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【試合結果速報】4/23(土)bjリーグ2010-2011シーズン ホームゲーム第13節 GAME1 vs. ライジング福岡
bjリーグ2010-2011シーズン ホームゲーム第13節 GAME1
大阪エヴェッサ vs. ライジング福岡 試合結果速報
2011年4月23日(土)18:00 Tip Off
@ なみはやドーム サブアリーナ
観戦者数 1,460人
大阪エヴェッサ 84-87 ライジング福岡
1Q 大阪 22-22 福岡
2Q 大阪 28-20 福岡
3Q 大阪 19-28 福岡
4Q 大阪 15-17 福岡
[PLAYER STATS TOP5]
ウィリアム・ナイト - 30ポイント、1アシスト、12リバウンド
リン・ワシントン - 20ポイント、3アシスト、11リバウンド
ウェイン・マーシャル - 13ポイント、1アシスト、2リバウンド
高田紘久 - 9ポイント、3アシスト、3リバウンド
ツェン・ウェンティン - 5ポイント、5リバウンド
※詳細はコチラ
<戦評>
第1Q [22-22]試合開始福岡はパーカーがコーナーから3Pを決め先制すると、仲西が3P、そして、ペイントへドライブしファウルを誘うとフリースローから得点する。対する大阪は、高田がドライブからレイアップを決めると、ワシントンのドライブからのレイアップ、高田の3Pが決まる。福岡はマーリーがリバウンドからアシストし竹野が1回、パーカーが3回ファーストブレイクを決め開始からエンジン全開で得点を重ねる。大阪は、ナイト、ウェンティンの3P、最後はナイトのドライブからバスケットカウントが決まり互いに譲らず同点で終える。
第2Q [50-42 (28-20)]
大阪はナイトが自ら落としたレイアップをオフェンスリバウンドから決め先制するが、福岡はフーガがペイントでショットを決めると、パーカーが3P、続けて竹野がドライブからバスケットカウントでショットを決めて大阪からリードを奪う。大阪は、ナイトの3Pが決まり再逆転すると、ワシントンがファーストブレイクを決め、高田、ナイトとファーストブレイクが連続で飛び出し福岡を突き離す。福岡はパーカーがジャンプショットを決めると、竹野、仲西がドライブからファウルを誘いフリースローから得点すると、パーカーのファーストブレイクが決まり追い上げるが、大阪がリードして前半を終える。
第3Q [69-70 (19-28)]
後半開始福岡が仲西の3Pで先制すると、大阪はマーシャルが3連続ポストプレイでゴールにボールを沈める。福岡は大阪マーシャルのアタックに反撃すべく、クウソーがポストプレイからバスケットカウントでショットを決めると、マーリーのジャンプショット、パーカーがペイントでファウルを誘うとフリースローから得点し逆転する。追いつかれた大阪は、ワシントンの3Pで再逆転するが、福岡はマーリーのジャンプショットを皮切りに、竹野のドライブからのディッシュを受けたクウソーのダンク、再びマーリーの3P、最後はファーストブレイクと6連続攻撃に成功すると大阪を再度一気に逆転する。福岡の勢いは止まらず、パーカーのアリウープ、仲西のファーストブレイクが決まり福岡リードして最終Qに入る。
第4Q [84-87 (15-17)]
最終Q大阪はナイトがペイントでファウルを誘うとフリースローから得点するが、福岡もパーカーがジャンプショットからファウルを誘いフリースローから得点する。大阪はナイトの1対1からのジャンプショット、今野のドライブからのレイアップが決まり逆転に成功する。両チーム共負けられない一戦らしく一進一退の攻撃が続く中、同点で向かえた残り1分44秒で竹野のドライブからキックアウトを受けたパーカーがショートコーナーでジャンプショットを決め一歩抜きん出ると、次の攻撃ではショットクロック2秒になった所でアウトオブバウンズになりかけたオフェンスリバウンドを福岡が掴みタイムアウトを取る。タイムアウト明けに、福岡はバックスクリーンでパーカーのペイントでのショットを狙おうとするが上手く外れない所に、マーリーがコーナーでボールを受けるとターンショットで3Pを鮮やかに沈め大阪を離す。大阪は3点差まで詰めラスト7.4秒からマーシャル、ナイトが3Pで同点を試みるがボールがリングに嫌われ、福岡が勝利した。
<総評>
両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は82回の攻撃中39回に成功(47.6%)しターンオーバー18回、福岡は82 回の攻撃中40回に成功(48.8%)しターンオーバー12回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を35回中25回成功(71.4%)、ペイント外の2Pを11回中5回(45.5%)、3Pが15回中6回(40%)、ワンエンドワンスローが3回中3回(100%)であった。対する福岡はペイントでの攻撃を42回中27回成功(64.3%)、ペイント外の2Pを13回中7回(53.8%)、3Pが14回中6回(42.9%)、ワンエンドワンスローのフリースローが1回中0回(0%)であった。大阪は前半50得点し、鋭い切れ味オフェンスで攻める福岡を42点に抑え今シーズンベストともいえるゲーム展開を繰り広げる。これは、オフェンスでは第1Qはペイントへの攻撃が10回中5回成功と、筆者の見る内では決めるべきイージーレイアップを4本落としながら、3Pを3本決めて得点を伸ばしペイントで稼げなかった得点を外郭から決めリズムを掴んだ。また第2Qはファーストブレイクが5本飛び出し、ペイントで容易に得点すると、ターンオーバーが3と崩れることなくゲームを進めた結果がでた。ディフェンスでは、前半で12本のショットブロックをし、特に第2Qのみでウェンティンが8本のブロックをするなど福岡の猛チャージをことごとく跳ね返した。この結果第2Q中盤まで福岡がリードする場面もあったが、残り6分間で8得点に抑えた事に繋がった。しかし、後半は11ターンオーバー犯し、ペイン トへの攻撃も合計14回(前半22回)でファーストブレイクも1回と好調だった前半に対して制裁を欠き福岡に逆転負けを喫した。
