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坂田氏「大阪エヴェッサの勝利が大阪の町を元気にする！そのお手伝いができればと思います。」

大阪エヴェッサ　代表　上原光徳

日本初のプロバスケットボールリーグ「ｂｊリーグ」で、初年度から三連覇を果たした大阪エヴェッサですが、昨年10月11日に開幕いたしました2008-2009シーズンでは、4回目のチャンピオン獲得に向けてレギュラーシーズンを戦っております。来週1月31日（土）2月1日（日）からはいよいよ後半戦がスタートし、現在ウェスタンカンファレンス首位の沖縄チーム「琉球ゴールデンキングス」と対戦いたします。

後半戦を迎えるにあたり、4回目のチャンピオン獲得に向けて今チームに必要なことは、選手個々の技術やチーム戦術はもちろん、「絶対勝つ」という強い気持ちだと考えております。
大阪には、最後まで諦めずに一生懸命に無我夢中で何かに取り組むことを表現するのに、「アホになって○○する」という言葉があります。この言葉のように勝利に貪欲になるためには、いい意味で「アホ」になることが必要だと考えるに至りました。

そこで、このたびアホのプロフェッショナルである坂田利夫氏を大阪エヴェッサの「エグゼクティブ・スーパーバイザー」として招聘することになりました。

「アホ」という言葉には、なにかとネガティブなイメージが付きまといますが、先ほども述べましたように、大阪には最後まで諦めず一生懸命に無我夢中で何かに取り組むさまを「アホになって○○する」といいます。このように、「アホ」という言葉にはポジティブな側面もあります。

「アホ」とは「熱意」があるということです。損得勘定や合理的な考え方ではなく目標達成に向けた「情熱」と、絶対できるというある種の「思い込み」を持つことができれば、勝利、チャンピオンを獲得できると考えております。

また、「アホ」とは「粘り強さ」「我慢強さ」があるということです。目標を達成するために、遠回や回り道をすることもありますが、その分まじめに地道にコツコツと粘り強く取り組めば、多くの成功を得ることができると考えます。
さらには、これまでの固定概念を覆して新しいものを生み出す。こういうことはアホにならなければできません。

以上を踏まえて、大阪エヴェッサでは三連覇している強豪チームだという「強さ」、イケメン選手が在籍する「カッコよさ」、大阪ならではの「おもしろさ」、常に新しいことにチャレンジする「斬新さ」、そしてバスケ少年からの「憧れ」という大阪エヴェッサを構成するこれまでのブランド要素に、新しく「アホになる」という要素を加えることで、ブランドの強化を行って参ります。

すなわち「アホの美学」というべきコンセプトを、坂田氏を通じて取り入れることで2008-2009シーズンのチャンピオンシップ獲得を狙う所存です。

2月1日（日）大阪市中央体育館で開催される「ｂｊリーグ2008-2009シーズンオフィシャルゲームズ」大阪エヴェッサvs.琉球ゴールデンキングスにて、エグゼクティブ・スーパーバイザー就任式を行います。その後の展開については、随時発表して参ります。