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【ゲームプレビュー】2/22、23 vs. 東京アパッチ
大阪は32試合を消化し21勝11敗でウエスタンカンファレンス首位、対する東京アパッチは26試合を消化して16勝10敗のイースタンカンファレンス3位の成績である。大阪は平均得点80.2点(ウエスタンカンファレンス4位)、平均失点74.3点(ウエスタンカンファレンス1位)であり、ゾーンディフェンスを中心にペイントへの攻撃を防ぎ、ディフェンスリバウンドとターンオーバーを誘うとファーストブレイクから、得点を重ね勝利を狙う。大阪は前節ホームの新潟戦にて新加入のタイナーの活躍もあり2連勝の結果で終えた。東京は平均得点85.7点(イースタンカンファレンス2位)、平均失点81.9点(イースタンファレンス5位)である。東京は前節ホームで秋田を迎え2連勝と快勝した。東京のオフェンスは、仲摩、青木ら外郭からの3Pシューターがスナイパーのようにゴールを射る。外郭のショットが落ちた状況でも、オフェンスリバウンドをスウィフト、タイラーが奪いセカンドチャンスを決める。また、青木は3Pのみならずペイントへの巧みなドライブからレイアップを果敢に狙う、そして、すべてのオフェンスはイートンのパスから始まり、自身もアシストもさる事ながら2Pの確立も高い。
前節の新潟戦では2連勝と、1月での4連敗を喫したチームの不安材料を払しょくするゲーム内容であった。故障者が出る中、チームに新加入したタイナーの活躍もあり両ゲームともディフェンスから流れを掴み勝利する大阪の求める形での勝利であった。新潟との第1戦の第1Q、大阪はマーシャル、ブラックレッジのコンビでペイントへアタックし攻撃のリズムを掴みリードする。新潟は第2Q、残り5分30秒で近東のショットで同点に追いつくが大阪は勝又のフリースローで再びリードし大阪のペースで前半を終える。後半大阪は田村のファーストブレイクが決まると一気にたたみ掛け、14点差をつけて最終Qに入る。新潟は追いかける展開で、アシュビー、アンドリュースがペイントアタックし、ゲームの流れを引き戻すと、澤岻、小松の3Pで残り1分を切って3点差まで迫るが、大阪は落ち着いてフリースローを決めて勝利した。続く第2戦、大阪はナイトのフリースローから流れを掴みリードするが、新潟もダウィッツがペイントでのショットを決めると離されず、同点で終える。第2Q大阪は開始から5分30秒間で9ターンオーバーを犯すと、新潟はアンドリュースがダンクを叩き込み一気に流れを掴むと前半は新潟がリードする。後半大阪はマーシャル、高田がショット決めると、残り1分11秒でブラックレッジが3Pを決め逆転に成功する。最終Q新潟は開始から5分間得点ができない間に大阪が6得点し新潟を離すとそのままリードを保ち勝利した。
前節東京は、ホームで秋田を迎え勝利した。2月の東京の成績は3勝1敗であり上り調子である。秋田のとの第1戦を振り返ると、第1Q秋田はビュートラックのバスケットカウントが決まり、秋田ぺースでゲームがスタートする。第2Qも秋田のペースで長谷川が2本の3Pを含む10点をこのクォーターで叩き出すと、秋田が15点差をつけて前半を終える。後半東京はスイフトがオフェンスリバウンドから得点、続いてイートンがアタックしてショットを決めると徐々に東京ペースとなる。仲摩の3Pも加わり7点差で最終Qに入る。東京は残り8分12秒でイートンのフリースローで追いつくと残り5分20秒に青木、続けて仲摩の連続3Pで6点差とすると、最後は秋田のファウルゲームを退け勝利した。続く第2戦は第1Q、東京は仲摩のフリースローで先制すると、仲摩は8得点をこのクォーターで叩き出し、東京リードで終える。第2Qは、スイフトが連続得点し秋田を離すと、イートンがドライブからフリースローを決めボクシングのジャブのように徐々に効果が表れ、得点が開き前半を終える。後半、青木の連続得点、仲摩の3Pで東京が快調に得点する中、秋田は10点にこのクォーターを抑えられ21点差で最終Qに入る。最終Qは互いに点を取り合うが第3Qまでの得点差が縮まることなく東京が勝利した。
