大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

西地区3位 24勝16敗		西地区2位 26勝16敗

今シーズン、開幕第2節目に対戦し、エヴェッサが連勝を飾る。緒戦は力の差を見せ付けたものの、2戦目は終盤までもつれる大熱戦を演じた両チーム。勝負は残り1秒、No.12 デイビッドのブザービーターという劇的な幕切れで辛くも勝利した。が、福岡は対戦時、新型インフルエンザの影響で主力選手を含め数名がベンチ入り出来ず、登録選手7人での戦いであったため、前回の対戦はあまり参考にはならないだろう。
2月にNo.21 ジェイソンが加入した後の成績は10勝2敗と驚異的な勝率を残し、勢いづいているエヴェッサ。勢いそのままで、目下の敵2位福岡を倒して一気に首位琉球まで射程圏内に捉えたい。
だが、対する福岡も黙ってはいない。リーグ得点王をひた走るNo.3 パーカーを中心に得点力はウエスタンカンファレンス1位の1試合平均83.5ポイント。さらに、シーズン中盤にNo.54 コルデイロ、終盤にはNo.23 モーガンと次々に新戦力を獲得し、ここ10試合7勝3敗と好調を維持している。

3/31現在

PPG：平均得点　PAPG：平均失点　FG：フィールドゴール率　2PT：2ポイントシュート率　3PT：3ポイントシュート率　FT：フリースロー率　OR：オフェンスリバウンド　DR：ディフェンスリバウンド　TR：トータルリバウンド　AST：アシスト　STL：スティール　BLK：ブロックショット　TO：ターンオーバー　PF：パーソナルファール

福岡のスティールアベレージは1試合11.1本。これは単純に相手に11本ターンオーバーを犯させている計算だ。これ以外にも自分たちでミスしては勝てる試合も勝てなくなることを肝に銘じよう。
福岡にアベレージ以上のスティールをされないようにボールを大事に扱う事が重要になってくる。

エヴェッサvs福岡、残り6試合ファーストラウンド守口決戦。残り4試合をアウェイ福岡で戦うことを考えれば、エヴェッサは連勝が最低条件となる。富山、京都、高松と下位チームと対戦し、ひとつの星も落とすことなく3月を終えたエヴェッサ。連勝の大きな原動力はなんと言っても破壊力抜群のオフェンス力だ。ここ最近5試合の1試合平均得点は94.4ポイント。シーズン序盤、得点力不足にあえいでいたチームとは思えないほど、攻撃力がアップしている。その一つの要因がNo.21 ジェイソンの加入だろう。今までには無かったところからの得点が得点力アップにつながっているのは、天日HCも認めるところだ。福岡戦では彼のペイントエリアでの活躍がエヴェッサの勝利に不可欠になってくる。
ディフェンスでは、何と言っても現在リーグ得点王No.3 パーカーを止めることであろう。彼の得点の特徴は、ジャンプショットはもちろんだが、スティールや、オフェンスリバウンドからの得点が大きい。彼にスティール、リバウンドから得点を量産されるとエヴェッサは苦しくなる。また、No.11 川面、No.1 三友の日本人選手にいつも以上の活躍をさせないことも、勝敗決める上で重要なポイントとなってくるはずだ。
3月を6連勝で締めくくり、4月からプレイオフ進出、ホームコートアドバンテージ獲得を争う上位チームとの戦いが続くエヴェッサ。その第一弾、2位福岡とは残り試合半分の6試合が予定されている。ファーストラウンド守口決戦。どちらが勝つにせよ、ウエスタンカンファレンスは生き残りを賭けた熾烈な戦いが幕を開ける。