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【ゲームプレビュー】12/1、2 vs. 千葉ジェッツ

GAME PREVIEW

Story by T.Moriyama & K.Hirose

Team Scope :

OSAKA EVESSA [ 11-3 - 1st. on WESTERN CONFERENCE ]

11月28日(土)29日(日)、守口市民体育館で行なわれた宮崎シャイニングサンズとの一戦は残念ながら、2連敗と言う形で終えた我らが大阪エヴェッサ。
昨シーズン同時期は10勝4敗だった事を考えると、昨シーズンと比べても遜色の無い成績を残していると言えよう。
ただ、キャプテンNo.44 リン・ワシントンの負傷は、今年度の残り試合の展開を考える上で懸念材料とも考えられる。 全治約1ヶ月と診断されたが、一日も早い復活が望まれる。
そんな、キャプテン不在のチームが今節対戦するのが今年度よりbjリーグに参戦しているEASTERN CONFERENCE 4位の千葉ジェッツ。新規参入と思えぬ戦いぶりで一時は2位の座に位置していた程の実力。
今節のみならず、今後の試合では誰かがリン・ワシントンの穴埋めをするべく、ステップアップする必要がある中で、今節の注目選手がNo.3 ラベル・ペイン。
リン・ワシントンの負傷と言う形で巡って来たスターターとしての出場に人一倍闘志を燃やしているはず。前節でも第2クォーターだけで6ポイント、4リバウンドの活躍をしたことを考えるとやっとbjリーグの水に馴染んできたのではないだろうか。彼の活躍無くしては勝利はありえないと言っても過言では無いだろう。
また、リン・ワシントンの次にチーム在籍年数の長い大阪エヴェッサ生え抜きのNo.7 今野翔太もキャプテンという精神的支柱を失った今、「自分が…」と胸に期すものがあるだろう。

11/30現在

EVESSA STATS JETS
77.2 PPG 74.0
68.8 PAPG 77.2
41.9% FG 36.3%
46.2% 2PT 41.1%
31.2% 3PT 28.1%
75.3% FT 59.2%
14.1 OR 22.6
32.6 DR 29.9
46.7 TR 52.5
14.8 AST 11.1
5.5 STL 8.6
6.0 BLK 1.7
12.0 TO 14.9
16.6 PF 21.5

PPG:平均得点 PAPG:平均失点 FG:フィールドゴール率 2PT:2ポイントシュート率 3PT:3ポイントシュート率 FT:フリースロー率 OR:オフェンスリバウンド DR:ディフェンスリバウンド TR:トータルリバウンド AST:アシスト STL:スティール BLK:ブロックショット TO:ターンオーバー PF:パーソナルファール


CHIBA JETS [ 8-6 - 4th. on EASTERN CONFERENCE ]

今シーズンよりbjリーグ新規参入となった千葉ジェッツ。 過去、幾つものチームが参入1年目は苦しいシーズンを強いられているのに対し、シーズン約4分の1を消化した現在までイースタンカンファレンス4位につけており、好スタートを切っている。
オーバーカンファレンスの対戦となる今節の相手は、西の雄大阪エヴェッサ。 千葉としてはホームで連勝し中盤戦に臨みたいところか。
注目選手を見てみよう。 先ずは、10月度月間MVPを獲得したNo.11 モーリス・ハーグロー。千葉の中心選手であり、1試合平均21.1得点はリーグ5位の成績。また、3Pシュートも38、4%と高確率で決めてくるので、一度のせると怖い存在である。
もう一人、千葉の中心選手がNo.44 ジャメル・スタテン。1試合平均17.5得点を記録しているのもさることながら、注目すべき点はスティールを1試合平均2.9本、リバウンドを平均10.2本記録していること。この点から、DFでも仕事の出来る攻守の揃った選手であることが推測できる。
日本人選手では、JBL経験もあるNo.7 板倉令奈、No.31石田剛規、昨シーズン東京アパッチでブレイクしたNo.9 田中健介に注意したい。前述の外国人選手に加え、これら日本人選手の得点が増えてくると、大阪にとっては非常に苦しいゲーム展開になるだろう。
千葉は前節のアウェイ富山戦を1勝1敗で乗り切ったのに対し、大阪はホームで2連敗を喫し更にアウェイでの戦いとなる。平日開催とあって、前節から中3日でのゲームで、千葉はインサイドの要、No.3 ジョージ・リーチを怪我で欠き、そしてエースNo.44 リン・ワシントンを怪我で欠く大阪。と似たような条件が揃う今節のゲーム。 bjリーグを代表するチームに対し、新規参入の勢いがどこまで通じるか。


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