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bjリーグ2009-2010シーズン　ホームゲーム第13戦
大阪エヴェッサ vs. 大分ヒートデビルズ　試合結果速報

2010年4月25日（日）14:00 Tip Off
@池田市五月山体育館
観戦者数　1,778名

大阪エヴェッサ　88-91　大分ヒートデビルズ

1Q 大阪 22-25 大分
2Q 大阪 21-26 大分
3Q 大阪 19-20 大分
4Q 大阪 26-20 大分

＜戦評＞

第1Q

大分は開始、佐藤公のドライブがバスケットカウントとなり開始10秒で先制する。続けてウッズのポストプレイがバスケットカウントとなり、連続バスケットカウントで大分がゲームの流れを掴む。先制された大阪はワシントンが、ジャンプショット、ブラックウエルからペイントでパスを受けるとペイント内で、最後は3Pで3連続得点し大阪7対大分6とする。大分はロティックのジャンプショットから始まり、ウッズが放った3Pを自らオフェンスリバウンドで取り、ペイントでファウルを誘いフリースローで得点する。ウッズのフリースローに続いて、ロティックの3P、ベルのポストプレイからのフリースローで5回連続攻撃に成功し大分16対大阪7と大分が出だしからリードを保つ。大分は続けて佐藤公がドライブからバスケットカウント、ベルがディフェンスリバウンドからそのままファーストブレイクに持ち込み大分21対大阪11と大分がリードを10点差にする。大阪も仲西がスティールするとブラックウエルがマーリーにアシストしてファーストブレイクを成功させ、仲西の3Pと続き、再びマーリーがリバウンドから自らファーストブレイクに持ち込むなど反撃し、最後はワシントンのジャンプショットで追い上げるが、大分もベルが3Pを決め大分25対大阪22で第1Qを終える。

第2Q

大分は開始シングルトンがペイントでボールを受けると大阪のファウルを誘いフリースローから得点する。リードを許す大阪であったがパルマーの3Pから始まりワシントンがポストプレイ、ジャンプショットで3連続攻撃に成功すると大阪29対大分28と大阪が逆転に成功する。逆転された大分はベルがオフェンスリバウンドをバスケットカウントでねじ込み大阪を逆転すると、ロティックがディフェンスリバウンドからボールを運ぶとそのまま3Pを決め、ウッズがファーストブレイクからファウルを誘いフリースローで得点すると大分35対大阪29と大分が再度リードする。大阪はワシントンのポストプレイ、ブラックウエルのドライブで得点を返すが、大分はウッズがドライブからペイントでファウルを誘うとフリースローで得点する、この後ウッズがドライブから連続でペイント内の得点に成功した結果、大分40対大阪33となる。大阪はマーリーのドライブからファウルを誘いバスケットカウントで得点すると、続けてハイポストのワシントンからペイント内のパルマーにパスが入り連続攻撃に成功すると、大分40対大阪38と大阪が大分を2点差に詰める。大分はここからウッズのドライブからパスを受けたベルがダンク、続けてベルの3P、鈴木のジャンプショットなど4回連続で攻撃に成功する。大阪も残り3秒で今野がハイポストからジャンプショットを決めるが大分が大阪を近づけず、大分51対大阪43でゲームを折り返す。

第3Q

大阪は後半開始からマーリーがスティールからファーストブレイクを決めると、パルマーのジャンプショット、ワシントンの連続ポストプレイまでの4回連続攻撃に成功し大分55対大阪51と大阪が大分を追いかける。大分はこの後、鈴木が連続ドライブでペイント内の得点に成功すると、大阪は得点後アウトレットからマーリーが素早くゴールにドライブしパルマーにパスを出しファーストブレイクに成功すると、続けてマーリーがドライブからペイントで落としたショットを自らリバウンドして得点する。大分に4点差まで詰める大阪であったが、残り6分から大分は鈴木のバスケットカットからの得点が始まりとなり、佐藤公がスティールからファーストブレイク、ロティックがジャンプショット、3P、ベルのドライブからのペイント内でのファウルによるフリースローまでの5回連続攻撃に成功し、この間大阪の得点を許さなかった大分が69対55と大阪を突き放す。大阪は残り4分からワシントンのポストプレイでファウルを誘うとフリー巣ローで得点し、マーリーがワンエンドワンスローを決め大分69対大阪60とする。最後はロティックのドライブに合わせてペイントの入ってきたシングルトンがダンクを決めるが、大阪はワシントンがドライブからファウルを誘いワンエンドワンスローで得点する。大阪が一時的に追い上げるが大分が得点を返し大分71対大阪62で最終クオーターを迎える。

