大阪エヴェッサ オフィシャルWEBサイト

＜代表挨拶＞
こちらに掲載してるで!→ http://www.evessa.com/info/aisatu.html

＜天日HC挨拶＞
今年も大阪エヴェッサのヘッドコーチを務めることになりました。今のところ、この7月1日から日本人だけで練習が始まっているのですが、メンバーが変わることになり、新しく3人加わりました。彼らがどんなパフォーマンスができるのかを今は見ているところで、去年よりもサイズがアップしているので、すごく楽しみにしています。おそらく外国人選手も少し変更があると思いますし、3連覇しましたが、毎年毎年違うチームだと考えているので、いいチームに仕上げたいと思います。

Q. 補強のポイントは？

天日HC：今シーズンはサイズアップしようと思っていました。とにかく小さい選手というよりは、最低190cm前後は欲しいと思っていました。呉屋選手は188cmありながらボールを早く運ぶ技術があるなと、富山でのプレー見ていて思いました。サイズが大きくてかつ、昨シーズンハルがやっていたような役割ができるのではないかと思います。昨シーズン、3ポイントの成功率が35％以上あるので相手がゾーンディフェンスを徹底してきた時も、対応できるのではないかと思います。マット・ロティックと再契約できれば、彼を2番シューティングガードとしても使えますし、そういったアドバンテージがでてくるのではないかと思っています。堀川選手は29歳。仲村選手が32歳なので、そこで世代交代ができればなと思います。彼はすごくいいシュートを打てる選手で、すごくジャンプする能力が高い選手です。ディフェンスのエンド（ディフェンス時）でも、リバウンドに参加できるシューターになれるのではないかと思います。早川選手は昨シーズンヒロ（佐藤 浩貴）がやってたような、まず練習で大きい選手にプレッシャーをかけるのと、彼は中距離の15-17フィートのシュートが打てるので、その部分ををより精度を高めて、短い時間でよい仕事ができるような選手になってくれればいいかなと思います。チームとしては引き続きリバウンドから走るとか、ディフェンスをアグレッシブにするとか、お客さんにとってエキサイティングな速いゲームを見せられるように考えてるので、新加入の3人にはそういったところで貢献してくれればと思います。

Q. 滋賀の新規参入についてお聞きします。チームが2チーム増え、そのうち1チームが近隣のチームとなり、開幕戦で戦うことになります。また、滋賀へは（エヴェッサから）2選手が移籍しました。そういったことについてお聞かせください。

天日HC：隣にチームができたとか、どこにチームがというのはあまり関係ありません。特に滋賀のコーチの（ロバート・）ピアスは僕がずっとコーチングについて質問したりしていた方なので、逆にゲームをするのがすごく楽しくなりそうだと思います。選手が滋賀に2人、石橋（晴行）選手と佐藤選手が行っていますが、すごくいいことだと思います。このリーグはプロなので、NBAを見ていただいてもお分かりになるように、毎年毎年トレードや移籍があり、一緒の形でずっと何年もやっていくようなチームは全くないわけで、選手がどんどん流動的に動いています。今度、滋賀が大阪に来る時は、石橋選手と佐藤選手を見に行くファンも多々いると思いますし、違うチームで頑張ってる今まで応援していた選手を見るのも楽しみなのではないでしょうか。そういった風にいろんな人の動きがあっていいのではないかと思うので、そういう意味では楽しみです 。

Q.4連覇への自信について

天日HC：先程も申し上げましたが、おそらくこのチームのメンバーは変わると思います。ですので、新しい選手が入ったときに、彼らが何ができるのかを見ながら、いろんなプレーを入れたりしてチームを作っていくわけです。数人は昨シーズンのコアだった選手が残ると思います。昨シーズンすごく良かったのはリン・ワシントン選手が怪我した時にいろんな選手がそこを埋められたということです。私たちコーチングスタッフとしては、誰か中心選手がいなくなった時に、去年マットが少し休んだこともありましたし、こういことをすればこういう結果が出るなとか、誰をそこに入れれば、こういうことが起きるといったようなアイデアを少し持てているので、その経験をうまく来年も使っていけたらと思います。そこがひとつのアドバンテージだと思います。

＜選手との一問一答＞

Q.新しく入られた3選手に質問します。昨シーズンまではエヴェッサを相手として戦っていましたが、外から見たエヴェッサの印象と、その中に入って自分が何ができるのかを教えてください。

呉屋 ： 外から見たエヴェッサは負けないチームだなという印象です。実際、初練習に参加してみて、練習に対する姿勢だとか、モチベーションの高さがありました。外から見ても中から見ても負けないための練習をしているという印象でした。

堀川 ： 外からみていると、とにかく強いという一言です。実際に練習に合流してみてフィジカルの面でもすごく劣っている部分もありましたし、練習への取り組みの姿勢に対して、僕のいたチームとは数段レベルが高いところだなと思いました。とりあえず、僕が大阪で今何ができるかまだこれから見つけていこう思いますが、ヘッドコーチやアシスタントコーチともよく話し合って、自分が貢献できる仕事というものを早く見つけて早く大阪に馴染みたいと思います。

早川 ： 僕は同じ西カンファレンスでプレーしていたのですが、試合終盤からの追い上げなり、引き離し方など、強さというものをすごく感じています。同じチームとして一緒にやってみて、今思うことは、こういったことをすれば、フィジカルの強さをつけられるんだなと感じています。そういものを自分も身につけていきたいと思っています。

Q. 逆に、仲村選手、今野選手、波多野選手がご覧になって新加入選手と一緒に練習して、刺激になっている部分を教えてください。

今野 ：前いた先輩たちとは全然プレースタイルが違うと思います。（練習に対する）姿勢もすごく高く、まだ始まったばかりですが、これからもいい刺激になってくると思います。

仲村 ：合流してまだ間もないので各選手のプレーがどのようなものなのかはまだ把握できていない状態です。これから新しい選手もステップアップしていくと思うので僕らも負けないように頑張っていきたい と思います。

波多野：まだ合流して間もないのですが、一緒に練習してみて、個人技等うまいなって思うところがたくさんありました。自分はウカウカしているとポジションを取られるのでないかと思っているし、チームにとってもすごくプラスになったのではないかと思います。