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bjリーグ2009-2010シーズン　プレイオフ・ウェスタンカンファレンス・セミファイナル第2戦
大阪エヴェッサ vs. 滋賀レイクスターズ　試合結果速報

2010年5月16日（日）13:15 Tip Off
@神戸ワールド記念ホール
観戦者数　2,554名

大阪エヴェッサ　78-68　滋賀レイクスターズ

1Q 大阪 16-11 滋賀
2Q 大阪 21-15 滋賀
3Q 大阪 23-21 滋賀
4Q 大阪 18-21 滋賀

＜戦評＞

第1Q

試合開始滋賀は城宝のジャンプショットをハミルトンがオフェンスリバウンドを取りペイントで得点し先制する。先制された大阪はブラックウエルが3Pを決め得点を返す。大阪に得点を返された滋賀はインバウンドからハミルトンがゴール下でシールし得点する。滋賀はこの得点が入った7分42秒から5分19秒まで得点が入らない。この間大阪はマーリーのジャンプショット、ワシントンがスティールからファーストブレイクに持ち込みバスケットカウントでショットを決めると、再びマーリーがスティールからファーストブレイクを決め大阪10対滋賀4と大阪がリードする。リードされた滋賀であったが、ハミルトンがペイントでの得点、シュラッターのドライブからペイントでファウルを誘いフリースローでの得点、マーシャルの3Pが決まり3連続攻撃に成功し、残り4分3秒で10対10の同点となる。追いつかれた大阪であったが、今野のジャンプショット、続けて今野がドライブからファウルを誘いワンエンドワンスローでの得点、勝又のジャンプショットが決まり3連続攻撃に成功すると大阪16対滋賀10を再び大阪がリードする。滋賀はこのクオーターに最後ハミルトンがポストプレイからペイントでファウルを誘い得点すると、大阪16対滋賀11で第1Qを終える。

第2Q
第2Q大阪はブラックウエルの3Pで得点する。続けて勝又がドライブからレイアップを決めて、連続攻撃に成功するとリードを広げる。滋賀は藤原が3Pを決めると続けて城宝がジャンプショットを決めて得点を返すが大阪21対滋賀16で大阪がリードを保つ。滋賀は残り5分7秒、4分44秒とオフィシャルタイムアウト前に連続攻撃に成功し大阪23対滋賀20と滋賀が3点差に迫る。オフィシャルタイムアウト明けに大阪はマーリーの3P、パルマー、ワシントンのドライブからのレイアップ、パルマーのジャンプショットと4回連続攻撃に成功すると大阪32対滋賀21と大阪が再びリードを広げる。大阪は残り1分38秒から勝又の3P、マーリーのリバウンドからのファーストブレイクで2回連続攻撃に成功したが、滋賀はシュラッターの3P、マーシャルのドライブからレイアップが決まり得点を返すと大阪37対滋賀26で前半を終える。

第3Q
後半滋賀は城宝がドライブからジャンプショットをファーストブレイクで決めると藤原がドライブからジャンプショットを決めて連続で攻撃に成功し大阪37対滋賀30と滋賀が得点差を一桁にする。大阪はワシントンがドライブからバスケットカウントで得点した事を皮切りに、マーリーがドライブからレイアップ、ブラックウエルがオフェンスリバウンドからペイントでファウルを誘うとフリースローから得点し、大阪43対滋賀30と大阪が再びリードを広げる。滋賀はゼラーのジャンプショットをハミルトンがオフェンスリバウンドを取り得点し、大阪43対滋賀34と再び得点差を一桁にする。大阪はここからワシントンがドライブからダンクに行くショットで滋賀のファウルを誘いフリースローから得点すると、続けてワシントンがドライブからペイントで得点する。ワシントンがオフェンスの流れを大阪に引き寄せると、今野がスティールからファーストブレイクでショットファウルを受けるとフリースローで得点し、勝又の3P、マーリーのファーストブレイク、パルマーの3Pと5分38秒から1分51秒までの8回連続で攻撃に成功し3分30秒間で15点を挙げる。滋賀はこの間、ゼラーがファーストブレイクでファウルを誘うとフリースローでの得点やハミルトンのオフェンスリバウンドからの得点で応戦するが、大阪の方がペースで上回り大阪58対滋賀41となる。滋賀は残り1分3秒から城宝が連続でファーストブレイクをレイアップで決めシュラッターがペイントでのショットでファウルを誘うと3連続攻撃に成功し6点を挙げるが、大阪60対滋賀47で最終クオーターに向かう。

