大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

プレイオフまでマジック2

西地区3位 27勝19敗		西地区1位 28勝16敗

4月最初の第11節で対戦した両チーム、ウエスタンカンファレンス2位と3位の直接対決ファーストラウンドは大阪が連勝し一気にウエスタンカンファレンス首位に躍り出た。
第1戦、前半こそ互角の戦いをし、両者一歩も引かない様相を呈したが、第3Qからエヴェッサ自慢の攻撃陣が爆発、終わってみれば28点差の快勝。
第2戦目は、前日快勝してどこか気の緩みができたのか、一時10点以上の差がつく苦しい立ち上がり。後半に入り、ようやくエンジンのかかったエヴェッサ、終盤まで取っては取られ、取られては取ってのクロスゲームを繰り広げ、どちらが勝ってもおかしくないゲームではあったが、No.44リンのドライブ、No.12デビッドの3ポイントシュートなどで突き放し、最後は力の差を見せ付けて連勝を収めた。
ウエスタンカンファレンスは、残り10試合を切ってもプレイオフ進出チームが決まらない混戦状態。連勝を大台二桁の10連勝まで伸ばし、05-06シーズンに記録したチーム記録の11連勝まで後1つとした絶好調のエヴェッサ。記録更新という新たな勲章を手に入れ、来週第13節のホーム最終戦を迎えたい。

4/16現在

PPG：平均得点　PAPG：平均失点　FG：フィールドゴール率　2PT：2ポイントシュート率　3PT：3ポイントシュート率　FT：フリースロー率　OR：オフェンスリバウンド　DR：ディフェンスリバウンド　TR：トータルリバウンド　AST：アシスト　STL：スティール　BLK：ブロックショット　TO：ターンオーバー　PF：パーソナルファール

福岡No.3パーカーのスティール1試合平均は2.8で、得点、スティールともにリーグトップ。前節も2試合で彼ひとりに7本もスティールされたエヴェッサ。単純に得点に直結したとすれば、少なくとも14ゴール奪われることに。不用意なパス回しは命取りに。

プレイオフ進出に向け、ウエスタンカンファレンスでの争いはますます熾烈さを増し、現在5位の大分までまだまだ十分可能性が。前回、アウェイ・大阪の地で連敗を喫し、今シーズンここまで対エヴェッサ戦4連敗の福岡。だが、ホームゲームでの勝率がウエスタンカンファレンスでエヴェッサに次ぐ2位の成績を誇る福岡、ホームの大声援を受け、リベンジに燃える。エヴェッサ戦残り4試合は前回以上の激しい戦いになることは間違いない。
リーグ・リーディングスコアラーNo.3パーカーを中心とする攻撃陣の福岡、そのパーカーとマッチアップするエヴェッサのプレーヤーはオフェンス、ディフェンス両面において八面六臂の活躍が必要とされる。また、福岡の高さのあるインサイドプレーヤーに対しては、チームデフェンスでプレッシャーをかけ続けなくてはならない。前回対戦した時のようにディフェンスからリズムをつかみ、試合を優位に進めるためにもデフェンスリバウンドを確実に取り、得意のファーストブレイクに持ち込むことが勝利への定石だ。
加えて、前回、不用意なパスミスなどからイージースコアーを決められている事からも、福岡のフルコートデフェンスに対し、ターンオーバーには注意しなければならない。しかし、ひとたびNo.20ナイル、No.32ライアンにボールが渡ってからのファーストブレイクは簡単には止められないはず。
現在リーグ1危険な破壊力の誇るエヴェッサのオフェンスは、福岡の熱狂的なブースター達をも黙らせるであろう。連勝を10まで伸ばし、球団記録に迫る勢いの我らが大阪エヴェッサ。福岡で春の嵐を巻き起こす！