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【試合結果速報】5/21(土)bjリーグ2010-2011シーズン ウェスタンカンファレンス ファイナル vs. 琉球ゴールデンキングス
bjリーグ2010-2011シーズン プレイオフ
ウェスタンカンファレンス ファイナル
琉球ゴールデンキングス vs. 大阪エヴェッサ 試合結果速報
2011年5月21日(土)18:05 Tip Off
@ 有明コロシアム
観戦者数 6,032人
琉球ゴールデンキングス 82-76 大阪エヴェッサ
1Q 琉球 16-11 大阪
2Q 琉球 23-21 大阪
3Q 琉球 25-17 大阪
4Q 琉球 18-27 大阪
[PLAYER STATS TOP5]
リン・ワシントン - 25ポイント、4アシスト、8リバウンド
ウィリアム・ナイト - 23ポイント、1アシスト、11リバウンド
ウェイン・マーシャル - 12ポイント、1アシスト、6リバウンド
今野翔太 - 6ポイント、2アシスト、2リバウンド
ケニー・サターフィールド - 5ポイント、8アシスト、5リバウンド
※詳細はコチラ
<戦評>
第1Q [16-11]大阪は高田のレイアップ、ゴール下でシールするマーシャルにパスが入ると大阪がペイントでの得点で先制する。沖縄は負けじとペイントでスニードが得点するとマクヘンリーがドライブからレイアップを決め追いつく。沖縄は大阪のファーストブレイクをマクヘンリーがブロックショットで止めるとディクソンがカウンターパンチの如くファーストブレイクでファウルを誘いフリースローで得点する。沖縄は勢い付くとオフェンスリバウンドからパスを受けた小菅のペイントショット、パルマーのレイアップが決まりリードする。大阪はマーシャルがポストプレイをバスケットカウントで沈めると、ナイトがファーストブレイクを決め勢いをつけるが、沖縄はパルマーがドライブからレイアップとポストプレイからショットを決め沖縄がリードして終える。
大阪はサタフィールドがスティールすると高田がファーストブレイクでファウルを誘いフリースローから得点する。大阪は続けてサタフィールドがファーストブレイクからフリースロー、再び高田がファーストブレイクを決め沖縄を追い 上げる。追われる沖縄はパルマーが3Pを決めるとマクヘンリーがダンクをバスケットカウントで叩き込み、再びパルマーがジャンプショットを決める。勢いに乗る沖縄に対して大阪はワシントンがドライブからペイントでファウルを誘うとフリースローを決め、ナイトがゴール下でシールし2回連続攻撃に成功すると2点差まで追い上げる。沖縄は最後パルマーの3Pショットで受けたファウルのフリースローを3ショット決めるとリードを広げて前半を終える。
第3Q [64-49 (25-17)]
開始沖縄はマクヘンリー、小菅のファーストブレイクでぺースを上げると大阪と2桁差まで一気にリードを広げる。大阪は今野、ワシントン、ナイトのドライブからのレイアップを決めて追うが、沖縄はマクヘンリーのファーストブレイク、ディクソンの3Pが決まり大阪を寄せ付けない。沖縄のエンジンは止まらず、小菅のドライブが決まると、ディクソンがファーストブレイクからフリースロー、マクヘンリーの3P、スニードがオフェンスリバウンドからショットを決めると沖縄が大阪との点差を20点にまで広げる。大阪はワシントンが3Pを決めるが沖縄が前半のリードを後半開始の得点差からさらにリードを広げ 最終Qに入る。
第4Q [82-76 (18-27)]
追う大阪を尻目に沖縄はパルマーのジャンプショットが連続で決まり、ペースを依然譲らない。大阪は苦しい中ワシントンがドライブからシュートファウルを誘うとフリースローを決めここから目を覚ます。大阪はナイトがオフェンスリバウンドをもぎ取り得点すると、ワシントンの連続3P、ドライブからファウルを受けてのフリースロー、ナイトのペイントでのショットがバスケットカウントで決まり猛追する。大阪はさらに、マーシャルがポストプレーから連続で攻撃に成功すると、得点差を一桁まで詰める。沖縄も沈黙を守る訳が無く、マクヘンリーのジャンプショット、小菅のフリースローで得点を返すが、大阪は今野のフリースロー、ワシントンがペイントでフリースローを決め5点差に詰めるが、最後は追いつけず2年連続のファイナルへは届かなかった。
<総評>
