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第1Q [19-13]
島根は素早いパスワークからオフェンスを組み立てるも、大事なところで乱れてしまい、いまいち乗り切れない。一方の大阪はワシントン、マーシャルの1on1から得点していき序盤のペースを握る。残り4分20秒からの仲摩の速攻から島根に流れが傾き始める。さらに大阪のディフェンスが緩んだ隙を突き、仲摩の3Pに山本のジャンプシュートで一気に5点差に。大阪は大黒柱・ワシントンのシュートが入らずリズムに乗り切れない。

第2Q [33-31 (14-18)]
第2Qに入っても島根ペースは変わらず、パーカーの技ありーシュートに、フリーになった薮内が決め、10点差に。しかし、直後に大阪・田村が3Pを決め、ホームの島根ブースターを黙らせると、竹田がバスケットカウントを決め、島根の流れを遮断する。その後はどちらも流れをつかめないまま試合は後半戦へ。

第3Q [43-52 (10-21)]
後半は前半以上にロースコアでゆっくりした展開となる。ハーフコートオフェンスでは、シュートまで持っていくも、インサイドのディフェンスが固く、なかなか両チーム得点できない。大阪はワシントン、島根はゴルソン、パーカーの1on1を中心にオフェンスを展開していく。終盤に、大阪がスピーディーな攻撃で島根のファウルを誘い、フリースローからリードを広げる。

第4Q [63-70 (20-18)]
運命の第4Q、序盤こそリズム良く得点を重ねる両チームであったが、島根はターンオーバーとファウルで相手に得点チャンスを与えてしまう。大阪がフリースローをしっかり決め、じわじわと離していく。終盤に、ウィリアムスの3Pから息を吹き返した島根は続けて連続得点に成功し、一桁差まで持っていく。しかし追撃はここまで、大阪が逃げ切った。

＜総評＞

前半は島根が流れるようなパスワークとドライブを組み合わせ、フリーを作って得点していき、ペースを握っていった。後半に入ると大阪がハーフコートバスケットに持っていき、ワシントンを中心とした1on1から島根のファウルを誘いフリースローより得点していった。ワシントンが24得点の活躍でチームを牽引した。

【大阪ブラックウェルHCコメント】
2試合を通していいゲームだった。前半を終えて33-31とロースコアの中、後半はオフェンスに全精力を費やし、エネルギーを注力した結果、勝利につながった。またパーカーをワシントンを中心にローテーションで守って、体でぶつかりフィジカルで抑え込んだ。試合を通じて13点に抑えたことが大きい。

【島根パブリセビッチHCコメント】
まずは大阪チームの2連勝におめでとうと言いたい。我々は4、5分間集中力が途切れる時間があり、ここで試合が決まってしまった。仲摩純はまだ1試合を通じて集中力が続いていない。何が起きても揺れることなく、今後の試合を全力で戦っていきたい。