大阪、東京共に2月の成績は3勝1敗である。東京は4試合の平均得点93点、平均失点81点とシーズン後半戦に入りチームの力を非常に上げてきている。対する大阪は故障者が続く苦しい状況中、チーム一丸となって勝利を掴み1月の4連敗したチーム状況の苦しいトンネルから脱した感が見えてきた。 大阪の勝利の鍵は前節に引き続き厳しいディフェンで相手の得点を抑え、今年に入って下がっている得点力を如何に上げるかである。
東京のオフェンスは、イートン(2P:52.7%)、青木(2P:54.5%)のファーストブレイクや3Pライン周辺からのドライブで巧みにペイントに入りショットを決める。また、東京の最大のオフェンス力は並び立つ3Pシューター仲摩(39.6%)、青木(39.4%)、シャーぺル(36.7%)、田中(34.2%)がそれぞれ高い成功率を誇る。ショットが外れてもビッグマンのスウィフト(2P:62.5%、OR:平均2.7本)、タイラー(2P:50.8%、OR:平均2.3本)がオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを狙う攻撃の厚さを持っている。3Pシューターを活かす活躍をするのはイートンのアシスト(平均4.3本)であり、イートンがボールを持った際には大阪は気をつけたい。東京の勝ちゲームは、イートン、青木、スイフト、タイラーがペイントを攻めレイアップ、フリースロー、オフェンスリバウンドでゲームを繋ぎ、ゲームの決まるタイミングで3Pシューターがショットを決めてくる展開が得意である。 大阪のディフェンスとしては、ペイントを硬く守りながら3Pにも気をつけなければならない為、今節は非常に的を広く守らなければならない。東京の3Pシューターに少しでも緊張感を与えるプレッシャーをかけ続けなければならない。また、ショットが落ちた際には3Pショットからロングリバウンドになるケースが多くなると思われるが、ボックスアウトとポジションを離れてでもリバウンドを掴みに行くアグレッシブさが必要である。また、イートンに容易にアシストさせる状況を与えず、ターンオーバーを誘い攻撃機会をシャットアウトしたい。
大阪のオフェンスとしては、ターンオーバーやディフェンスリバウンドからファーストブレイクに持ち込みたい。ブラックレッジや田村がレーンを埋め、タイナーにはスティールからそのままブレイクを決める展開を作りたい。また、マーシャル、ブラックレッジのコンビは確立されつつあり、ペイントへのアタックやジャンプショットを決めていきたい。
大阪のオフェンス時の目標はターンオーバーは各クォーター2つまでで、攻撃機会を失わないようにする事がまず第一である。また、ディフェンスから相手のターンオーバーを誘い各クォーター2回のファーストブレイクを決めたい。ディフェンスでは、リバウンドがこのゲームに大きく影響する事が予想される為、ディフェンスリバウンドは必ず掴んで、相手のオフェンスリバウンドはゲーム合計一桁にしたい。東京はFG確立は高い(2P:53.1%、3P:37.2%)がゲーム合計80点前後の得点に抑え、大阪は85点あたりを目指して勝利したい。
PLAYERS TO WATCH
注目選手
Daisuke TAMURA
オフェンスでは、試投数が少ないながら(2P:58.3%、3P:31.3%)とチームの苦しい状況でのショットを決めてきている。今節も高確率にショット決めて勝利に貢献して欲しい。ディフェンスでは東京シューターへのプレッシャーと、ボックスアウト、ディフェンスリバウンドの活躍に期待したい。前節の平均出場時間は38分とほぼフル出場でチームの連勝を牽引した活躍を今節も期待したい。Kevin TYNER
前節デビューを果したが、平均スティール2.5、平均アシスト4とチームのディフェンスにアクティブさを、オフェンスに更なるスピードをもたらす新風を吹き込んだ。今節は東京のゲームを作るイートンを押さえ東京のオフェンスをトラブル状況にさせたい。また、ディフェンスでスティールするとそのままファーストブレイクを決める活躍にも期待したい。REPORT | 2011年2月21日 08:00
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