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bjリーグ2010-2011シーズン　ホームゲーム第1戦
大阪エヴェッサ vs. 宮崎シャイニングサンズ　試合結果速報

2010年10月16日（土）18:00 Tip Off
@東大阪アリーナ 
観客者数　1,732人

大阪エヴェッサ　73-70　宮崎シャイニングサンズ

1Q 大阪 9-17 宮崎
2Q 大阪 21-14 宮崎
3Q 大阪 29-21 宮崎
4Q 大阪 14-18 宮崎

＜戦評＞

第1Q

開始、大阪が先手を取りナイトのペイントショットとワシントンの3Pで大阪が5対2とリードする。宮崎は伊藤の3Pで追いつくと、続けて伊藤がドライブからバスケットカウントを決め宮崎が逆転する。宮崎は続けてパルマーのバスケットカウントで得点を重ねると、続けて清水がジャンプショットから得点し、計連続4回攻撃に成功した宮崎が12対5と大阪を逆転し突き放す。大阪はワシントンからパスを受けたマーシャルがペイントで得点するが、宮崎は伊藤の3Pで追い上げる大阪をかわす。このクォーターは伊藤一人で10得点と活躍し、宮崎ペースでゲームが進んだ結果、大阪9対宮崎17と宮崎が先手を取って第1Qを終える。

第2Q

大阪はワシントンが3Pショットでファウルを誘うとフリースローの3ショット全てを決め、大阪が息を吹き返しこのクォーターがスタートする。宮崎は清水、藤田の3Pが残り7分までに決まり得点するが、このショットから残り3分までの間に得点ができない。この間に大阪は、勝又のジャンプショット、マーシャルがポストプレイ、オフェンスリバウンドから連続得点すると宮崎を追いかける。残り7分から3分までの間に宮崎が4回ターンーバーする間に大阪は今野がスティールから、小淵は自らのリバウンドから連続でファーストブレイクを決めると宮崎を逆転し大阪24対宮崎23とする。大阪にペースを掴まれた宮崎であったが、再び藤田が3P、清水がジャンプショット、伊藤のファーストブレイクで大阪を逆転するとそのままリードを保ち前半を終える。

第3Q

宮崎はパルマーのジャンプショットでスタートすると続けて伊藤がスティールからファーストブレイクを決め2連続攻撃に成功し、宮崎が35対大阪30と宮崎が後半の先手を取る。押される大阪であったがナイトがドライブからファウルを誘いフリースロー、続けて３Pで攻撃成功すると、クロッツのポストプレイ、ワシントンのドライブで大阪は加点する。大阪の攻撃に対して、宮崎はパルマーがサイズを活かして2連続ペイントで得点すると、清水のジャンプショット、コールのドライブで4連続攻撃に成功し宮崎43対大阪39と再び宮崎がゲームのペースを掴む。リードを許す大阪であったが、マーシャルが連続でファーストブレイク、小淵がドライブから得点を決めると、ペースを取り戻し大阪52対宮崎46と大阪がリードする。宮崎はマニュエルが連続ジャンプショットで得点を返すが、大阪は小淵が3Pとリバウンドからブラックレッジにファーストブレイクのアシストパスを出すと大阪が宮崎を離し、大阪59対宮崎52の大阪リードで最終クォーターに入る。

第4Q

宮崎はマニュエルのジャンプショット、オフェンスリバウンドからファウルを誘いフリースローから得点すると、コールがドライブからのレイアップをバスケットカウントで決め互いに59点とリードを許していた大阪に一気に追いつく。大阪はナイトの3Pが決まった残り6分40秒まで開始から得点ができず、苦しい状況でゲームが進む。宮崎はコールのスティールから清水のファーストブレイクが決まり宮崎63対大阪62と逆転する。大阪はナイトの3Pで再度逆転するが、宮崎はマニュエルがファーストブレイクをバスケットカウントで決め宮崎がゲームを優位に進める。大阪が今野のドライブからペイントで得点すると宮崎はコールがオフェンスリバウンドをねじり取ると大阪からのファウルを誘いフリースローで得点し、一進一退のゲームが進む。大阪は小淵の3P、宮崎はパルマーのジャンプショットでファウルを誘いフリースローで得点し70対70の同点から残り34秒で大阪がショットクロック残り2秒で今野がブロックでシールするマーシャルにパスを入れ宮崎のファウルを誘いマーシャルがフリースローで得点し一歩抜きんでる。宮崎は清水のピックアンドロールからマニュエルのいるウイングにパスしショットを狙うがボールは外れアウトオブバウンズとなる。宮崎はファウルゲームを仕掛けるがワシントンにフリースローを決められ3点差となった残り2.4秒から清水が値千金の3Pを狙うが、リングからこぼれ試合終了となり大阪が辛くも開幕戦をものにした。

