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【ゲームプレビュー】2010.11.06/07 vs. 京都ハンナリーズ
前節大阪は3勝1敗で島根2連戦を迎えた。島根も3勝1敗であり共に負けられない状況であったが、大阪が2連勝し単独首位に立った。大阪2連勝の原動力はナイトの活躍がまず挙げられ、2試合合計で3Pが『2/5』で40%、2Pが『10/20』で50%、FTが『18/20』で90%であった。高確率にショットを決め、加えて非常に多くのフリースローを試投していることから、ペイントへのアタックからフリースローを誘い得点だけでなく島根のファウルトラブルを招くという2つの効果を上げた。
また、第1戦ではマーシャルがブロック付近でシールしポストプレーから4回攻撃に成功(内バスケットカウント1回)し効果的に得点。第2戦ではブラックレッジが得意のスピードと跳躍力で3回のファーストブレイクと3本のダンクを量産し、島根を圧倒した。
前回対戦の9月23日のプレシーズンマッチでは、京都74対大阪69で京都が勝利している。第3Qまで大阪がリードするも、第4Q残り3分30秒から京都トリムがポストプレーでファウルを誘うと得点を重ね、大阪はこの間ターンオーバー2回とジャンプショットを落とし得点できず、京都に逆転負けを喫した。両チーム共にレギュラーシーズンに向け選手を試しながらのゲームであり、あくまで参考結果であるが、京都はこのゲーム後、昨シーズンのレギュラーシーズンMVPのホワイトを獲得している事を考えると、前回よりもさらなる強化をした上での今回の対戦となる。
前節京都はホームで滋賀に連敗している。この2試合の平均失点は100点と非常に失点の多いゲームであった。得点面では後半出だしの第3Qで第1戦は17点、第2戦は9点とこのクォーターの得点差がゲームに響いている。この結果から大阪戦でまずは、失点を抑えるようディフェンスの強化策と後半出だしのオフェンスには力を入れてくる事が予想される。また、第1戦で滋賀に対し、ウォーレン、トリムのビッグチームを中心に長い時間攻撃し、第2戦では、瀬戸山、ラウーフのドライブと中長距離ショットの入る選手を長く投入し、ビッグマンをトリムからフェイに変える対応でゲームするなど、ゲーム結果によって1戦目と2戦目の選手を変えてきていた。このように、ゲームによって策を変える京都は連敗脱出のため大阪戦では前回滋賀戦の反省から決死のゲームが予想される。
大阪と京都の得失点を比較すると大阪は平均得点が82点(ウエスタンカンファレンス6位)、平均失点が70.5点(同1位)得失点差が11.5点(同1位)と堅守のディフェンスから、ファーストブレイクや1対1を仕掛ける展開でゲームをしている。対する京都は平均得点84.7点(ウエスタンカンファレンス4位)、平均失点81点(同4位)、得失点差3.7点(同4位)と順位通りの成績となっている。大阪のここ2試合は平均得点88.5点と得点面での好調が伺える。得点面が好調な理由として、小淵、ナイト、ワシントンの3P成功率が3人平均で『43.7%』決まっている事が挙げられる。また、チームのフリースロー確率が『71.9%』とゲーム終盤の苦しい場面で相手のファウルを受けながらもコンスタントに得点できる事が非常に大きい。また、フリースローの試投数が160回と京都の130回よりも40回多い。これはチームとしてペイントへのアタック、オフェンスリバウンドとファーストブレイクを出す事で数字を上げている。 選手のマッチアップに目を移すと、京都は昨年レギュラーシーズンMVPのホワイトと10月月間MVPの大阪ナイトと好調な2人の昨年チャンピオンチームメンバー対決は非常に大きな見どころになる。また、京都は2年目の村上が日本人選手でトップの平均得点を決めており、これはスピードあるドライブから2Pを『50%』、ファウルを誘いフリースローを『90.5%』決めるなどチャンスを作ってショットを高確率に決めている。また、大阪は村上のフリースローの試投数がウォーレン(23回)に次ぐチーム4位の21回とペイントへのアタックに注意したい。最後にラウーフは平均出場時間17.5分ながらチーム3番目の11.5点を上げ、特に2P確率が60.5%で決まっていることから得点能力は健在であり、コート上にいる時間は大阪は気をつけなければならない。
PLAYERS TO WATCH
注目選手
William Knight
平均21.5点とチームトップのスコアラーの得点が勝敗に大きな影響を与えるだろう。古巣浜松東三河のチームメイトであったホワイトの得点を抑え、自らも3P、ファーストブレイクで得点の量産に期待したいMasashi Obuchi
ここまで6試合を終えてターンオーバーが5、ファウルが5とチーム最長出場時間の中、ミスをしない堅実なプレーでチームを支えている。京都の村上のペイントアタックを抑えターンオーバーを誘い、ファーストブレイクの出発点となるよう期待したい11月06日(土) | 11月07日(日) | |
SV1列 | ○残数有り | ○残数有り |
SC・ホーム | △残り1席 | △残り1席 |
SC・アウェイ | △若干数残数有り | △若干数残数有り |
メイン・センター | ○残数有り | ○残数有り |
メイン・ホーム | ○残数有り | △若干数残数有り |
ベンチ・センター | ○残数有り | ○残数有り |
ベンチ・ホーム | ○残数有り | △若干数残数有り |
ベンチ・アウェイ | ○残数有り | ○残数有り |
1階自由席 | ○残数有り | ○残数有り |
2階自由席 | △若干数残数有り | △若干数残数有り |
※オンラインチケットでは試合前日まで前売り価格で購入いただけます。(2階自由席のみ)
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REPORT | 2010年11月 3日 09:00
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