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選手インタビュー「しゃべりまくりのTALK KING!!｣キャプテン石橋晴行編

日本初のプロバスケットボールリーグ、bjリーグ開幕まであと70日。われらが大阪エヴェッサの練習もピークを迎えている模様。
そんななか、大阪エヴェッサを率いる石橋晴行キャプテン（通称：バシさん）にインタビューしてきました。
すてきな笑顔の中にも、プロとしての気迫を感じさせる話がたっぷり聞けました。
皆さんもバシさんのインタビュー読んで、70日後に迫るbjリーグ開幕の気分を盛り上げてくださいね。

Q：開幕まであと70日ですね？

そうですね、70日って聞くと時間があるように思いますが、現時点ではもうそれだけしかないのかっていう感じです。

Q：開幕までの準備はバッチリですか？

はい！今日もかなりハードな練習をこなしてきました。

Q：具体的にはどれくらいの練習量ですか？

3時間ほどのチーム練習とそれ以外にウエイトトレーニング、それに走ることですね。

Q：あたりに強くなるためにウエイトトレーニングはわかるんですが、走ることをさらに強化することの意味は何ですか？

天日ヘッドコーチの目指すプレースタイル＝大阪エヴェッサのめざすプレースタイルが【速い展開】なんです。そのためには選手の走りまわる量とスピードとが高いレベルで要求されるんです。そのための練習です。

Q：かなり激しい練習が続いているようですね？

エヴェッサのメンバーが揃っての練習が始まって3週間ですが、それまでに絞り込んで練習に臨んでいる選手でも5～6キロ体重減するほどですね。

Q：それだけきついと、めげませんか？（笑）

そこがキャプテンとしての腕の見せ所でもありますね。めげそうなときこそ盛り上げてますよ。
天日ヘッドコーチの目指す【速い展開】のスタイルを実現するために、今が勝負ですからね。
チームを一丸とするために意識的にコミュニケーションもとってますね。

Q：若い選手が多い分、バシさんの果たす役割が大切ですね？

そうですね。若い力のもつ可能性が楽しみです。それをどう引き出すかですね。

Q：JBLで活躍中の中堅選手はあまりbjリーグに参加してないようですね？

僕ぐらいから下のJBLで一番活躍している年代の選手が今回はbjリーグに参加していないんです。ただそのために、大卒の新しい力が多数bjリーグに参加できたということは事実です。

Q：年間でJBLに参加できる大卒の新人選手は10名以下と聞きましたが？

そうなんです。だから今まで、大学を出ちゃうと、プレーする場所が極端に狭くなっていたんですね。

Q：優秀な選手が活躍する場所が少ない？

少なかったですね。それが今回のプロリーグ結成で夢がドーンと広がった。そこに乗り込んできた若い力がどう化けるか、それも新リーグの見所の一つですね。

Q：大学を出て、プロスポーツ選手。それも日本で始めてのプロバスケットボールプレイヤーってエキサイティングですね。

当然ですが、選手達の意識はJBLの選手と同じかそれ以上です。それにプロとしての意識はこれからもどんどんあがっていきます。プロとしての自覚や誇りがやがてすばらしい選手達を育て上げますよ。

Q：やがては日本代表選手輩出も？

当然そうなりたいですし、そうならないといけませんよね、プロフェッショナルとして。

Q：プロフェッショナルリーグとして最高峰を目指すということですね？

そうですね。僕たちの闘う姿を見て、子供たちが自分もエヴェッサに入りたいって思われる存在になりたいですね。プロになりたいって思って欲しい。そのためには観戦に来てくれた一人一人を魅了するバスケットボールを展開したいです。

Q：その点ではNBAが参考になりますね？

すごいですよ、NBAは。ゲームの展開から会場のセッティングまで。とにかく観客を飽きさせない仕掛けがいっぱいです。ゲーム開始前から終了後まで観客を魅了し続けていますね。

Q：ゲーム以外でもすごい？

タイムアウトになっても、でっかい画面を使ったり、いろんなことをして観客も選手も一緒に盛り上がってますね。試合会場が一つのエンタテイメントなんですよ。

Q：企画が面白いんですね？bjリーグでも目指す方向は同じですか？

同じです。僕たちはプレーを見てもらって「なんぼ」ですが、試合観戦自体も当然魅力的な時間としたいですね。

Q：新潟は盛り上がってるそうですね？

新潟アルビレックスですね。一足早くプロ化して、今は練習試合にも長蛇の列ができてますからね。すごいですよ。

Q：大阪エヴェッサもそうなれる？

阪神タイガースみたいに（笑）。大阪は大阪の熱いファンがきっと応援してくれるって信じています。濃いファンでいっぱいのホームゲームを目指します。飽きさせませんよ。

Q,：そうなると地元大阪への貢献も重要ですね？

僕は東大阪出身で、アイシン時代に大阪を離れていたんですけど、離れると大阪の良さって身にしみますね。「人の良さ」って言うか、大好きなんですよ、大阪が。そんな大好きな大阪への貢献は僕たち大阪エヴェッサの大きな仕事でもあります。

Q：具体的にはどんな活動になりますか？

まず、子供達へのクリニックが中心となるでしょうね。僕も小学校時代にバスケットボールと出会いました。子供達が僕たちと出会うことで、バスケットボールがもっと好きになってくれたら嬉しいです。

Q：そして観戦に来てくれて、勝利の姿を見てさらに好きになってくれる（笑）

勝ちたいですね。特に開幕のヒートデビルズ戦は絶対負けたくない。

Q：シーズンでも勝ち続ける？

そうありたいですけど、40試合ありますから。浮き沈みがあるのは当然として、勝ち負けの波はできるだけ無くしたいですね。

Q：そして優勝を目指す？

当然やるからには、No．1を目指します。それがプロフェッショナルですから！

Q：最後にファンの皆さんやファン予備軍の皆さんにメッセージをお願いします。

はじめてのプロリーグで自分達は一生懸命コートの中でがんばります。それを見に来てもらってどう感じてもらうかが勝負だと思ってます。
とにかく、がんばるしかないんで是非皆さんで見に来てください！

すてきなキャプテン、バシさん。

本当に気軽にインタビューに答えてくれました。

食事ではジャンクフードは食べないとのこと。このあたりにも30歳を過ぎてバリバリの現役であるための秘訣が隠されているのかも。

身長173センチで、そのスピードを最大の武器とする大阪エヴェッサのキャプテン、バシさんが暴れまわる開幕戦（大分ヒートデビルズ戦）は、なみはやドームで11月5日（土）開催！

これはバスケットボールファンには見逃せない、歴史的な一戦になる予感。

みんなで、大阪エヴェッサを応援しよう！

インタビュアー：ヒロ☆カワシマ
大阪エヴェッサと阪神タイガースをこよなく愛するライターでありカメラマン。
学生時代は陸上競技選手として体育大学に進む。その後スキー教師、セミプロウインドサーファーとして活動。たくさんのマスター達から知恵を学び、「今をどう生きるか」を日々若者達に語りかけることを生業とする。

ETC | 2005年9月 6日 00:00

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