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bjリーグ2010-2011シーズン　ホームゲーム第9節 GAME1
大阪エヴェッサ vs. 秋田ノーザンハピネッツ　試合結果速報

2011年2月26日（土）18:00 Tip Off
@ ベイコム総合体育館
観戦者数 1,719人

大阪エヴェッサ 85-74 秋田ノーザンハピネッツ

1Q 大阪 22-17 秋田
2Q 大阪 21-19 秋田
3Q 大阪 25-9 秋田
4Q 大阪 17-29 秋田

[PLAYER STATS TOP5] 
ウィリアム・ナイト - 17ポイント、2アシスト、5リバウンド
リン・ワシントン - 17ポイント、6アシスト、8リバウンド  
高田紘久 - 12ポイント、4アシスト、3リバウンド 
ウェイン・マーシャル - 12ポイント、1アシスト、5リバウンド
田村大輔 - 12ポイント、3リバウンド 


※詳細はコチラ

＜戦評＞

第1Q [22-17]
秋田は開始グレイスが連続3Pを決め、ペースを掴んだかのように見えたが、大阪は高田のドライブからペイントでのショット、マーシャルのジャンプショットで得点を返し追いかける。大阪はブラックレッジがスティールからファーストブレイクでダンクを叩き込みゲームのペースアップを図るが、秋田もリバウンドからビュートラックがファーストブレイクを決め互いに譲らない。続いて秋田はアキングバデのポストプレイや、オフェンスリバウンドからバスケットカウントでショットを決めるが、大阪はワシントンの3P、マーシャルのジャンプショットで秋田をつき離し第1Qを終える。

第2Q [43-36 (21-19)]
大阪は開始からタイナーのジャンプショット、勝又の3Pが決まり秋田を離すが、秋田もビュートラックがポストプレイでファウルを誘いフリースローで得点を返す。大阪はここから田村がジャンプショットとドライブから連続してペイント内でのショットを決めると8点差までリードを広げる。大阪はここの勢いを元にタイナーのバスケットカウントで決めたファーストブレイク、高田の3Pで二桁得点差に広げる。秋田は最後にビュートラックがファーストブレイクをアリウープで叩き込み劣勢を跳ね除けようとするが、結果は大阪との得点差を縮められず前半を終える。

第3Q [68-45 (25-9)]
後半開始、大阪はワシントンがスティールするとブラックレッジがファーストブレイクを決め、続けて高田の3Pが決まる。勢いの止まらない大阪は、スティールからマーシャルがファーストブレイクでファウルを誘うとフリースローで得点し走る。秋田は残り9分16秒のビュートラックのジャンプショットでファウルを誘いフリースローを決めてから、再びビュートラックがレイアップを決めるまでの5分間得点が入らない。大阪はこの間に田村のレイアップ、ナイトの3Pなどが決まる。秋田はこのQ合計9点と大阪にオフェンスを止められた結果一気に離されて最終Qに入る。 

第4Q [85-74 (17-29)]
点差を縮めたい秋田は、グレイヴスがバスケットカウントで得点すると信平が3Pを決め大阪を追いかける。大阪はナイトがドライブからレイアップ、ジャンプショットを決め、続けて高田のファーストブレイクが決まり、25点差まで得点差を広げる。秋田は、残り3分を切って、グレイスのオフェンスリバウンドからスタートし、ドライブやダンクを決めるなどペイントにアタックし20点差を切ると、バークス、グレイヴスの3Pが決まり11点差まで詰めよるが、タイムアップとなり大阪が勝利した。