両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は84回の攻撃中38回に成功(45.2%)しターンオーバー13回、沖縄は84 回の攻撃中40回に成功(47.6%)しターンオーバー12回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を37回中26回成功 (70.3%)、ペイント外の2Pを14回中3回(21.4%)、3Pが14回中3回(21.4%)、ワンエンドワンスローが6回中6回(100%)であった。対する沖縄はペイントでの攻撃を35回中24回成功(68.6%)、ペイント外の2Pを14回中6回(42.3%)、3Pが17回中5回(29.4%)、ワンエンドワンスローのフリースローが6回中5回(83.3%)であった。 大阪はファーストブレイクが前半の4回のみと早いペースに持ち込めなかったが、ペイントでの攻撃を70.3%と高確率に決めた。敗戦の要因として第1Qが11点と得点を伸ばせず、ペイント外の2Pが2回中0回、3Pが3回中0回と不発に終わった。ゲームを大きく分けたのは第3Qであり、大阪が17点、沖縄が25点と大阪は前半までの7点差に加えてこのQの8点差を合わせた15点差を追いかける展開が最終第4Qに大きくのしかかった。この点差が最後に猛追したが惜しくも及ばなかった。大阪の第3Qは第1Q同様ペイント外の2Pが5回中0回、3Pが4回中1回とジャンプショットでのブレーキが大きく緒を引いた。外れたスポットは2Pのジャンプショットはフリースローライン周辺から4回、ショートコーナー1回、3Pは3回いずれもトップからのショットであった。2Pのジャンプショットが落ちた要因の一つ目は沖縄のゾーンディフェンスと、トラップディフェンスで3Pライン上とペイントを固く守り、ドリブルからジャンプショットを試みるもタフなジャンプショットを打った事である。2つ目はボールをスイングさせるも、オープンショットが決まらず得点が伸ばせなかったことが涙を飲む結果となった。また、最終Q残り1分30秒に5点差まで詰めるもターンオーバーを2回犯してしまい、2回の攻撃権でゲームを振り出しに戻せるチャンスをミスで相手に易々と渡してしまった事は悔やんでも悔やみきれない。大阪はポストシーズン100点に届こうかという沖縄の強いオフェンスを82点に抑え善戦したとは思えるが、第3Qに5回のファーストブレイクで7点失った事から合計このQの失点が25点に跳ね上がる結果を招いてしまった。この5回のファーストブレイクはターンオーバーから1回、ディフェンスリバウンドから4回であった。ディフェンスリバウンドの4回の内2回はジャンプショット、1回は3Pと沖縄がファーストブレイクをスタートしやすい所でリバウンドを取り攻撃権が変わると同時に素早くアタックした結果が出た。沖縄はゾーンやダブルチームでペイントを守り、大阪にタフなジャンプショットや3Pを打たせ、大阪がこのショットを落とす事で、リバウンドからファーストブレイクを決め、大きなリードを奪いゲームを決めた。沖縄は前半、このゲーム絶好調のパルマーが厳しいゲーム展開の中得点を刻むと、後半は大阪のオフェンスの弱点を突くチームディフェンスからオフェンスでは走る事で大きなリードを作り出し勝利した。大阪は6年連続ファイナル4の意地を最後は見せたが、開始から第3Qまでの沖縄の完成度はオフェンス、ディフェンス共に非常に高く、ファイナルに進むべきチームのゲーム運びであった。大阪はチャンピオンこそ逃したものの、過去5シーズン中4回のファイナリストとしての次戦への意地に期待したい。
大阪ブラックウェルHCコメント
沖縄が素晴しいゲームをしたという印象だった。ゲームの中で2回追いつける場面場あったが、TOやファウルでチャンスをものにできなかった。2Qの7点差からのゲームと3Qのスカウトで分かってはいたが、トランジションからのファーストブレイクを決められた。ワシントンが大きな3Pを2本決めたが、沖縄パルマーのフロアのどこからでも決まるショットにやられてしまった。しかし大阪はゲームを通して良くやったと思う。
琉球桶谷HCコメント
終わり方が気になった。前半12点差からのカムバック、後半も20点か30点差をつけられる所を、点差を詰められてしまった。明日の浜松とのゲームで恥をかくのではないかと思う。
【bjリーグ2010-2011 プレイオフ FINAL4 @有明】
3位決定戦 大阪エヴェッサ vs 新潟アルビレックスBB
5月22日(日) 試合開始13:05
ザ・ファイナル 浜松・東三河フェニックス vs 琉球ゴールデンキングス
5月22日(日) 試合開始17:05
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http://www.basketballjapantv.com/other/free/240
REPORT | 2011年5月21日 19:00
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