福岡は第1Q、4本のファーストブレイクを出し、大阪に食らいつくが、第2Qはファーストブレイク1本とゲームのペースが落ち大阪に流れを掴まれた。しかし、後半開始の第3Qはターンオーバーが0回でファーストブレイクに3回成功すると一気に流れを掴み大阪を逆転した。第4Qは両チーム共にひとつのミスも許されないピンと緊張の糸が張りつめた死闘演じたが、残り2分からパーカーがドライブからタフなレイアップを決めると、続けてキックアウトからジャンプショットを沈め大阪からリードを奪うと、マーリーの振り向きざまに決めた3Pで勝負を決めた。福岡の勝利した要因はゲームへの執着心といえ、第4Q残り2分から1分30秒間で7得点し大阪を交して勝利した。福岡のゲームのペースを掴む特徴であるファーストブレイクはゲーム通して8回であったが、リバウンドから5回、スティールから3回であった。スティールは3回ともパーカーであり、スティールから仲西、もしくはマーリーを経由してパーカー、仲西がショットを決めている。また、5回のリバウンドの内全てマーリーを経由して竹野、パーカー、マーリーがショットを決めている。 ゲームの一番大きな動きのあった第3Qに注目すると、福岡はペイントでの攻撃を9回中8回成功している。8回の成功はファーストブレイクが3回、ポストプレイから2回、ダンク2回、ドライブから1回とペイントへの攻撃のありとあらゆる形でいずれもファーストショットで攻撃に成功している。攻撃の成功もクウソー3回、パーカー2回、仲西2回、マーリー1回であった。得点のラップを見ると、残り8分31秒から6分44秒までの2分強で4回連続攻撃に成功し9得点、4分52秒から2分44秒の2分弱で6回連続攻撃に成功し12得点するなど、得点ペースでも走り大阪からリードを奪った。対する大阪はショットした攻撃では13回中7回と非常に高確率で成功していたが、7回のターンオーバーから自滅してしまった。ターンオーバーの状況を見ると、ウイングからポストへのボールを入れる際に3回、24秒バイオレーション1回、インバウンドから1回と福岡が意図的にディフェンスで仕掛けてミスを誘うというよりは、大阪が自ら福岡にボールを渡してしまった機会が多かった。この攻撃回数の減少が大阪の後半のペースを乱れさせ、ゲーム後半の縺れる展開の引き金となった。
大阪のゲーム展開は不調というわけではなく、福岡の勝利への飽くなき欲求が大阪を突き破ったゲームであった。大阪のリーグ戦での順位に振り返ると福岡は今まさに肩を並べようと仕掛けてきている。大阪としては、プレイオフでの第2位のシードは死守すべき順位であり、第2戦に今シーズンの全てを掛けて挑む事が必須である。大阪はオフェンスでは80点台後半、ディフェンスでは80点台前半でゲームを終える事が理想であろうから、各Qの失点は25点を超えると福岡ペースの展開である。まずは福岡のファーストブレイクを抑えなければならず、リバウンドから仕掛けてくる事を阻止しなければならない。次に大阪のオフェンスではショットまで持っていけば十分に決める戦力は持っているため、ターンオーバーを各Q3回までに抑え攻撃機会を増やす事が重要である。そして、ペイントへの攻撃を10回以上攻めれば20得点オーバーを今日のゲームで上げている実績を活かすべきである。最後に第1戦が大阪からすると乱調しなかったのはリバウンドで福岡に勝った結果であり、第2戦も福岡にセカンドチャンスを与えないボックスアウトとボールを掴む精神力で、必勝態勢で臨みたい。
大阪ブラックウェルHCコメント
いいゲームではあったが、ゲームを通して17回のターンオーバーをしてしまった。ディフェンスは前半8ブロックするなどいい形であったが、後半は空気が抜けたようなゲームになってしまった。オフェンスではマーシャルに得点する形をもっと作りたかった。
福岡小川HCコメント
福岡がこうした競ったタフなゲームが予想されるアウェイに乗り込んだ状況で身体的にもメンタル的にも、良く戦った。最後のパーカーのジャンプショット、マーリーのコーナーからのビッグショットが決まったのが今日のゲームだった。数字を見ても気持ちで如何に大阪上回るかが明日の課題だと思う。
【ウェスタンカンファレンス プレイオフ】
ファーストラウンド進出の場合
[ @池田市五月山体育館 ]
4月29日(金) 開場16:00 開演17:00 試合開始18:00
4月30日(土) 開場11:00 開演12:00 試合開始13:00
セミファイナル進出の場合
[ @住吉スポーツセンター ]
5月7日(土) 開場16:00 開演17:00 試合開始18:00
5月8日(日) 開場11:00 開演12:00 試合開始13:00
チケットは25日16:00~発売開始!!
エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで~!
「モニターレポート」はこちら
試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで!
詳しくはこちらで▼
http://www.basketballjapantv.com/other/free/240
REPORT | 2011年4月23日 17:00
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