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bjリーグ2010-2011シーズン　ホームゲーム第4節 GAME2
大阪エヴェッサ vs. 琉球ゴールデンキングス　試合結果速報

2010年11月21日（日）13:45 Tip Off
@守口市民体育館 
観戦者数　1,723人

大阪エヴェッサ　84-53　琉球ゴールデンキングス

1Q 大阪 19-19 琉球
2Q 大阪 20-7 琉球
3Q 大阪 25-10 琉球
4Q 大阪 20-17 琉球

＜戦評＞

第1Q [19-19]

大阪は開始小淵がファーストブレイクで先制すると、ワシントンが連続ジャンプショットを決めて、ゲームの主導権を握る。沖縄はディクソンがポストプレイから得点、マクヘンリーがジャンプショットとバスケットカットでペイント内での得点に成功すると大阪に追いつく。沖縄は続けてディクソンの3Pが決め、この試合初めて大阪を逆転する。逆転を許した大阪は今野がペイントで落としたショットのオフェンスリバウンドをワシントンが掴むとバスケットカウントでねじ込む。大阪はワシントンのこの得点を皮切りに今野とワシントンで3連続ジャンプショットを決め沖縄を逆転すると、一気にリードする。再びリードを許した沖縄はパルマーがポストプレイをバスケットカウントで決めると、続けてジャンプショットを決め大阪を再度追い上げる。沖縄はニュートンがドライブからペイントでファウルと誘いフリースローで得点すると最後はディクソンの3Pが決まり、大阪を捕まえると同点でこのクォーターを終える。

第2Q [39-26 (20-7)]

沖縄は開始から2-3ゾーンでペイントの守りを固めるが、大阪はナイトのドライブからキックアウトを受けた高田の3Pで先制する。対する沖縄はニュートンのドライブ、与那嶺がスティールからファーストブレイクを決めて得点を返す。大阪はナイトがジャンプショットを沈め、続けてバスケットカットからペイントでファウルを誘うとフリースローを決め連続攻撃に成功し沖縄を突き放す。沖縄はパルマーのジャンプショットが決まった残り4分55秒から与那嶺のフリースローで得点する残り1分8秒まで得点できず、攻め手を欠く非常に苦しい展開でゲームが進む。対する大阪は小淵のジャンプショット、ワシントンがドライブからペイントでファウルを誘いフリースロー、最後は勝又の3Pが決まり5回連続で攻撃に成功、更に小淵のファーストブレイクが決まった所で一気に大阪がリードを12点差まで広げる。大阪は残り1分に勝又のフリースロー、ブラックレッジが今野のファーストブレイクのミスショットを拾い得点し、大阪が13点リードを広げて前半を終える。

第3Q [64-36 (25-10)]

後半開始大阪はワシントンがジャンプショットをバスケットカウントで決め先制するとマーシャルがポストプレイでファウルを誘いフリースローを獲得、きっちりと沈める。沖縄は開始から残り7分26秒のニュートンのジャンプショットまで得点が入らない苦しい状況で後半をスタートする。大阪は苦しむ沖縄を尻目にワシントンが3P、フリースローで得点すると、ブラックレッジはワシントンがペイントで落としたショットのオフェンスリバウンドから得点する。対する沖縄はパルマーがジャンプショットでファウルを誘うとフリースローで得点するが、この得点を最後に残り5分56秒から2分10秒まで得点が入らない。大阪は沖縄のオフェンスを封じ、自身のオフェンスでは今野がジャンプショット、ワシントンがフリースローを決め大阪が得点差を27点まで広げる。沖縄はクウソーのバスケットカウントでの得点、澤岻が3Pを決めるが、大阪はブラックレッジがドライブをバスケットカウントで決めると、続けてファーストブレイクを決めて大阪がリードを保ったまま最終第4Qに入る。

第4Q [84-53 (20-17)]

