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bjリーグ2010-2011シーズン　ホームゲーム第3節 GAME2
大阪エヴェッサ vs. 京都ハンナリーズ　試合結果速報

2010年11月7日（日）14:00 Tip Off
@池田市五月山体育館 
観客者数　1,482人

大阪エヴェッサ　90-77　京都ハンナリーズ

1Q 大阪 20-20 京都
2Q 大阪 20-20 京都
3Q 大阪 20-11 京都
4Q 大阪 30-26 京都

＜戦評＞

第1Q [20-20]

開始大阪はナイトがドライブからレイアップショットをミスするがマーシャルがオフェンスリバウンドを掴みゴールにねじ込んでセカンドチャンスから先制、続けて小淵のジャンプショットでゲームの流れを掴む。京都はトリムのオフェンスリバウンドからペイントでファウルを誘いフリースローと仲村の3Pで大阪を追いかける。大阪はワシントンがドライブからペイント内でのショットファウルを誘うとマーシャルがバスケットカットからダンクショットを豪快に叩き込み大阪の流れでゲームが進む。京都はウォーレンのファーストブレイク、仲村のジャンプショット、ホワイトがワンエンドワンのフリースローと残り2分30秒から5回連続攻撃に成功し、10得点すると大阪を逆転する。大阪は終了間際に今野がジャンプショットを決めこのクォーター同点で終える。

第2Q [40-40 (20-20)]

大阪、京都共にディフェンスでは2-3ゾーンの布陣で守る形でこのクォーターが始まる。京都はホワイトのジャンプショットでファウルを誘うとフリースローから得点し、続けて仲村がスティールからファーストブレイクのレイアップミスをホワイトがオフェンスリバウンドし、そのままダンクで叩き込み京都がリードする。大阪は、高田が3Pで得点を返すが、京都は川辺がファーストブレイクで即座に得点を返す。大阪は今野が連続ジャンプショット、ファーストブレイクを決める活躍で京都に流れを掴ませずゲームを進める。京都は村上がドライブからレイアップを決めるが、大阪は今野からペイントのクロッツへパスを入れるとクロッツが得点を返す。京都は大阪のディフェンストランジッションでマッチアップミスを突き川辺がファーストブレイクを決めて追いつく。大阪は今野がファーストブレイクとドライブからファウルを誘いフリースローで得点する。京都は最後ホワイトがオフェンスリバウンドから得点し大阪に追いついて前半を終える。

第3Q [60-51 (20-11)]

開始から両チーム得点できなかったが、京都がウォーレンのジャンプショットで得点、続けてトリムがファーストブレイクでファウルを誘いフリースローから得点する。大阪はマーシャルがオフェンスリバウンドからとドライブからペイントでファウルを誘いフリースローで得点する。京都はトリムがファーストブレイクでレイアップショットのファウルを誘うとフリースローで得点し、互いに決めては返し、返しては決めるシーソーゲームの攻防が続く。京都は残り6分30秒から2分30秒間得点できない。大阪はこの間に小淵、ワシントンのファーストブレイクで流れを掴むと、今野のジャンプショットでファウルを誘いフリースローから得点すると一気に京都を逆転しリードする。京都は川辺のドライブからレイアップを決め、ラウーフがジャンプショット、トリムがファーストブレイクからフリースローを決めるが大阪にリードを許したまま最終クォーターを迎える。

第4Q [90-77 (30-26)]

京都はトリムがピックアンドロール崩れからペイントで得点すると、ラウーフ、ホワイトのジャンプショット、再びトリムのオフェンスリバウンドで得点し2分間で8得点の猛攻で大阪を追いかける。大阪はワシントンが連続ドライブでレイアップを決めるが京都はホワイトが連続ファーストブレイクに成功するなど、得点を返し追い上げるが、大阪が辛うじて7点のリードを保つ。京都は残り5分から2分21秒まで得点できない間に大阪は今野がドライブからバスケットカウントでショットを決めると、ワシントンがジャンプショットを沈め京都に14点差をつける。京都は残り1分からファウルゲームで最後の望みを託し、ホワイトのオフェンスリバウンドからバスケットカウント、仲村のジャンプショットで得点するが、大阪はフリースローをきっちりと沈め、大阪が勝利した。

