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プレイオフ進出決定！！

西地区1位 29勝17敗		西地区5位 23勝23敗

11月、1月と対戦した両チーム、今シーズン最後の対決。アウェー、ホームでそれぞれ対戦し、共にエヴェッサが先勝して2戦目に大分が勝つというシーソーゲームを繰り広げている両チーム。
11月に対戦した時とはメンバーが変わって対戦した前回1月のホームゲーム、緒戦、エヴェッサはNo.44リンを出場停止で欠きながらも、怪我から復帰したNo.3マイケル、ベンチスタートのNo.14ヒデらの活躍もあり31点差をつけての快勝。
No.44リンが復帰し、続く2戦目も前日の勢いそのままで行くかと思われた大方の予想に反し、12月から大分に加入し、エヴェッサ創設時から共に3連覇を支えたマット・ロティックが古巣との初対決で、その存在感を十二分に大阪のファンに印象付けた。試合は終始大分がリードしてエヴェッサが追いかける展開で進み、終盤2点差まで詰め寄り一気に逆転して連勝するかと思われたが、ここでNo.12ロティックに試合を決定付ける3Pシュートを決められ万事休す。下位チーム大分相手に痛い星を落とした。
プレイオフ進出を決め、ホームコートアドバンテージ獲得に向けウエスタンカンファレンス首位快走中のエヴェッサ。前節、福岡戦で惜しくも連勝記録は10でストップしたものの、敗戦を引きずらず、連敗をしないところはやはり現在首位たる所以か。対する大分も、プレイオフ進出のためには残り試合もうひとつも落とせない。
レギュラーシーズン最後のホームゲームを連勝で締めくくり、プレイオフホーム開催に向けて前進あるのみ！

4/21現在

PPG：平均得点　PAPG：平均失点　FG：フィールドゴール率　2PT：2ポイントシュート率　3PT：3ポイントシュート率　FT：フリースロー率　OR：オフェンスリバウンド　DR：ディフェンスリバウンド　TR：トータルリバウンド　AST：アシスト　STL：スティール　BLK：ブロックショット　TO：ターンオーバー　PF：パーソナルファール

大分の1試合平均のオフェンスリバウンドは20.0回。これは富山に次ぐリーグ2位の成績だが、オフェンスリバウンドはシュートを外す事によって生まれるもので、その数が多いからといって単純に凄い訳では無い。従って勝つ為にはいつもの事ながら、1回でディフェンスリバウンドを取る事が大事になってくる。

大分の1試合平均得点は81.6ポイント、そのうち平均60点をこの3人で挙げている。特にNo.24ウッズはリーグの得点ランキング2位の24.7ポイント、No.15ベルに関しても20点オーバーの平均21.1ポイントを挙げている。その彼らにシュートチャンスを演出しているのが1試合平均アシスト4.2本のNo.12ロティックだ。前回、93-86負けた試合でも93点中で68点をこの3人で叩き出している。いや、68点も彼らに取られていると言った方が正しいだろう。
大分の得点パターンはエヴェッサのお株を奪うかの様なファーストブレイクだ。No.24ウッズのデフェンスリバウンドを起点としてのファーストブレイクは、No.44リンに勝るとも劣らずの破壊力だ。前節、連勝を止められた福岡戦のようにファーストブレイクで20点以上取られるような事があればエヴェッサとしては苦しくなる。そこで、エヴェッサとしてはハーフコートオフェンスがカギとなってくる。大分のディフェンスに対してジャンプショットやタフショットが多くなれば、大分得意のファーストブレイクのチャンスをみすみす与えることになる。No.44リン、No.21ジェイソンを軸にインサイドを攻め続けることで大分にプレッシャー与え、ディフェンスが小さくなったところでNo.12デイビッド、No.20ナイル、そして、No.33ヒロらのシューターにアウトサイドから気持ちよくシュートを打たせることで試合を優位に進めていきたい。
いずれにしてもエヴェッサとしては、彼らBIG3を抑えることができなければ勝機は見えてこない。
福岡戦の敗戦を経て、さらにチーム一丸となったオフェンス、ディフェンスの真価を問われる一戦となるだろう。