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SHARP SHOOTER. - HIDEKI KATSUMATA -

SHARP SHOOTER. Ready, Aim, and Shoot the Hoop. - HIDEKI KATSUMATA-
 
敵のシュートブロックをかわしながらパス

-今シーズン、後半戦まで出場機会に恵まれず、琉球戦あたりから少しずつプレーイングタイムを与えられて今はコンスタントに出場しているけど、ここまで振り返ってみてどう?そして、今なぜ出場できているのか、なぜ前半戦はできなかったのか自分なりの見解ってある?

ブースターの方たちにも「やっと出れたね」って、よく言われるんですけど、自分の中ではやっと出場できたという感覚はないですね。 プロとして試合に出場して、数字残してナンボの世界だというのは分かっているんですけど、結局はチームスポーツだから試合に出る出ない関係なくチームにプラスになることがあるんで。試合に出れないときでもそういうことを色々考えてやっていたし、試合に出れば自分ができることをやればいいんだという感覚なので、「やっと試合に出れた」、「やっと自分をアピールできる」っていう感覚はあまりないです。
前半と後半の違いとしては、そうですね…、コーチが僕に求めていることがだんだん出来始めたからというのが要因で、後はタイミングですかね。他の選手のケガであったり、コンディションの良し悪しであったり。僕自身もシーズン前にケガをしてしまって、その状態があまりよくなくて、コーチと話をしながらだんだんコンディションもあがってきて。今、出れるようになったというよりも、まだ試されてる状態だと思ってるんで。このままの状態を保てればチャンスを掴めるかなって考えています。

-ここ最近の試合でタフショットを決めている秘訣みたいなのってあるかな?特に京都戦の第3Q、敵の追い上げで苦しい時間帯に、ここは決めて欲しいと思うところで決めていたように思うんだけど、前半戦のブランクでゲーム感を戻せていない状況にも拘らず、なぜだろう?

チームメイトからも前半戦全然でてなくて、急に出て1発目のシュートを決めれるのはすごねって言われたりするんですが、これは僕自身試合に出たら1発目にシュートを打ってやろうと常に意識していることなんで。秘訣というか勢いですかね(笑)試合に出てチームのためにというのも必要だけど、自分は試されてるんだと思えば、何もしないで5分出るよりも失敗してでもいいから何かして5分出ることが自分のためにプラスになると思うんで、シュートチャンスがきたら迷わず打とうと決めてます。多分、それが今はいい方向に向いているんだと思います。
京都戦に関していえば、そこにはいろんな要因が出てくると思うんですけど、控えで出るとなるとやっぱり一番に考えないといけないことはチームの流れが悪いならそれをプラスにもっていこう、チームがいい状況ならそれを崩さずにっていうのがベストじゃないですか。そこでシュートを打つであるとか、ドライブしていくとかの個人をとるのか、それとも、よりチームのために良いディフェンスや、オフェンスをさせるために自分が動くのかというところのバランスが非常に大事だと思うんですよ。ただ、あの時はチームの状況が良くない時間帯だったので、打つべくして打てたというのもあるし。ゲーム感は試合に出て最初の2、3分はやはり戸惑いましたけど、徐々に体が慣れてきたというか、苦にはならなかったですね。

-シュートはもちろんのことだけど、オフェンス、ディフェンス問わずリバウンドでも貢献しているように見えるんだけど、その辺りは意識している?

これは僕個人の意見ですが、bjリーグのゴール下は外国人選手が多く、彼らも日本人選手に対して(リバウンドの脅威として)そんなに注意していないように思えるんですね。そこでアウトサイドから中へ飛び込むように入ると意外にリバウンドが取れるんですよ。取りにいくというより、取れちゃったの方が合ってるかも(笑)

長身のプレイヤーに似つかわしからぬ機敏さ

-大学卒業後、A2(新潟アルビレックスBBA2<サテライトチーム>)に入団した理由は?

