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bjリーグ2009-2010シーズン　ホームゲーム第3戦

大阪エヴェッサ vs. 高松ファイブアローズ　試合結果速報

2009年11月28日（土）18:00 Tip Off
@大阪市中央体育館
来場者数：　1,922人
 
大阪エヴェッサ　74-77　高松ファイブアローズ

1Q 大阪 22-13 高松
2Q 大阪 16-22 高松
3Q 大阪 24-14 高松
4Q 大阪 12-28 高松


＜戦評＞

高松ガーデナーが4.4秒から劇的逆転３Pで勝利

第１Q
大阪ハイモの3Pでゲームが始まる。高松は大阪のターンオーバーから岡田がファーストブイクで得点を返す。大阪はワシントンのオフェンスリバウンドからのダンクやウィリアムスのドライブでペイント(3秒ルール制限区域)内で得点すると11対7と大阪がリードする。ここで高松はタイムアウトをとるとゲーム開始から続けているゾーンディフェンスを大阪が攻略出来なくなり、3分間得点できない。高松はターンオーバーからスティールし竹田のファーストブレイク、庄司のドライブからペイントでのシュートでファウルを誘いフリースローを決め11対11の同点に追いつく。大阪は残り2分から今野が2回ファーストブレイクを決め高松を離し、20対13と大阪がリードして1クォーターを終える。

第2Q
大阪ブラックウェルがジャンプショットで得点する形でクォーターが始まる。高松はプロキシーのオフェンスリバウンドからフリースローを決め得点を返す。大阪はブラックウェルの3Pを決めてから高松のゾーンディフェンスにショットミス、ターンオーバーがかさなり3分間得点できない。対して高松は4回の攻撃すべて得点し大阪を追い上げる。しかし、その後6回の攻撃をペイントで一回、ジャンプショットを3回ミスしターンオーバーを2回加え4分間得点できない。残り1分30秒まで38対28と大阪がリードする。ここで高松岡田、ガーデナーがドライブからペイントで得点し、最後は岡田の3Pが決まり38対35と大阪を詰めて前半終了する。

第３Q
後半は大阪仲西のジャンプショットで大阪が先手を打つ。大阪マーリー、ワシントンの連続ファーストブレイクで得点を加える。高松は岡田のオフェンスリバウンドからの得点で返す。その後高松は4分間得点できない。大阪はウイリアムスのファーストブレイクで得点を加え52対38とリードを広げる。大阪はパルマーの３P2本を加え62対49と大阪13点差のリードで最終クオーターを迎える。

第4Q
大阪は今野のスティールからのファーストブレイクでクオーターを始める。その後4回の攻撃をジャンプショット、３P、ターンオーバーで得点できず、残り7分となる。7分までに高松はガーデナーのドライブ、ファーリーのペイントスコアで得点を返し64対57と大阪を追い上げる。大阪は6分、4分、1分に3回攻撃に成功するのみで得点が入らない。高松は岡田の３Pで73対72と大阪をこの試合初めて逆転する。次の攻撃でフリースローを決めリードを広げる。大阪は残り4.4秒でワシントンがフリースローライン右端からジャンプショットを決め同点とする。高松はタイムアウト後インバウンズプレーからガーデナーが残り0.2秒の３Pでゲームを決め77対74で高松が劇的勝利を飾った。


総評
大阪は3クオーターまでファーストブレイクが4本出るなど優位にゲームを進める。第4クオーター残り9分から7分、6分30秒から4分20秒と4分20秒から1分13秒まで合計7分間スコアできない形となった。特に4分までの攻撃はすべてジャンプショット、３Pかターンオーバーでミスを犯すなど、高松のゾーンディフェンスの高さにシュートが外郭となった事が挙げられる。また、4分を切ってからのオフェンスはペイントでスコアを狙うが、高松のビッグマンにブロックされる形となり得点できなかった。大阪は高松の高さに攻めあぐね、ジャンプショット、３Pが増えた結果得点が抑えられた。ドライブからのペイントへの攻撃が少ない事からシュートファウルが起こらずゲームを通してフリースローが3回の試投数となっている事に表されている。高松のビッグマンが後半6本のブロックショットをした事も大阪のオフェンスを外郭にさせた要因として考えられる。最後はガーデナー岡田の勝負強い３Pシュートで勝利を勝ち取った。

高松・ジョン・ニューマン
エキサイティングなゲームだった。出だしが悪く追いかける展開だったが、大阪にホームで勝てたのは嬉しい。アシスタントコーチ、選手がチームとなりいいプレーができた事に感謝している。

大阪・天日謙作
非常に残念なゲームだった。選手のローテーションを考えて明日頑張りたい。練習でやってきたことができていないところがあるので改善していきたい。