＜総評＞

大阪は第1Qターンオーバーを6回犯し、21回の攻撃中フィールドゴールが4本のみで9得点と出だしに躓いた。第2、第3Qから本来の力を発揮しこの2つのクォーターで合計50得点しゲームの主導権を握った。この間の攻撃は合計42回中23回（54.7％）成功している。攻撃成功の要因としてペイントでの確率が20回中14回成功しており、特にファーストブレイクを5回決めた事が高確率にしている。これは、ガードの今野がターンオーバーから、小淵はリバウンドから成功し、センターでありビッグマンのマーシャル、スピードのあるフォワードのブラックレッジはペイントへ走る事で宮崎を圧倒した。また3Qはナイト、小淵の3Pで3回攻撃全てを決めている事も得点を高くした要因と挙げられる。最終クォーターまでにリードした大阪であったが、最終Qは20回の攻撃中6回成功（30％）と第1Q同様宮崎に苦しめられた。ナイトの3Pで得点をし、今野のドライブ、小淵の3Pでなんとか繋ぐ中、最後はマーシャル、ワシントンがフリースローを決めて逃げ切った。勝利した大阪であったが、ペイントエリア外の2P（ジャンプショット）の確率はは18回中4回の成功（22.6％）で特に第4Qの接戦の中6回中0回であった事が自らゲームを苦しめた要因と考えられる。これはでシーズン中の課題として挙げられるだろう。ターンオーバーは第1Qこそ6回であったが第2から最後までで7回の合計13回であったことから、ゲーム中に修正できたと見られる。
宮崎は、第1Qは大阪同様にターンオーバーを犯してしまう（7回）が、ペイントでの得点が7回中4回成功しバスケットカウントで2回攻撃に成功するなどゴールへのドライブで得点し序盤先手を取った。第2Qはファーストブレイクで得点するが、大阪の2-3ゾーンとゾーンプレスでリズムを崩しターンオーバー8回と3Pで7回攻撃するなど、ミスと外郭のショットで得点を伸ばせなかった。後半はペイントでの得点を重ねる事に成功し19回の攻撃中12回（63.1％）攻撃に成功している。これは3回のファーストブレイクと1回のドライブからのバスケットカウントが含まれ、ゲームのペースを上げてゴールにアタックする事でリズムを掴んだ。ターンオーバーも第3Qの4回のみで第4Qは０回とチームとしての形で攻撃ができていた。勝利へ結べなかった点として前半で42回の攻撃中15回（37.7％）のターンオーバーをしてしまった事と後半の3Pが8回中1回の成功のみで特に第4Qは5回中0回であった事が悔やまれる。第4Qのペイントでの攻撃成功は9回中6回（66.6％）と非常に高確率だった事から、ゴールへのドライブをゲーム序盤から行うと大阪としては、非常に手怖い相手であり、宮崎の勝機は十分にある。

大阪ブラックウェルHCコメント
フラフラした悪い部分があったが、勝てたので良かった。これから良くしたい点が見つかったので改善していきたい。

宮崎遠山HCコメント
ファウルトラブルに対応したが、悔しい結果だった。明日は今日のゲームを見直して考えたい

		【ホームゲーム第2節】 大阪エヴェッサ　VS　島根スサノオマジック　＠なみはやドーム 10月30日(土)　開場16：00　開演17：00　試合開始18：00 10月31日(日)　開場12：00　開演13：00　試合開始14：00 チケットは好評発売中！！ http://www.evessa.com/ticket/ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら 試合に来られへん人はbjTVで応援よろしくやで！今なら開幕記念キャンペーン実施中！！ 詳しくはこちらで▼ https://www.basketballjapantv.com/other/free/240