大学4回生で卒業間近のときに自分の高校に遊びに行って、たまたま河内さん(bjリーグコミッショナー)に会ったんです。河内さんも僕の高校の卒業生で、そのときにA2にトライしてみないかって誘われたんです。ちょうどその時、社会人かプロのどちらを選ぶかという時期も重なって、考えた末にA2入団を決めました。

-他のチームに所属していた時と、入団してからのエヴェッサの印象の違いは?

(入団前は)無口だし、淡々とウォームアップとかしてるし、なんか近寄りがたいチームだと思ってました。エリート軍団みたいなイメージかな。天日さん怖そうだったし(笑)。でも、実際に入団してみるとアットホームというか、チーム内のケミストリーもあるし、天日さんも怖くなかった(笑)。もちろん、怒るときは怖いですけどね。凄くいいチームだと思いました。後、チームケミストリーの点では、僕もいつも心がけていることなんですけど、外国人選手とは極力話しかけるようにしてるんです。特にオフコートで。やっぱり、試合中いろいろ話をするなかで普段しゃべらないのに急にこうして欲しいとか要求しても無理じゃないですか。そこは人間同士なんで。全然しゃべれなくても、自分はこういう人間なんだとアピールすることで信頼関係を築いています。もちろん、僕だけじゃなくみんながそうしているからこそ、チームケミストリーが生まれるんだなと思います。

-デイビッドが復調してきて、ライアンやヒロも調子を上げてきている中でシューターとして出場しているのはなぜだと思う?

正直なところコーチが何を僕に求めて僕を使ってくれているかは全て把握できていないんですけど、コーチによく言われることはこの身長(195cm)で相手の1番、2番にディフェンスでついていけるところかなと思います。いくら上手くて凄い選手でも身長があるかないかでイニシアチブが違うと思うんで。ゾーンディフェンスなんかでも小さい選手がするポジションを僕ぐらいの身長の人間がすると、相手にはプレッシャーだと思うんですよね。だから出れているのかなと。後は、オフェンスのときに気をつけているのは、誰がシュートを決めるのかは関係なく、誰が決めてもエヴェッサの得点だからここで何をするのがベストなのか、ここで誰にパスをするのがベストなのか、常に最善の方法を考えてプレーしています。コーチには「自分の好きなようにやっていいよ」と、よく言われるんですが、常にそういった最善の方法を考えているところをかわれているのかなとも思います。

-ジェイソンが途中加入したり、前半戦までとは顔ぶれが変わってきたけど、今後プレーオフ、有明を目指す上でこのチームがどういう風になるのがベストだと思う?もしくは、どういう風になりたい?

さっきまでの話とは矛盾してしまうかもしれないですけど、コーチはこの選手はここが良いから使おうというのはあまりないと思うんですね。コーチが求めることに対して、今一番誰が出来るのかを考えて、ベストメンバーを選んでいるのだと思うんです。誰が出てもコーチが求めることを出来るようになっていれば、というより、コーチの求めることが出来るというのが最低ラインとすれば、それにプラスアルファできることがあると思うんですね。例えば、僕なら身長が高い、他の選手ならシュートが入るとか。コーチが求めることを全員ができるような準備をしておけばエヴェッサは負けないんじゃないですかね。そうなりたいですね、誰が出ても負けないチーム。そういうことが出来るチームだと思ってます。



editor's EYE出場機会に恵まれずともゲームに対するモチベーションを切らさず、常に”今”出来ることを考えるその姿勢は、飄々とした風貌で、どこかつかみどころのない勝又選手からは想像がつかない。ただ、それ故にここぞという場面で6th Manとして流れを変える役割を担えるのは彼しかいないのではとも思える。しかし、その影響はそれだけに留まらず、彼が好調であるが故にチーム内でのロースター争いが一層激しくなり、他の選手にも刺激となっている。
終盤に差し掛かり、好調な選手が増え、誰を使うか迷えるのはコーチ陣にとってはうれしい悲鳴ではないだろうか。

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