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bjリーグ2010-2011シーズン　アウェイゲーム第3節 GAME1
大分ヒートデビルズ vs. 大阪エヴェッサ　試合結果速報

2010年11月27日（土）19:00 Tip Off
@B-Con Plaza 

大分ヒートデビルズ　63-83　大阪エヴェッサ

1Q 大分 15-21 大阪
2Q 大分 11-17 大阪
3Q 大分 20-23 大阪
4Q 大分 17-22 大阪

※詳細はコチラ

＜戦評＞

第1Q [15-21]

開始から2-3ゾーンを敷きゴール下を守る大分に対し、大阪はマーシャルのポストプレイからペイント内で大分のファウルを誘うとフリースローで先制する。続けて大阪ワシントンがジャンプショット、ナイトが3Pを連続で決め大阪がリードする。大分は佐藤がジャンプショットで得点を返すと、フィンガーがオフェンスリバウンドから得点する。大阪はナイトが再び3Pを決めるが、大分はフィンガーがドライブからのバスケットカウントを決め勢い付けると、ロティックがスティールからファーストブレイク、鈴木がジャンプショットを決め逆転に成功。大阪はワシントンがドライブでペイントにアタックするとシュートファウルを誘いフリースローで得点すると、対する大分はハウエルがポストプレイからペイントで連続攻撃に成功しリードを保つも、大阪はここからワシントンがワンエンドワンフリースローとドライブからレイアップを決め大分を逆転する。大分は青木がジャンプショットを決めて大阪を追うが、最後は大阪クロッツのダンク、オフェンスリバウンドから得点し、大阪がリードして終える。

第2Q [26-38 (11-17)]

第2Q開始、両チーム共2-3ゾーンで守る中、大分は佐藤、フィンガーがジャンプショットを決め、更に佐藤が3Pを決めると開始2分間で7得点し、その差を1点差にまで大阪に迫る。大阪はタイムアウト後に小淵のジャンプショット、ナイトの3Pが決まり大分をつき離す。大分はフィンガーがドライブからペイントでの得点に成功した6分53秒から2分14秒の4分30秒余り得点が入らない。大阪はこの間に、小淵がファーストブレイクで大分のファウルと誘うとフリースローで得点、マーシャルがジャンプショット、ポストプレイでの攻撃に成功する。続けてナイトの3Pが決まり大阪が一気に大分とのリードを大きく広げる。攻撃に苦しむ大分は三友がスティールから、素早くボールを運ぶとファーストブレイクに成功する。大阪はマーシャルがポストプレイからファウルを誘うとフリースローで得点し、最後はブラックレッジが大分のレイアップをショットブロックすると、小淵から受けた空中にあるボールをアリウープで決め、大分に12点差をつけ前半を終える。

第3Q [46-61 (20-23)]

後半大阪は今野がペイントへバスケットカットし攻撃に成功する。先手を取られた大分であったが、ここからフィンガーのジャンプショット、佐藤の3Pが決まり得点差を一桁に追い上げる。大阪は小淵のスティールからワシントンがファーストブレイクをフリースローで決めると、再び小淵がドライブからバスケットカウントで攻撃に成功する。大分は9分16秒からフィンガーがファーストブレイクをバスケットカウントで決めた6分9秒までの約3分間得点が入らない。この間大阪は今野のスティールからナイトがファーストブレイクを決める。大分はジョンソンがドライブからフリースローで得点するとロティックがジャンプショットでファーストブレイクを決める。大阪はマーシャルがオフェンスリバウンドから得点に成功すると、ナイトがバスケットカットからペイントでのショットとジャンプショットを決め、最後はクロッツがオフェンスリバウンドでファウルを誘いワンエンドワンショットを決める。大分はフィンガー、ジョンソンがペイントでファウルを誘うとフリースローを決めるが、大阪はワシントンがジャンプショットのファウルでフリースローを決め、続けてドライブからペイントで得点し大分を離して最終Qへ入る。

第4Q [63-83 (17-22)]