第4Q

大阪は開始ワシントンのドライブからペイントで得点に成功したのに対して、大分はウッズがペイント内でファウルを誘いフリースローから得点する。大阪は大分のターンオーバーを誘いファーストブレイクを勝又がフリースローで得点するが、大分はロティックがジャンプショットを決め大分75対大阪65の一進一退の展開のままゲームが進む。大分はウッズがディフェンスリバウンドを取るとベルにダンクのアシストをし、ファーストブレイクを決めると大阪はワシントンがダンクで得点を返し両チーム共にダンクで得点し合う。残り6分に大分ロティックが3Pを決めると大分が84対大阪71と13点差になった所から大分は3分間得点が入らない。この間大阪はワシントンの3P、ジャンプショットが決まり大分84対大阪78と大阪がこのクオーター開始からの点差を詰める。勢いに乗る大阪はワシントンがドライブからダンクで得点するとパルマー、仲西のレイアップ、最後はワシントンのドライブがバスケットカウントになると5回連続で攻撃に成功し大分88対大阪87と得点差が1点差となる。残り28秒で大阪は2点差を追いかける場面でパルマーがフリースローを1本落とすが大分89対大阪88の1点差となる。大分は残り9秒でウッズがペイントへドライブしファウルを誘うとフリースローを2本決め3点差とした所で大阪最後の攻撃を迎える。大阪は残り9秒からワシントンが同点の3Pを狙うが、ショットが外れゲームは大分が91対大阪88で大分が勝利した。

＜総評＞

大分と大阪の攻撃成功回数を比較すると大分が81回の攻撃中44回成功、大阪は82回の攻撃中43回の攻撃に成功と両チーム共に50％を超える高確率で攻撃に成功した。大分の成功した攻撃を見ると3Pが7回、ジャンプショットが6回、ペイント内が31回であった。対する大阪は3Pが4回、ジャンプショットが11回、ペイント内が26回、フリースロー（ワンエンドワン）が2回であった。大分はジャンプショットの成功数では大阪に劣ったが、3Pとペイントへの攻撃成功数で大阪を上回った。大阪はゲームを通してファーストブレイクを5回、バスケットカウントを3回とるなど、ゴールへアタックする事で得点した。大阪が高確率で攻撃成功する中、大分は鈴木、佐藤公、ロティック、ベル、ウッズの5人が二桁得点をとり大阪の上を行くチーム合計91点した。大分の大阪を上回る攻撃成功数である3Pはロティックとベルの二人で合計13本の試投をしてチーム総数の7本決める高確率が効いた。また2Pを見ると、ロティックの5本中4本成功した2Pは全てジャンプショットであり、ベルの成功した6本中5本の2Pは全てペイント内（ダンク2、ファーストブレイク１、ドライブ１、オフェンスリバウンド１）であった。ロティックは2Pをジャンプショット、ベルはペイントのショットを高確率に決めた。またウッズは成功した全てのショット13回はペイント内の得点であり、ゴールにアタックし、フリースローを決める事（15/19）で得点した。本日のゲームで特筆すべきは、鈴木、佐藤公の得点である。佐藤公は第１Qに3Pラインからドライブする事で2回バスケットカウントを成功させ、ペイント内でスコアした。また、第3Qは大阪のターンオーバーを誘いファーストブレイクで2回攻撃に成功して10得点をあげている。また、鈴木は5本の2P成功の内3本は第3Qのドライブ2本とバスケットカット1本のペイント内での得点であった。佐藤公、鈴木を合わせた20得点の内16点はバスケットへ向かってのレイアップであった。大分は一貫してゴールにアタックする事でフリースローから得点を積み上げ、アタックし続ける事でイージーレイアップを呼び込みゲームの流れを掴み勝利した。

大阪天日HCコメント
残念でした。1年目からホーム最後のゲームに負けているのでいい印だと思いたい。

大分ローソンHCコメント
今日も非常に白熱した接戦だった。今日勝てたのは最後にディフェンスを止められたからだと思う。

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