続でシュートを決め、初めてリードを奪う。対して大阪はタイナーを戻し巻き返しを図る。その後、試合終盤まで正に一進一退の攻防を繰り広げる。そして残り18秒、仙台は1点ビハインドでタイムアウト。フィッツジェラルドが逆転を狙った最後のシュートを放つも、大阪はブラックレッジが渾身のブロックで制しタイムアップ。辛くも大阪が逃げ切った。

＜総評＞

第1Q、仙台は大阪の2-3ゾーンDFを攻めあぐね、3度のショットクロックバイオレーションを犯し得点が伸びない間に、大阪がリードを奪う。第2Q、仙台はリバウンドからの速攻で点差を詰める。その後試合終盤までインサイドでの攻防を中心に、手に汗握る僅差の展開が続く。最後は大阪・ブラックレッジのブロックで1点差を守り切った。仙台は、志村が果敢にインサイドに飛び込むなど、リバウンド数では大阪を上回ったが、シュート率の悪さが勝負の分かれ目となった。

【大阪ブラックウェルHCコメント】
勝利した事はいい結果だった。ディフェンスでは第1Qが7点といいスタートだったが、第2Qの22失点は大きかった。しかし、ゲームを通って59点は良かったと思う。また、25本もオフェンスリバウンドを取られたのが今後の課題だった。

【仙台ピアスHCコメント】
今週大阪戦に向けて準備してきた事がオフェンス、ディフェンス共によくできた。クロスゲームの中最後の一本が決まらなかったのが残念だった。大阪の青木、タイナーがビックショットを決め、試合を決めるプレイをした事を仙台の選手に試合後話をした。薦田が昨年大阪に一時在籍し、今日大阪に戻っていいプレイした事は良かった。