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【試合結果速報】5/8(日)bjリーグ2010-2011シーズン ウェスタンカンファレンス セミファイナル GAME2 vs. ライジング福岡
bjリーグ2010-2011シーズン プレイオフ
ウェスタンカンファレンス セミファイナル GAME2
大阪エヴェッサ vs. ライジング福岡 試合結果速報
2011年5月8日(日)13:00 Tip Off
@ 住吉スポーツセンター
観戦者数 2,097人
大阪エヴェッサ 85-74 ライジング福岡
1Q 大阪 17-14 福岡
2Q 大阪 18-15 福岡
3Q 大阪 21-14 福岡
4Q 大阪 29-31 福岡
[PLAYER STATS TOP5]
リン・ワシントン - 27ポイント、8リバウンド
ウィリアム・ナイト - 18ポイント、3アシスト、9リバウンド
ケニー・サターフィールド - 13ポイント、2アシスト、1リバウンド
勝久マイケル - 8ポイント、1アシスト、3リバウンド
ツェン・ウェンティン - 7ポイント、3アシスト、6リバウンド
※詳細はコチラ
<戦評>
第1Q [17-14]福岡は竹野のスティールからファーストブレイクのレイアップが落ちるもののパーカーが空かさずリバウンドでフォローし先制するが、次の攻撃で大阪はナイトのドライブからレイアップを決め得点を返す。福岡は開始7分間で4得点と苦しむ中、大阪はウエンティンがペイントでパスを受けファウルを受けながらもバスケットカウントで決めると、ワシントンがドライブからファウルを誘いフリースローから得点を決めて大阪がリードする。福岡はマーリーの3P、パーカーのポストプレイが決まるが、大阪はナイトのドライブ、ワシントンのドライブからファウルを誘いフリースローを決め大阪がリードを保ち終える。
福岡はパーカーがドライブからファウルを誘いフリースローから得点すると、続けてスティールから仲西がファーストブレイクをバスケットカウントで決める、とどめに竹野の3Pが決まり開始3分間で11得点するとあっさり大阪を逆転する。福岡の総攻撃を受け劣性の大阪は、ウエンティンのワンエンドワンスローを皮切りに、勝又のジャンプショットが決まると、勝久がファーストブレイクをバスケットカウントで決め3分間で11得点すると福岡の逆転に成功した。追う福岡は仲西のジャンプショットが決まるが、大阪ウエンティンがファーストブレイクをダンクで叩き込み大阪がリードのまま終える。
第3Q [56-43 (21-14)]
後半開始福岡はプレスで大阪を追いたてるが、ワシントンがダンクを叩き込み先制すると、福岡はマーリーが3P、ジャンプショットと連続で外郭から攻撃に成功し追い上げる。大阪はナイトがリバウンドからファーストブレイクを決め流れを掴むと、ワシントンがドライブからレイアップを決め、マーシャルのダンクが飛び出すなど大阪が福岡との得点差を二桁にする。福岡はクウソーがオフェンスリバウンドから攻撃に成功すると、続けて竹野がジャンプショット、3Pを決めるが、大阪はワシントンの3P、続けてワシントン、マーシャルが3連続ペイントアタックからフリースローを決めリードを広げ最終Qに入る。
第4Q [85-74 (29-31)]
福岡はパーカーの3Pで先制すると、パーカーがファーストブレイク、コルデイロがドライブからレイアップを決め大阪を追い上げる。ここまで声を潜めていた福岡は雄叫びを上げるかのごとく、パーカーが1本はダンクとなる連続ファーストブレイクを決め、最終Q開始の大阪との点差を13点差から4点差まで詰める。大阪は開始4分間で2得点と福岡のディフェンスに苦しんだが、ゴール下でシールするワシントンがペイントでショットを決めると、サタフィールドの3P、今野、ワシントンがファーストブレイクを決め再び大阪が突き放す。福岡はパーカーがファーストブレイクをバスケットカウントで決めると、竹野の3Pが決まり5点差に詰める。守る福岡に対し大阪はサタフィールドが3Pを決め福岡の追い上げムードの流れが急転すると、勝久がペイントでショットを決め、福岡のファウルゲームを諸共せず勝利した。
<総評>
