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SUPER FLY. - NILE MURRY -

SUPER FLY. He Works So Hard. But Only a Quietly. - NILE MURRY -
 
シーズンを通して好調さをキープ

− 後半戦、好調をキープしているけど、身体的にも、精神的にもどのように維持しているか?

身体的には家でも規則正しくすることだね。オフの日でもウェイトトレーニングは2回は行っているよ。そうすることで筋力も増すし、練習も一生懸命取り組んでコンディションを保っているんだ。だから、どんなシチュエーションでも対応できるようにしているよ。精神的にはその時チームに何が必要か、また何を求められているかを理解することだね。オレはポイントガードだから、コートにいるときでもベンチにいるときでも、常に試合を見て今どういった状況なのかを把握するようにしているよ。そうすることで、途中から出場したとしてもチームの勝利に貢献できるんだ。

− チームコンセプトと現在のチーム状況において、1番(ポイントガード)と2番(シューティングガード)どちらがプレイしやすいか?

ポイントガードだね。ゲームをコントロールしたいし、ボールを持ってチームメイトにセットアップしたいからね。ポイントガードをしているときは、いつアグレッシブに攻めるときかそうでないときかがわかるんだ。2番でプレイしている時はいつもアグレッシブにいかないといけないのは分かっているけど、時々、アンセルフィッシュになりすぎるんだ。僕はポイントガードだからね。時々アグレッシブにいかないといけないときにパスしたり、パスしないといけないシチュエーションのときにアグレッシブに攻めていったりする。それは今までどのポジションを一番多く経験してきたかによると思うんだ。それがオレはポイントガードでゲームをコントロールしてきたんだ。2番で得点を狙うスタイルには慣れてないんだ。
− 2番の方が好きだと思っていたよ。
1対1で勝負するのも好きだけど、やっぱりゲームをコントロールする方が得意かな。だから、ポイントガードの方が好きなんだろう。

−マイキー・マーシャルやマーリン・ブライアントのようなリーグでも屈指のポイントガードと対戦する時、いつも何を一番に考える?

ほとんどの場合、彼らが徹底的にマークしてくることは分かっているから、とにかくひたすらマークさせて疲れさせることかな。それと、アグレッシブに攻めていって相手のバランスを崩しファールトラブルを誘うことかな。アグレッシブに攻めないと、いざ彼らがボールを持ったときに相手がアグレッシブにくることはわかっているしね。こちらがファールトラブルで退場させられたりしたら、チームのためにもならないしね。主に集中しているのは、アグレッシブに攻めて彼らを疲れさせることだね。

彼のパスひとつで試合の流れは変わる

− ジェイソンが入ってナイルのプレーに影響はあったか?

ジェイソンとは長い間お互い知っていて、高校のときにも一緒にプレーしていたしね。彼のプレースタイルもよく知っているよ。もちろん他のエヴェッサの選手もね。彼はビッグマンで、その時オレたちに足りないものも分かっていた。彼を獲得できて本当によかったよ。ふってわいたボーナスみたいなもんだよ。練習のときから元気で、面白くていいやつなんだよ。それにいいバスケットボールプレーヤーだしね。
−ジェイソンの存在は、ナイルへのディフェンスマークが軽くなった?
う~ん。というよりは、彼はバスケットボールをよく分かっているし、いつオレたちのためにスペースを作るか、いつその大きな体を生かしたプレーをするかわかっていて、いい仕事をしているよ。ビッグマンとしての役割をよくやってくれてるよ。スクリーンをセットしたり、リバウンドを取ったり、オフェンスでも活躍してるしね。彼はすばらしい戦力だよ。

− 対滋賀の第2戦、チームの誰もが得点できなくて、途中からナイルのプレースタイルが変わったよね。ペネトレイトからファールを誘い、イージーバスケットを狙うスタイルに。いつ変えようと思ったのか?また、なぜ変えたのか?

変えたのは試合の流れを見ていて必要だと思ったからさ。あの時、エヴェッサは多くのジャンプショットを打っていて、ほとんど外していたんだ。ジャンプショットばかり打つことで、相手に簡単にディフェンスさせていたんだ。そこで”もっとアグレッシブにバスケットを狙いにいって、(ファールで)フリースローをもらいイージーバスケットをするんだ”と。そしたら状況が変わってきて、シュートも入るようになってきて、少しづつゲームに戻ってきたんだ。チームにはこういうプレーが必要だったんだ。負けている状況で、この試合には負けられないと分かっていたから戦い続けたんだ。アグレッシブにいく必要があったし、コーチにも言われてたんだ。結果的にあの日は(あのプレーが)成功に終わったんだ。

−前節、福岡戦で連勝が止まったけど、どう思った?何か課題が見つかった?


残りの試合すべて勝ちたかったんだけど、ある日突然負けることもあるんだ。でも、そこから立ち直った。土曜日は負けてしまったけど、日曜日は僕らの強さを見せつけられたと思うよ。前の晩はまぐれで、確かに最高のバスケットはできなかったかもしれない、でも今日は最高のバスケットをして一蹴することができた。またこれから新しい連勝をつづければいいさ。残りの6試合、プレイオフに向けてポジティブな方向へ向かうよう心掛けて、最高のバスケットをするよ。10連勝して浮き足立ってたんだね。で、負けて“ok、自分たちの最高のバスケットをしよう。土曜は前節までの自分たちのバスケットができなかったから負けたんだ。”ってまた、基本に戻ることができた。負けてまた正しい方向へ修正できた感じだね。
-ある意味、負けてよかったんだね。
そうだね。できれば勝ち続けたいけどね、勝つのは気分良いし(笑)。でも、負けたことで、みんな気づいたんだ、勝つために、相手を圧倒するために必要なプレーを。そして、チャンピオンシップチームになるためにね。それを日曜の試合の前に自分たちに言い聞かせたんだ。みんな集中して臨めたし、いいゲームになったよ。残り試合もこういうバスケットを続けて、プレイオフではもっといいバスケットをするよ。



editor's EYE”ブラックスプロイテーション”という言葉をご存知でしょうか。1970年代アメリカ、テレビの台頭でハリウッド映画が衰勢の一途を辿っていた時代。ハリウッドの映画人たちはなんとかして、もう一度映画を盛り上げようと躍起になっていました。奇しくも、時代は公民権運動などが盛んな頃で、女性や黒人の立場も徐々に認められていこうとしていた頃でした。そこでハリウッドが目をつけたのが黒人映画で、そのムーブメントのことを”ブラックスプロイテーション”と呼んでいます。その代表作にはシャフトや、スウィート・スウィートバックがあり、その中でも、私が個人的に好きな映画でSUPER FLYという映画があります。ドラッグディーラーを主役に置いた映画で、その頃の黒人たちのファッション等に多大な影響を与えた映画だと聞いています。人知れず、闇に生きるドラッグディーラー、誰もその素性を知らないが、ケンカに強く、女にモテルとなんとも痛快なキャラクターで黒人たちの輝ける星。そのキャラクターをナイルと比べてしまうのです。もちろん、彼はドラッグディーラーではありません(笑)。ただ、ポイントガードとして地味なプレーに徹し、気がつけばゲームをコントロールし、エヴェッサの屋台骨を支える。また時には、前回の滋賀戦のように終盤戦で疲労もピークにあるのに、あえてファールを誘いフリースローを獲得する。そんな献身的な彼のプレースタイルがゲームMVPとして日のあたる場所で認められなくても、私には輝いて見える。

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