＜総評＞

両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は85回の攻撃中40回に成功（47.1％）しターンオーバー14回、秋田は84回の攻撃中33に成功（39.3％）しターンオーバー19回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を33回中22回成功（66.7％）、ペイント外の2Pを17回中10回（58.8％）、3Pが21回中8回（47.6％）であった。対する秋田はペイントでの攻撃を31回中18回成功（58.1％）、ペイント外の2Pを14回中5回（35.7％）、3Pが18回中8回（44.4％）、ワンエンドワンスローが2回中2回（100%）であった。
秋田は前半大阪に食らいつきながらゲームを進めたが、第3Qに失速し敗れた。第3Qは4回のターンオーバーに加えて3Pが5回中0回成功、2Pのペイント外のジャンプショットは4回中1回成功、ペイントでのショットが9回中3回成功と22回の攻撃中4回の攻撃成功に終わってしまった。これは一番苦しい時間帯であった第3Qの残り9分16秒から4分8秒までの間で12回連続攻撃失敗した為である。この間ターンオーバー3回、3Pで2回、2Pのジャンプショットを1回、ペイントで5回攻撃失敗した。ペイントへの5回の攻撃は全てドライブで攻めるが大阪のゾーンディフェンスを崩せず攻撃成功できなかった事が悔やまれる。また、前半は攻撃成功の確率自体は悪くはないが、13回のターンオーバーをした事で得点機会を自ら失ってしまった。大阪はゾーンディフェンスとマンツーマンを切り替えるディフェンスに対する秋田のオフェンスは的を絞り切る機会を見つける間が無いまま第3Qまでを終了してしまったゲームであった。しかし、大阪のメンバーチェンジがあった中ではあるが、第4Qの残り3分を切った時点から8回連続攻撃に成功し17点上げ、最大25点差の展開を11点差まで引き戻す展開に持ち込む力は第2戦を迎える大阪には侮れない展開であった。
大阪は、ゲーム通してフリースローの試投数が9本と秋田ディフェンスとのコンタクトが少ないゲーム展開であったが、ジャンプショットと3Pを巧みに織り交ぜ、ペイントでも高成功率に決める等、FGを確実に決めて勝利した。特に各Q全てにおいてファーストブレイクを成功させ、ゲーム合計で5回攻撃成功した。このファーストブレイクはいずれも秋田のターンオーバーを誘うスティールからであり、ディフェンスでのプレッシャー、トラップから得意の走る展開でゲームを大阪のものにした。ただし、ゲーム合計でターンオーバーが14回あり、特に第2Q、第4Qで5回ずつと乱調のQがあった事は反省点として挙げられる。また、第4Qはメンバー交代がある中ではあったが、29失点と前節からの修正をしきれていない所は第2戦に向けて引き締めるべき項目である。 大阪は秋田のミスを誘っているようにも見える機会があったが、秋田自身のミスも多い試合であったと見受けられる。大阪のTOの数と第4Qの失点を考えると、まだまだ目指すゲームができているとは考えられない。秋田はこのゲームを第2戦も続けるとは考え難いうえ、厳しいゲームも十分予想される。大阪は第2戦に向けてリーグ後半戦から挙がっている課題をクリアしての勝利を掴み取りたい。

大阪ブラックウェルHCコメント
トータルでいいゲームだった。特にディフェンスが良く3Qを9点に抑える事ができた。オフェンスではボールが良く回せいいショットができた。ワシントンも本来の調子に戻ってきている。40分間いいゲームを続ける事が明日の課題だと思う。

秋田ピアスHCコメント
大阪は2連敗中であったが、ワシントンと田村の活躍があり非常に難しいゲームだった。秋田の日本人選手はベテランを中心にゲームをしているが、西カンファレンスのゲームは情報が不足し、マーシャル、ブラックレッジに対するマッチアップに苦しんだ。ゲーム通してTOが多く、前半はフォーメーションミスがあった。明日はパス、ディフェンスのミスを無くして頑張りたい。

		【ホームゲーム第10節】 大阪エヴェッサ　VS　滋賀レイクスターズ＠堺市金岡公園体育館 3月19日(土)　開場16：00　開演17：00　試合開始18：00 3月20日(日)　開場12：00　開演13：00　試合開始14：00 チケットは好評発売中！！ http://www.evessa.com/ticket/ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら 試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで！ 詳しくはこちらで▼ http://www.basketballjapantv.com/other/free/240