ここまで流れを掴みきれない沖縄は小菅の3Pで先手を取り、金城のファーストブレイクでファウルを誘うとフリースローで得点し序盤から大阪を追上げを開始。大阪はナイトの3P、ドライブからペイントでレイアップを決め、沖縄の追い上げを交す。沖縄はパルマーがドライブからペイントでファウルを誘うとフリースローから得点し、続けて3Pを決める。沖縄に3Pを決められた後、大阪はナイト、高田、ワシントンが連続3P攻勢で得点をする。沖縄は大阪のターンオーバーから与那嶺がファーストブレイクを成功させ得点するが、この得点後のオフィシャルタイムアウト明けから4回連続で攻撃失敗してしまう。大阪はこの間北村のジャンプショット、ブラックレッジがジャンプショットを決める。沖縄はパルマーのドライブからファウルを誘いフリースローで得点、続けてマクヘンリーのフリースロー、金城の3Pで得点を返すが、最後は大阪クロッツがポストプレイをバスケットカウントで決めるとリード差を縮める事ができず、第2Q中盤以降のリードを保ち大阪が勝利した。

＜総評＞

両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は74回の攻撃中38回に成功（51.3％）しターンオーバー16回、沖縄は74回の攻撃中25回に成功（33.9％）しターンオーバー15回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を21回中12回成功（57.2％）、ペイント外の2Pを20回中14回（70.0％）、3Pが15回中5回（33.3％）、ワンエンドワンスローが4回中4回（100%）であった。対する沖縄はペイントでの攻撃を21回中13回成功（61.9％）、ペイント外の2Pを14回中5回（35.7％）、3Pが21回中6回（28.6％）、ワンエンドワンスローが3回中1回（33.3％）であった。

沖縄はゲーム通して53点と本来のオフェンスができなかった。特に第2、3Q合計で17点と大ブレーキであった。第2、3Qは合計9ターンオーバー（ゲーム合計15回）であり、ショットを打った攻撃ではジャンプショットが7回中2回（28.6%）成功、3Pが10回中1回（10%）成功と外郭のショットを落とした事が得点を止めてしまった第一の要因にあげられる。大阪は2-3ゾーンで守る時間帯が長く、エンドスローや得点が入ると時折ゾーンプレスを仕掛けるなど、ゾーンディフェンスであるが、積極的にディフェンスで仕掛けた結果が表れた。また、沖縄は第2Qはレイアップミス1回、オフェンスリバウンドからのショットミス1回と第3Qはドライブらのレイアップミス2回とファーストブレイクミス1回と合計ペイントでのショットミスが5回であった。ゴール目前までボールを持っていくが最後リングにボールを沈める事が出来なかった事が悔やまれる。

一方、大阪はゲーム通してペイント外の2Pのジャンプショットが20回中14回の成功とペイント内での攻撃成功率（21回中12回）を上回る驚異的な確率でジャンプショット決めた。昨日から続く沖縄のディフェンスはゾーンとマンツーマンを使い分ける中、ワシントンがジャンプショットを6回成功する事でチームの得点が止まる時間帯を作らず牽引した。また、今野2回、小淵、勝又、北村で1回ずつジャンプショットでの攻撃に成功した。大阪はチーム一丸となってペイントへのアタックし、キックアウトをジャンプショットで巧みに沈め勝利した。

大阪ブラックウェルHCコメント
昨日と比べるとオフェンス、ディフェンスとも良かった。特にワシントンが試合のペースを握る活躍をしてくれた。

沖縄桶谷HCコメント
歯車が一つ狂って、そこから選手に意識を持ってもらいたかったが、逆に焦らせてしまったと思う。リバウンドが22本差あるとなかなか戦えない。一つ一つをやっていって31点差にガクッとする必要はないと思う。シーズン52試合あるので次の試合に向けて修正したい。

		【ホームゲーム第5節】 大阪エヴェッサ　VS　富山グラウジーズ＠神戸市立中央体育館 12月11日(土)　開場16：00　開演17：00　試合開始18：00 12月12日(日)　開場12：00　開演13：00　試合開始14：00 チケットは好評発売中！！ http://www.evessa.com/ticket/ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら 試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで！ 詳しくはこちらで▼ http://www.basketballjapantv.com/other/free/240