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GAME PREVIEW

Story by T.MORIYAMA - EVESSA COLLEGE -

OITA HEAT DEVILS vs OSAKA EVESSA
大阪エヴェッサ 9勝1敗 ｜ 大分ヒートデビルズ 3勝7敗
現在、3勝7敗でウエスタンカンファレンス７位の大分ヒートデビルズ。 初年度から大分を引っ張って来た鈴木選手が現役を引退し、HCに就任した今シーズン。 序盤から接戦が多くタフなゲームが続き、中々勝利に結びついておらず苦しいチーム状況である。

そんな中、オフシーズンの補強で日本人屈指のポイントガードNo.2 澤岻選手と、優勝経験のあるNo.14 ホワイト選手を獲得。 この新メンバーに加え、大阪で3連覇を経験しているNo.33 マットロティック選手や得点力に定評のあるNo.1三友選手など、今シーズンの大分はオフェンシブなチームとなっている。

スタッツから大分の特徴をみてみると、現在得点ランキング1位のNo.14 ホワイト選手は１試合平均23.3点でオフェンスの中心となっているのが見て取れる。 そのオフェンスを組み立てているのが、アシストランキング5位（平均5.1本）のNo.2 澤岻選手と、No.33 ロティック選手。 この2人のガードが上手く機能すれば大分のオフェンスは波に乗るだろう。

上記以外にも、2名気になる選手がいる。 1人は、オフェンスリバウンドを１試合平均3.5本を記録しているNo.34 カミングス選手。オフェンスリバウンドを許してしまうと、相手にセカンドチャンスを与えてしまう事になるので、きちんとボックスアウトをして彼にオフェンスリバウンドを取られないように抑えたい。もう1人は、フリースローランキング3位（88.2％）のNo.1 三友選手。 リングに対してアグレッシブに攻めてくるので、ファールで止めてしまいフリースローを与えてしまう。そのフリースローを高い成功率で決めてくるので、如何にファールをせず、タフショットを打たせるようにディフェンスをするかで試合の流れは変わる。

先にも述べたように、今年の大分はオフェンシブなチームであると同時に、勢いに乗せたらかなり厄介なチームである。

OITA HEAT DEVILS Players Stats 
得点ランキング1位（23.3点） ｜ No.14 ホワイト
アシストランキング5位（5.1本） ｜ No.2 澤岻
オフェンスリバウンド（3.5本） ｜ No.34 カミングス
フリースロー成功率3位（88.2％） ｜ No.1 三友