第4Q
最終クオーターは滋賀ハミルトンがハイポストでボールを持つとシュラッターがベースライン沿いにバスケットカットしてペイントで得点する。続けて滋賀は藤原がハーフラインからゴール下に走るマーシャルへパスをするとマーシャルが空中でキャッチしてそのままショットを決めファーストブレイクを決める。続けてマーシャルがファーストブレイクを決める。勢いに乗る滋賀は、藤原の3P、ドライブからのレイアップ、ハミルトンがオフェンスリバウンドを取るまでの6回連続に攻撃に成功する。滋賀は4Q開始から3分弱で13得点すると大阪64対滋賀60の4点差まで滋賀が詰める。滋賀が猛ラッシュで攻撃してくる中、大阪はワシントンのドライブからファウルを誘いフリースローの得点、パルマーがドライブからペイントでレイアップの得点を返すのみでゲームが進む。得点が鈍るゲームであったが、大阪はワシントンが打破し、ドライブでファウルを誘うと残り5分でワンエンドワンスローを得るとフリースローで得点する。続けてパルマーのディフェンスリバウンドでファウルを誘うとフリースローを得て得点する。残り6分53秒まで猛攻していた滋賀であったが、ここから残り1分30秒までの4分30秒間の7回連続で攻撃に失敗し大阪に69対60とリードを広げられる。滋賀はハミルトンがハイポストからシュラッターにアシストすると、続けて城宝が3Pを決めて大阪を追い上げるが、大阪はパルマーの3P、ジャンプショット、ワシントン、マーリーのワンエンドワンショットが決まり4回連続で攻撃に成功し滋賀を寄せ付けず77対65でリードを広げる。最後は滋賀シュラッターが3Pを決めファウルゲームに出るが、勝又がフリースローを決め大阪78対滋賀68で大阪がファイナル4の切符を手にした。

＜総評＞

両チームの攻撃を比較すると大阪は77回の総攻撃回数中38回（49.4％）の攻撃成功、滋賀は78回の総攻撃回数中32回（41.0％）の攻撃成功であった。両チームの攻撃に成功した2Pを見ると大阪がジャンプショット17回中4回（23.5％）成功、滋賀は6本中2回（33.3％）と滋賀が大阪を上回る確率で決めた。ジャンプショットで上回る滋賀であったが、大阪はペイントでのショットが27本中20本（74.1％）で滋賀の33本中23本（69.7％）で上回った。また、3Pは大阪が17本中7本（41.2％）に対して滋賀は21本中7本（33.3％）で大阪が確率で上回った。また大阪がターンオーバー8に対して滋賀は16と滋賀は攻撃の20.5％（16/78）をターンオーバーで失った事はゲームに影響したと考える。両チームのペイントへの攻撃を見ると滋賀はオフェンスリバウンドを9本掴み4回攻撃に成功している。また、後半6回のファーストブレイクに成功し、後半合計41点に貢献した。大阪は第3Qまでに6回ファーストブレイクに成功し走る事でゲームの主導権を先に掴んだ。大阪の特筆すべき点は、20回のペイントでの得点成功の内13回ドライブする事で得点した（65％）。ドライブしてペイントにアタックする事で滋賀のチームファウルを27回引き出し、フリースローを29本試投して20得点したのがゲームを優位に進めた要因と考えられる。特に大阪勝又の２Pは4本中3本成功しているが、ゾーンディフェンスでゴール下が非常に堅守な滋賀から2本はドライブからのレイアップを決めた事はゲームを優位に進める事に貢献した。


大阪天日HCコメント
カンファレンスファイナルに相応しいゲームだった。滋賀とのゲームはレギュラーシーズンから続く接戦のいいゲームだった

滋賀ピアスHCコメント
第3戦まで行く準備をしていたが過去のMVPである大阪のワシントン選手とパルマー選手とプレイできたのが選手にとっていい経験だった。昨日の試合も通してだが、4点差となり勝負が決まりそうなシーンまで行ったが大阪が上だったと思う。滋賀からたくさんのブースターの方が来てくださった為いいゲームができたと思う。滋賀の藤原選手が苦しい時間にゾーンを攻めるようにずっと考えてきた形がゲームの終盤に出たのが良かった。昨日今日と元日本代表のジェリココーチが来ていたのはリーグの発展だと思う。

 

		【2009-2010プレイオフ・ファイナル4】 大阪エヴェッサ　VS　琉球ゴールデンキングス ＠有明 5月22日(土)　 ウェスタンカンファレンス・ファイナル　試合開始15:30 ウェスタンカンファレンス・ファイナル　試合開始19:10 5月23日(日)　 3位決定戦　試合開始13:00 ファイナル　試合開始16:40 チケット情報はコチラから▼ http://www.evessa.com/news/detail.php?id=1739 是非、エヴェッサをLIVEで体感してやぁ！！ 王座奪還に向けて、エヴェッサ一丸！！ エヴェッサの試合会場って、めっちゃ楽しいで～！ 「モニターレポート」はこちら