両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は78回の攻撃中45回に成功(57.7%)しターンオーバー18回、福岡は79 回の攻撃中34回に成功(43%)しターンオーバー10回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を37回中32回成功(86.5%)、ペイント外の2Pを9回中2回(22.2%)、3Pが7回中4回(57.1%)、ワンエンドワンスローが7回中7回(100%)であった。対する福岡はペイントでの攻撃を34回中22回成功(64. 7%)、ペイント外の2Pを13回中4回(30.7%)、3Pが21回中8回(38.1%)、ワンエンドワンスローのフリースローが1回中0回(0%)であった。 福岡は第1Qにファーストブレイクを2本決め、流れを掴むように見えたが、ターンオーバー4回と福岡らしからぬミスで攻撃機会を失うと、2P のジャンプショットを3回全て外し14得点と出だしに躓いた。続く第2Qもファーストブレイクを2本決め開始から好調であったが、ターンオーバー3回と前半で合計7ターンオーバー、加えて2Pのジャンプショットは3回中1回と前半で合計6回中1回と自らのミスと2Pのジャンプショットを決め切れなかった事で得点を得意のハイスコアに持って行く事が出来なかった。続く後半開始の第3Qは2Pのジャンプショットが6回中3回成功、3Pが5回中2回成功とショットが好転したが、ファーストブレイクが0回、加えてペイントでの攻撃が6回中1回とアタックしながらも最後にショットを決め切れなかった。最終Qはファーストブレイクを5回成功させるなど、ペイントの攻撃もドライブからコルデイロ、マーリー、パーカーで1回ずつ、コルデイロがポストプレイを決める等福岡らしい攻撃で31得点するも、第3Qまでの43 得点が引きずり大阪を捕えきれなかった。 大阪は前半第1Qが5回、第2Qが4回と合計9回ターンオーバーをし福岡のディフェンスの前にミスを作り出してしまった。ファーストブレイクもゲーム合計5回、オフェンスリバウンドからの攻撃成功も2回と第1戦より半減以下であったが、ペイントへの攻撃を各Q8回以上アタックしいずれも80%を超える攻撃成功をした。また、3Pも攻撃回数が少ないながら50%を超える確率で攻撃成功した事が、ゲームを優位に進める要因であった。 このゲームの勝敗の最大のポイントは大阪がゲーム合計44回フリースロー試投に対して福岡が15回と大阪は福岡の3倍近い試投をした事が挙げられる。フリースローではゲーム合計23回機会を作り(第1Qが6回、第2Qが5回、第3Qが4回、第4Qが8回)33点をあげた。フリースローラインにはワシントンが6回、マーシャルが4回、ナイトが4回、サタフィールドが3回、今野が2回、ウエンティン2回、勝久が2回と7名が立った。この7名のアタッカーを前にした福岡はディフェンスの的を絞り切る事が出来ず後手のゲーム展開となった。フリースローシチュエーションを作った攻撃を見るとペイントへアタックで16回、ジャンプショットが1回、ワンエンドワンスローが6回であった。大阪はペイントアタックする事で、32回の攻撃の内半分以上の16回がフリースローで得点をあげ、またアタックする事でジャブパンチのようにファウルを誘いワンエンドワンシチュエーションをも引き出した。福岡の視点としてはビッグマン陣であるコルデイロ、クウソー、フーガも各選手の良さが出る前にファウルトラブルでベンチに戻る場面も見受けられ、大阪として福岡の的をパーカーとマーリーに絞る事ができた。このペイントアタックの結果福岡のディフェンスがゴール下を警戒し大阪として3Pを打ちやすい状況に連鎖した事が外郭のショットを高確率にさせた要因として考えられる。 大阪はただ直向きにゴールにアタックする事で福岡のファウルを誘い、一歩一歩勝利へ向けて得点を刻んだ結果、福岡の嵐の様な3Pやファーストブレイクの攻撃を受けながらも後半は福岡にリードを許すことなく勝利した。大阪ブラックウェルHCコメント
いい試合だった。ディフェンスが良く、ターンオーバーが昨日は第4Qに出てしまい失点したが、今日はディフェンスでプレッシャーを掛けタフショットにさせる事が出来た。オフェンスではリングにアタックし得点する事が出来た。
福岡小川HCコメント
負けて福岡のゲームは終わってしまったので多くは話す事は無いのですが、普段大阪に対して接戦を演じてきたので、福岡を破ってファイナル4に進出した事で、西のカンファレンスファイナル、ファイナルで相手チームを破り優勝してもらいたい。
【bjリーグ2010-2011 プレイオフ FINAL4 @有明】
ウェスタンカンファレンスファイナル
5月21日(土) 試合開始18:05
3位決定戦
5月22日(日) 試合開始13:05
ザ・ファイナル
5月22日(日) 試合開始17:05
チケット情報は
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http://www.basketballjapantv.com/other/free/240
REPORT | 2011年5月 8日 17:00
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