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【ゲームプレビュー】2/05、06 vs. ライジング福岡
大阪は28試合を消化し18勝10敗でウエスタンカンファレンス2位、ライジング福岡は30試合を消化して17勝13敗のウエスタンカンファレンス4位の成績である。大阪は2011年初のウエスタンカンファレンスチームとの対戦となる。大阪は平均得点81.4点(ウエスタンカンファレンス4位)、平均失点75.5点(ウエスタンカンファレンス1位)であり、ゾーンディフェンスを中心に失点を抑え、ファーストブレイクからオフェンスのペースを掴み得点を重ね勝利を狙う。大阪は前節ホームの仙台戦で1勝1敗の結果で、昨年末から守り続けた首位から陥落した。福岡は平均得点88.6点(ウエスタンカンファレンス2位)、平均失点86.8点(ウエスタンファレンス8位)である。福岡は前節のアウェイ東京戦では1勝1敗で星を分けている。現在、首位から4位まで2ゲーム差の中で犇めくウエスタンカンファレンスでは対戦相手の福岡も連勝結果によっては一気に首位に躍り出る可能性があり、ミスの許されない緊迫した攻防戦になるであろう。福岡のオフェンスは、マーリーを起点とし得点量産マシーンのパーカーと加納が走る展開を作り出し、オフェンスが止まると竹野、仲西が3Pを決める。ショットが落ちるとパーカー、ヘンダーソンがオフェンスリバウンドからプットバックを狙う形が得意である。
前節の仙台戦では1勝1敗で星を分けた。2011年初戦からの4連敗をストップさせ勝利を上げる事が出来たが、1月を1勝5敗の成績で終える形となり苦しいスタートダッシュとなった。仙台との第1戦は第1Q大阪はマーシャルがペイントでシールすると効果的に加点し、高田のショットが好調な結果ゲームの流れを掴む。第3Q仙台志村のジャンプショットで仙台が追いつくが大阪も慌てず、ナイト、クロッツが活躍し第3Q終了まで大阪がリードするとそのまま勝利した。続く第2戦は、試合開始仙台は日下、高橋、ホルムが連続ジャンプショットで得点すると第1Qはそのままリードする。後半開始から追いかける展開の大阪は、ナイトが孤軍奮闘し徐々に仙台に迫ると、残り23秒でブラックレッジがスティールからファーストブレイクを決めると大阪が逆転する。一進一退の攻防を繰り広げる第4Q、両チーム共にショットを落とさない展開であったが、抜け出したのは仙台でホプソンのジャンプショットで抜き出ると、ベルのドライブがバスケットカウントとなり、仙台が勝利した。
前節、東京に乗り込むも第2戦を落とし、1月は4勝4敗の5分成績で終えた。第1戦では、第1Q福岡は東京のオフェンスを開始7分間一桁に押さえると、パーカー、マーリーの活躍でゲームの流れを掴む。第2Q東京はシャーペルのダンクで巻き返しを図ると2点差で前半を折り返す。第3Qに東京は逆転し、最終Qを迎えるが、福岡はパーカーが開始1分でバスケットカウントを決めるとゲームを振り出しに戻す。福岡はオフィシャルタイムアウト前にヘンダーソンのフリースロー、コルデイロのショットで東京を離すと、福岡が逃げ切り勝利した。続く第2戦は、第1Q一進一退の攻防を繰り広げ同点で終える。第2Qは福岡パーカーの活躍でリードを広げるが、東京スイフトがバスケットカウントでダンクを決めると、仲摩のショットが決まり、東京がリードして前半を終える。第3Q田中、青木の活躍で一気にリードを広げ21点差をつけ最終Qを迎えるが、東京がリードを保ち勝利した。
前回対戦は昨年12月2日、3日の福岡でのアウェイゲームまで遡る。試合開始両チームともスコアを続け同点で終えるが、第2Qは福岡仲西、竹野の3P攻勢で福岡がリードして前半を終える。大阪は後半開始、マーシャル、ワシントンの活躍で追い上げ5点差で最終Qに入る。大阪は残り2分ブラックレッジの3Pで逆転するが、福岡はマーリーの3P、ドライブからのシュートファウルでフリースローを決める。残り1秒大阪ワシントンが同点3Pを狙うが、ショットは落ち福岡が勝利した。続く第2戦は、福岡は開始5分間大阪をノースコアに押さえるとパーカーが奮起し第1Qは福岡が大きくリードして終える。第2Qは大阪ナイトが開始から10得点する活躍で福岡を追い上げ逆転に成功するとそのまま前半を終える。第4Qまで10点差でリードする大阪であったが、福岡はファウルゲームからマーリーがペイントアタックからフリースローとブザービートで3Pを決め延長戦に持ち込む。延長戦はフィジカルコンタクトの激しいゲーム展開で蓄積したファウルを元に大阪のペイントへのアタックから効果的にフリースローを決め勝利した。
現在までのところ、大阪はウエスタンカンファレンスでランク1位の平均失点、4位の平均得点、対する福岡はウエスタンファレンス2位の平均得点と8位の平均失点の成績である。福岡のオフェンスをいかに止めるかというのがウエスタンでディフェンス1位の大阪に課せられたこのゲームの課題である。
福岡のオフェンスは、まずはファーストブレイクを狙う。ディフェンスでトラップを仕掛け、ターンオーバーを誘うとパーカー(平均スティール2.1)、加納(平均スティール1.5)がゴールへボールをそのまま持ち込む。また、リバウンドを取りポゼッションが変わるとマーリーが起点となり自らプッシュして決めるか、前線へ走りだしているパーカー、加納へアシストしファーストブレイクを狙う。マーリー(2P:51.6%)、加納(2P:50%)、パーカー(2P:63%)の確率の高さはファーストブレイクでのイージーレイアップによるものである。また、一端オフェンスが止まっても、竹野(3P:46.2%)、仲西(3P:38.5%)が外郭から高確率にショットを決める。ショットが落ちた場合でもパーカー(OR:3.6/試合)、ヘンダーソン(OR:2.5/試合)の2名で1試合6本以上のセカンドチャンスを狙ってくる。また、マーリー、竹野、仲西のドライブに合わせてパーカー、コルデイロがバスケットカットし、ディッシュを受けて簡単にペイントで得点する事も狙ってくるのでディフェンスのローテーション、コミュニケーションが重要なポイントになる。
大阪のオフェンスとしては、ディフェンスからターンオーバーを誘い、ブラックレッジ、田村、ナイトがゴールへボールを運び込むファーストブレイクを量産する事が重要となる。オフェンスをセットする場合は1対1からナイト、マーシャルがペイントで高確率にショットを決める事が次に挙げられる。
PLAYERS TO WATCH
注目選手
Wayne MARSHALL
オフェンス面では、ローホ゜ストからの1対1とショートコーナー、エルボーからのジャンプショットに期待したい。ディフェンス面では、オフェンスリバウンドを掴みに来る福岡をシャットアウトしたい。Daisuke Tamura
オフェンス面ではファーストブレイクを作り出すゴールへの走りに期待したい。ディフェンス面では、ファーストブレイクを狙う福岡オフェンスを防ぐ素早いゴールへの帰りと竹野、仲西の3P得点機会を減らす活躍に期待したい。REPORT | 2011年2月 4日 12:00
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