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【ゲームプレビュー】5/21 ウェスタンカンファレンスファイナル vs. 琉球ゴールデンキングス

vs. RYUKYU GOLDENKINGS 両チームのここまでの戦い

レギュラーシーズンの成績は沖縄が50試合34勝16敗でウエスタンカンファレンス1位、大阪は50試合32勝18敗でウエスタンカンファレンス2位の結果であった。この両チームのレギュラーシーズンの成績は4月の直接対決で沖縄が連勝した結果が最終的なゲーム差に現れた。カンファレンスファイナルでは3年連続の対戦であり、対戦成績は1勝1敗。近年のファイナルに進むためには互いに避けては通れない道となっている。
両チームのポストシーズンは、沖縄は滋賀を、大阪は福岡を破って勝ち上がってきた。いずれも2戦2勝の結果であり、ホームコートアドバンテージを活かして最後の舞台へと駒を進めた。ポストシーズンの戦いを見ると、沖縄は平均得点97.5点(シーズン平均85.3点)、平均失点83点(シーズン平均79点)と爆発的なオフェンスで滋賀に打ち勝った。滋賀側からすると83得点し、FG、FT共にショットに大きな崩れはなく、沖縄のシーズン平均失点より上回る得点をしたが、失点が多く敗れてしまった。この敗戦の要因の一つとして、TOが平均18と非常に多く攻撃機会を自ら失い、好機を沖縄に与えてし まった事が言えよう。沖縄はTOから直接得点できる選手が多く、TOからの攻撃で沖縄はフリースローの試数平均26.5回(シーズン平均24.2回)、2Pの確率53.7%といずれも手堅い得点機会を作り出しものにした。また、大黒柱のジェフ・ニュートンが欠場した影響でリバウンドが42本(シーズン平均50.5本)と弱さが出たが、スティールが10.5本(シーズン平均5.9本)とボールが高い位置にある際に相手のミスを誘い、フリースローの試投機会と2Pを作り出した。また、沖縄最大の武器になりつつある3Pは43.5%(シースン平均36.2%)であり、9人のうち7人が30%を超える確率で決めている。またポストシーズン最も活躍しているのが昨季まで大阪に在籍したパルマーであり、この2試合のMVPと言っても過言ではない活躍(3P:40%、2P:61.1%、FT:76.5%)をしている。
大阪は、平均得点82点(シーズン平均:81.2点)、平均失点70点(シーズン平均76点)とディフェンスの強さでウエストで最も攻撃力がある福岡(シーズン平均得点89点)相手に70点の平均得点にさせた事は、大きな評価に値する。福岡のFGは3Pが平均24.4%、2Pが平均38.3%と本来は息つく暇も無いほどの華麗な攻撃で猛攻してくるところを大阪のチームディフェンスがシャットアウトし勝利した。福岡の2試合の得点者はロスター中6人とこのシリーズが福岡にとって如何に苦しいゲーム展開であったかを物語っていた。このゲームのもう一つの勝因はリバウンドを53.5本(シーズン平均48.2本)と福岡に譲らず、ゴールにアタックする事でフリースローの試投数32本(シーズン平均25.5本)から平均23点をあげた事である。ただ、大阪として死角のないゲームであったかと言うと、そうではなくTOがゲーム平均17回と自らのミスでゲーム展開を福岡に譲る場面も見え隠れした。ファイナルに向けての最終課題が見えた形であった。

琉球ゴールデンキングスとの対戦

大阪として沖縄との対戦において深く考えておかなければ、まずはオフェンス面ではTOをゲーム通して12回以下にする事である。各Q3回を上限としてミスをしない事が第一である。カンファレンスセミファイナルでは沖縄は滋賀から18のターンオーバーを奪い、フリースローの試投数、2Pの確率を上げている事は、相手チームのTOは沖縄にとって甘い蜜のようなものである。大阪がTOを多発してしまうと、沖縄へそのまま勝利を献上する事と同様となってしまう。また、大阪のペイントへのアタックを各Q10回以上、目標としては12回ペイントでの攻撃を仕掛けたい。ペイントアタックを徹底する事で攻撃回数における成功数を上げる事ができ、なおかつ沖縄のファウルトラブルを誘い大阪が優位にゲームを進めるための一歩となる。この対決は好守の沖縄相手に如何に大阪が得点の風穴をあけるかが見どころである。ディフェンス面では、前回のレギュラーシーズン直接対決で苦い思いをした沖縄のファーストブレイクの量産を妨げる事である。これはオフェンス内で挙げたTOをしない事と、得点が入ろうと、ショットミスしようとも攻撃権が沖縄に移れば素早くゴール下に戻り、ボールを止める事が第一である。また沖縄のハーフコートのオフェンスではポストにボールを入れ、ポストを中心にチャンスのある選手が連続してバスケットカットからペイントでの簡単なショットを狙って来る事も注意事項として挙げられる。
最後に、沖縄のポストシーズンは3Pが非常に高確率の為、ポストからやドライブからのキックアウトされた後の外郭のショットも要注意である。沖縄はシーズン当初からほぼ主力メンバーが固定され、オフェンス、ディフェンス共に完成度が高く止める事が非常に難しいが、大阪のチャンピオンへの道を突き進む為には破らなければならない強敵であり、今シーズン最高の好ゲームが期待できるビックカードである。

PLAYERS TO WATCH
注目選手

リン・ワシントン
リン・ワシントン

Lynn Washington

ポストシーズンは平均26.5点とレギュラーシーズン(平均19.7点)よりさらなる磨きをかけ自身4度目のチャンピオンシップに向け心身ともに準備は万全である。MVPを2度掴んだMR.ファイナルとしての真価を発揮する活躍に期待したい。
ツェン・ウェンティン
ツェン・ウェンティン 

Tseng Wen-ting

ポストシーズンは平均得点8点(2P平均70%)を高確率にショットを決めている。またリバウンド平均10本、ブロックショット平均2本とチーム一の活躍でディフェンスでの最後の砦となってゴール下で立ちはだかる活躍をFINAL4でも期待したい。

 


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