＜総評＞

両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は85回の攻撃中43回に成功（50.6％）し、京都は85回の攻撃中38回に成功（44.7％）した。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を29回中21回成功（72.4％）、ペイント外の2Pを15回中10回（66.6％）、3Pが17回中8回（47.0％）、ワンエンドワン6回中5回（83.3％）であった。対する京都はペイントでの攻撃を33回中22回成功（66.6％）、ペイント外の2Pを20回中10回（50％）、3Pが14回中5回（35.7％）、ワンエンドワン1回中1回（100％）であった。ターンオーバーでは大阪が18、京都が16であった。

京都はゲームを通して9回ファーストブレイクに成功し、ゾーンディフェンスから走る事で得点する機会を作り出していた。また、2Pのジャンプショット確率が『50％』とこれはラウーフ、ホワイトの二人が高確率に得点を決めた。唯一の勝敗のポイントは第3Qを除く3つのクォーターで20得点以上しているが、第3Qのみが11得点に終わった事だ。第3Q以外の3つのクォーターではゲームとして大阪を上回る時間帯があり、第3Qと第1，2，4Qの違いはペイントの攻撃成功確率が挙げられる。京都はペイントでの攻撃を第1Qは『6/7』、第2Qは『7/9』、第3Qは『3/8』、最後に第4Qは『6/9』であった。第1、2、4クォーターに共通して言える事は、それぞれのクォーターでオフェンスリバウンドからの得点が第1Qは2回成功、第2Qは3回成功、第4Qは2回成功であるが、第3Qは0回であり、掴んだオフェンスリバウンドが1でもあった。昨日はオフェンスリバウンドからの攻撃成功が14回中2回であった事を考えれば、非常にアクティブにセカンドチャンスを狙い攻撃成功していたが、第3Qに限ってはチャンスを掴む事が出来ず非常に残念な結果となった。

大阪は、前半で12のターンオーバーをするなど、非常に苦しいゲーム展開の前半であったが、今野が第2Qに12得点する活躍で京都に得点で付いていく展開でゲームを進めた。後半はターンオーバーを6回に減らし、44回の攻撃中25回（56.8％）決め昨日の60点には及ばないが50得点して京都を逆転した。ペイントへのアタック回数は後半18回中12回（66.6％）を決め、2Pのペイント外の攻撃回数は6回中5回（83.3％）であった。この攻撃成功確率を上げたのは今野、ワシントンのドライブからのレイアップ、ジャンプショットでチームを牽引した。特にワシントンは1対1からドライブもジャンプショットも決める事ができ、京都ディフェンスを翻弄した。ワシントンの得点を抑えようとダブルチームをすると、今野がキックアウトを受けてからそのままショットか、再度ペイントへアタックするドライブを仕掛けて来るので京都ディフェンスは足を止める間もなく、非常に苦しめられた。また、ワシントン、今野にディフェンスが目を向けるとマーシャルのシールからペイントスコアされるなど、京都は成す術を見つける事が出来ないほど怒涛の攻撃であった。

最後にゲームが大きく動いた、第3Qの残り6分24秒か2分58秒までの2分30秒間の得点の動きに目を向けると、京都はこの間、3回のターンオーバーと1回のジャンプショット、2回のドライブと、1回のポストプレーいずれも攻撃失敗に終わっている。ペイントまでアタックし攻撃を試みるが成功できなかったのが非常に悔やまれる。これには、大阪マーシャルがドライブしてくる選手のディフェンス、ビッグマンをマッチアップで抑え後半に4回のブロックショット、ゲーム通して6回のブロックショットは京都にとってショットを容易にさせてもらえなかった。大阪は京都が得点できない間に、マーシャルがオフェンスリバウンドから攻撃成功し、京都を逆転すると、小淵、ワシントンが連続ファーストブレイクを決め京都を突き放して、このリードを守り勝利した。

大阪ブラックウェルHCコメント
後半特に気持ちを入れたエネルギーあるプレーができた。今野、ワシントンのプレーが良かった。

京都青野HCコメント
上手くゲームを運ばれた。昨日も課題の第3Q中盤過ぎの勢いが傾いた時に踏ん張り切れなかった。

		【ホームゲーム第4節】 大阪エヴェッサ　VS　琉球ゴールデンキングス＠守口市民体育館 11月20日(土)　開場16：00　開演17：00　試合開始18：00 11月21日(日)　開場11：45　開演12：45　試合開始13：45 チケットは好評発売中！！ http://www.evessa.com/ticket/ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら 試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで！ 詳しくはこちらで▼ http://www.basketballjapantv.com/other/free/240