大分は開始ロティックの3Pで息を吹き返すと、続けてジョンソンがペイント内で攻撃に成功し、三友がファーストブレイクをジャンプショットで決め、フィンガーのジャンプショット、ロティックのジャンプショットで5回連続攻撃に成功し開始2分30秒間で11得点し大阪に6点差まで迫る。この後、両チーム共攻撃に苦しむが、大阪はワシントンのドライブからファウルを誘いフリースローから得点すると、マーシャルがファウルを受けながらもダンクを叩き込みバスケットカウントで攻撃成功すると、ワシントンが再びジャンプショットでファウルを誘いフリースローを決める。大阪の攻撃は休まる事がなく、マーシャルのジャンプショット、ナイトのスティールからワシントンがファーストブレイクをバスケットカウントで決め最後は、今野がワンエンドワンスローを決めるまで5分55秒から2分51秒までの3分間で6回連続攻撃に成功し13得点した大阪は大分からリードを再び取り返すと、ナイトが3P、ドライブからのペイントで攻撃成功すると最後まで攻撃を緩めず20点差で大阪が勝利した。

＜総評＞

両チームの攻撃回数と成功数を比較すると大阪は82回の攻撃中42回に成功（51.2％）し、その内ターンオーバー16回、大分は83回の攻撃中31回に成功（37.3％）、ターンオーバー13回であった。両チームの攻撃成功の内訳を見ると、大阪がペイントでの攻撃を29回中22回成功（75.9％）、ペイント外の2Pを16回中8回（50.0％）、3Pが12回中5回（41.6％）、ワンエンドワンスローが9回中6回（66.6%）であった。対する大分はペイントでの攻撃を30回中16回成功（53.3％）、ペイント外の2Pを23回中10回（43.5％）、3Pが15回中3回（20.0％）、クリアパス、ワンエンドワンスローが2回中2回（100％）であった。

大分はゲームを通して63点と得点に苦しみ、前半で26点と出だしに躓いた。特に、第2Qは11得点とこのゲームで一番点の取れないクォーターで、残り6分53秒から2分14秒まで約4分30秒間得点が出来なかった。この間9回の攻撃の内訳はターンオーバーが1回、3Pが3回、2Pのジャンプショットが2回、ペイントでのショットが3回全てにおいて得点に失敗した。攻撃のバランスとしてはペイントへのアタックと外郭のショットをまんべんなく打ち良かったが、ペイントでの攻撃失敗の内ファーストブレイクでファウルを誘いフリースローを2本落としたのが非常に悔やまれる。第4Qは開始2分30秒間で5回連続攻撃に成功し6点差にまで詰めるが、残り7分28秒から4分53秒の2分30秒間で4連続攻撃失敗と大阪を射程圏内まで迫るが、交してリードするまでは至らなかった。この4回の攻撃はターンオーバー1回、2Pのジャンプショット2回、ポストプレイからのペイント内攻撃1回であった。得点の入らない時間帯は第1、3Qにもあり、第1Qは残り4分9秒から1分1秒までの6回連続、第3Qは残り9分16秒から6分4秒までの7回連続して得点に失敗した。各クォーターごとに2分30秒から4分30秒間連続で攻撃の入らない時間帯があり、ここで大阪に離されるゲームであった。しかし、ショットする攻撃のスポットはバランスが良く、決めるべきところで決めていれば試合はどちらに動いていたか分からないゲームであった。連敗脱出の為、第2戦は決死の攻撃を仕掛けてくるであろうし、チャンスは第1戦の得点よりも非常に多くある。

大阪は、ゲーム通して83得点とゲームプラン通りの結果が出た。ペイントでの攻撃成功率は高く（22/29：75.9%）大分を寄せ付けなかった。また、ペイントへアタックする事で大分のファウルを誘い、第1Qは残り4分から、第3Qは残り3分45秒から、そして、第4Qは残り2分51秒からワンエンドワンスローを得ると、クォーターの中盤以降の早い時間帯からワンエンドワンのフリースローでゲーム合計10点とアタックする事で得点を重ねた。

大阪ブラックウェルHCコメント
20点差という事でいいゲームだった。ゲーム中オフェンスがバラバラになる所や、ディフェンスの細かい所でもっと良くしていきたい。

大分ジェイヘップHCコメント
ヒートデビルズにとって勝てないのは痛い一敗だった。リバウンドが取れなかったので明日は取り返したい。

		【ホームゲーム第5節】 大阪エヴェッサ　VS　富山グラウジーズ＠神戸市立中央体育館 12月11日(土)　開場16：00　開演17：00　試合開始18：00 12月12日(日)　開場12：00　開演13：00　試合開始14：00 チケットは好評発売中！！ http://www.evessa.com/ticket/ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら 試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで！ 詳しくはこちらで▼ http://www.basketballjapantv.com/other/free/240